| 本日は残業をこなしつつもつつがなく仕事を終え、帰宅は0時前に。 
 深夜になりうっかりダークサイドに陥ってしまい、
 陰気な日記を書きつけてしまいそう。
 
 日記を読んでいる人からは、明るくてやさしい女性だと思われていたい。
 
 明るいということは、その光が強ければ強いほど影も濃くなる。
 
 わたしが発光体ならばずっと明るく照らし続けられるけれど、
 ざんねんながらそうではないみたい。
 そんなことも知ってほしい、とわざわざ言葉にするのはすこし重苦しいけど。
 
 なにごともなく一日を始めて、なにごとなく終える。
 
 それだけでまあ、良しとしておこうかな。
 
 なんてことを、お財布から500円と100円玉を出して
 チャリチャリと貯金箱に入れながら考えていた。
 
 お金も稼いだ。貯金もした。
 今日も生き延びた。オッケーでしょ。
 
 
 きもちわるいと定評のある貯金箱の群れ
 
  |