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○|○|日記館

夢でおならを踏むような噺
…とは程遠い、生活感あふるる自分語り

 
2014-07-06

そして猫を飼う

カテゴリー: 日記
おととし猫を亡くしてから、もう動物は飼わないとおもっていた。最期のお別れをもう経験したくないこと含めて、責任の一切を負わなければいけない存在がない暮らしとはいかに気楽か知ってしまったから。

それがどうしてこうなった。


もちろんそれなりに経験でわかっているつもりだけれど、わたしの情報はもう昭和のものなので改めて学ぶつもりで区で開催された猫の飼い方教室に行ってみた。だいたいはもう知ってることに終始したのだけど、なるほどとおもったことがひとつ。「群れを作らない猫が唯一認識しているのは親子関係のみ」と聞いたこと。わたしはこれまでもペットに対して自分を母と位置づけて擬似家族のようにふるまうことになにか違和を感じていたのだけれど、猫の親子がどういうものか知っているからか、あきらかに違うのがわかる。

先に飼っていた猫はわたしが高校生のときに生まれ、わたしよりも早く成熟していつしかなんとなく女同士で同居しているという感じだったし、最期はおばさんとおばあちゃんの関係だった。どうも彼女に自分をママと呼ばせようという気にならなかったんだよな。

新しい猫は手のひらサイズだったのが一日ごとに身体もでかくなってる気がするし、知恵もついてきてるとおもう。昨日は階段を降りれなくてミャオミャオいってたのが次の瞬間にはもう転がり降りてるし、二階から一階へ下りないようにとトイレットペーパー12ロールパックを重ねて作った簡易バリケードは一日で突破された。大変だしいとおしい、確かに子を眺める親のような情の入り方になってくることは理解できるのだが。