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○|○|日記館

夢でおならを踏むような噺
…とは程遠い、生活感あふるる自分語り

 
2013-06-07

八丈島ステマ日記

カテゴリー: 日記
同居人宛に荷物が届きました。

中身はこれです。じゃーん。


ダンボールいっぱいの

じゃがいも。

奥に写っているのは島の塩。
これ、すごいおいしいです。












いつも島でいっしょにバカンスをたのしむ同居人ですが、
昨年、ちょっと趣味と仕事を兼ねて島のお店にご協力いただき、
そこのマスターからの贈り物でした。


同居人の件で少しのご縁ができましたが、
ただ旅先で出会っただけの観光客なのに……。

なのに、島ではこういうことがよくあります。


夜、飲みに行くときは当然タクシーを利用するのですが、
ちょうど宿から歩いて数分のとこにタクシー会社があるので
電話で呼ぶまでもないねってことで直接行ったら、

「いま車回すから、それまでこっち座ってスイカでも食べてなよ」

なんて。それが、おととしのこと。

そして昨年、おなじ会社のタクシーに乗ったときです。

「そんなわけで去年、スイカごちそうになったんですよ~。もう贔屓にさせてもらいますよ○○タクシーさん!」

なんてお話し(太鼓持ち?)してたら、運転手さんが

「そんなこと言われたら今年もまたあげなきゃなあ」

だって。もちろん、そんな図々しいことを望んだわけではないのです。
おもいっきり遠慮したのだけれど、

「△△さん(我々の常宿)でしょ? あとで持ってくよ!」

といってわたしたちを降ろして去ってゆきました。
それから数十分としない後……

先の運転手さんとはちがう、若い方が宿を訪ねて来ました。

「○○タクシーですが、これ持って来ました!」

といって、手に持っていたのはおっきなスイカ!
そして……

立派なキンメダイ!? まるごと一匹!!

スイカ持ってきてくれるっていうのも半信半疑だったのに、
まさかさらにそんな豪華なおまけがついてくるとは。
一同、おもわず驚きと歓喜の声があがる。

さらにその日は島の友人からオナガダイの差し入れもあり、
宿のお父さんは養殖しているヤマメを捕ってきてくれて。
キンメは魚屋さんできれいにおろしてもらって豪勢にしゃぶしゃぶ。
そしてお庭ではBBQという、なんともラグジュアリーな夜を過ごしたのでした。

他にも、たった一夜の盆踊りの日。
浴衣姿が粋なおじいちゃんが、いきなり袂からじゃらじゃらと小銭を出し

「これで好きなもん買え!」

と言われた! といって友人が困り笑いでやってきた。

島に友人がいる、というのもひとつの頼もしさでもありますが、
その日は打ち上げにまで参加させてもらいました。
そして先ほどの粋なおじいちゃん、

「じゃあ明日、浜遊びするから昼に来い!」

行ってみると、これまたすごいBBQやお鍋のご用意が。
お鍋のなかには浜でとれた貝やら魚やらがどっさりはいった汁物。

網の上で焼きたてのトコブシやトウモロコシが次々と運ばれてくる。
島の友人いわく、島でもこんなにトコブシを食べられるのは珍しいって。

じいちゃんは、さっき捕ったばかりだという魚をその場で捌いてる。
そして薬味と酢味噌でザザッと和えて、まな板のまま

「ほれ、食え!」

こんな光景、テレビの旅番組でしか見たことないよ!!


エピソードはまだまだたくさんあるのですが、長くなるのでこのへんに。


八丈島はもともと流刑地だったので、外から来た人に親切だと聞きます。
数十年前と比べて寂れたものの、観光産業の地でもあります。
すこしシャイなところもあるけれど、サービス精神がすごいです。
一期一会のおもてなし、ということでもあるのかもしれませんが、


わたしら今年も行きますよーーっ!!

一期一会じゃ終わらせない!!