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○|○|日記館

夢でおならを踏むような噺
…とは程遠い、生活感あふるる自分語り

 
2013-05-04

かわいいひと

カテゴリー: 日記
だいたいはひとがなにをしていてもかまわないほうなんだけれど、わたしはけっこうなやきもち焼きではある。

かといってずっとどこまでも自分だけをみてなきゃ殺す、などと情念とバイオレンスでできているわけではなくて、やきもちやきをプレイとして楽しんでるとこがあるんだろうな、とおもいます。

泥沼の恋愛にはまって阿部定ばりの情念深さを出してしまったこともありましたが、そういうのはもう疲れちゃいました。

おつきあいの在り方によって変わってくるのでしょうが、メールも電話も基本、用事がないとしないしね。

アメリカンな方々が臆面もなくパートナーを褒めちぎるのをみて、うらやましいなとおもったりします。うちのワイフのチェリーパイは最高さ。ファーストレディにゃ作れない味だぜ、なんてね。

だから落語なんか聴いてると、あー男むかつく!とかおもうことがあるわけです。多々。

たとえば「替り目」、これは五代目志ん生師の改作なのですか?おかみさんを買い物に出したあとに、いないとおもって夫は好き勝手にいろいろ感謝を述べますが、そんなふうにおもってんなら直接言いなさいよ!あとおでんぐらい自分で買いに行きなさいよ!って。

そんなわたしが、あこがれというか、かわいいなとおもうのが「夢の酒」に出てくるおかみさんです。若旦那がうたたねのなかでみたちょっと艶っぽい夢に嫉妬して大旦那を巻き込んで大騒ぎ。

そーゆー夢を見るってことはそーゆー願望があるってことなんですよ!
おとうさま、夢のなかの女に二度と若旦那に手を出さぬよう言ってきてくださいまし!

なんて、なかなか言えないですものね。
めんどくさい女ではあるんでしょうけど、それくらいストレートな愛情表現をしてみたいなっておもってます。