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○|○|日記館

夢でおならを踏むような噺
…とは程遠い、生活感あふるる自分語り

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2013-10-31

世界一周してきました

カテゴリー: 日記
エジプト


もちろん嘘だけど。
女ばかり7人でぞろぞろと、鬼怒川温泉バス旅行してきた。そんで子どものころCMを見てからずっと行きたかった東武ワールドスクエア。しょぼいしょぼいと噂に聞いていたけれど、すっごいたのしかった。ここへきて心が動かず、しょぼいなどとケチをつける人間はただおのれが愚鈍なだけであることに気づいたほうがいいとおもう。

送迎バスのなかで、ガイドさんが「ワールドスクエアで“おおまかな世界一周”をお楽しみください」って言ってたのがすごい的確にヒットした。


一目惚れした彼。ちょっとお固くてわたしとは正反対だけど、そこも魅力。

たぶん役人だし。プロポーズしたら無視された。


温泉入って大量に飲酒して、なんかもう近年ないってくらい大はしゃぎして記憶と人間の尊厳を失った。朝起きて、きのうsちゃん(本名)泣いてたよっていわれてびっくりした。ほかにもいろいろやらかしたらしいけどここには書けない。わたし酔っ払って記憶なくす人って大半は免罪符にするための嘘だとおもってたんだけど、もうそんなこと言えない。


東京に戻って解散、夜にも予定があったのでそれまでちょっとともだちの用事についていったりして時間をつぶす。というより、ともだちの用事というののすぐ近くにおいしいものがあるので食べに行った。

しいたけそば


肉厚のしいたけが惜しみなく入ったあんかけに極細中華麺が絡んで夢に見るほどおいしい。お昼ごはん食べて帰りのバスで寝てただけだからおなかなんて減ってるわけがないけど、これなら食べたいし余裕で食べられる。カロリー?なにそれ。


そして食後は下町のほうへ行ったんだけれど、それでもちょっと早めについたので戯れに数年ぶりのパチンコ屋へ入ったらまさかの確変。と同時に友人から到着のメールが。こういうことってよくあるらしいと聞いてはいたけどまさか自分の身にふりかかるとは思わなんだ。とりあえず確変落ち着くまで待ってもらって、時短は隣のおばさんに譲って店を出た。1円パチンコでよかった。4円だったらわたし、約束を直前で反故にしてギャンブルに耽るダメなひとになるところだった。

しかし心底びっくりしたんだけど、いまのパチンコ屋がそうなったのかその店がそうなのか、交換所の場所を教えてくれない!店員にたずねたら、うちではわからないんですよ~、とか、お客さま同士でうまくやっていただければ…とか。なんとかひとの良さそうな青年に声をかけて丁寧に教えてもらえたんだけれど、これってよっぽどトラブルとか犯罪の元じゃないかなあとおもった。こういうただ都合の悪いものに蓋をするだけの対策ってぜんぜん好きじゃない。


そして無事に友人と合流。それもミラクルだった。土地勘のまったくない場所で、おまけにふたりとも方向音痴で説明下手、なのに携帯で話しながらここどこだろうって目印を探しながら歩いていたら、角を曲がってばったり。わーわー言ってしまった。


いい感じのお店を探していたら、飲み屋の入口にかわいこちゃんがいたので釣られて入ってカウンターで一杯。

ところがかわいこちゃんはかわいいだけじゃなくって福猫だった。


落語の話をしてたらママさんが「あら、お好きなの?それじゃあ…」といって国立演芸場の招待券をくれたんだ!やったー!

お通しもおいしかったし値段も良心的でママもすてき。このネコちゃんは野良猫なんだけど、もう18年も毎日のようにふらっと出勤してくるらしい。やはりわたしのようにつられて入ってくる客がいるそうで、まさに招き猫だねーなんて話して終電でお店をあとにする。


旅行からのテンションが落ち切らないところにこんなラッキー続きで興奮冷めやらない我々は地元に戻ってスナックをもう一軒はしごして帰宅。


ルー・リードが死んだけど、まさにJust a perfect day!


しかし翌日は仕事行くのにことごとく目の前で電車に行かれて、ボーッとしてたら隣の駅まで乗っちゃうしで遅刻した。わたしはもう一生分の運を使い果たしたのかもしれない。身体もずっとむくみっぱなしだ。
2013-10-26

ジュースおいしい

カテゴリー: 日記
ココナッツジュース好きです。アジア食材の店とか行かない限りあんまり売ってないし、飲めないと死ぬとかそれほど情熱的には求めてないからタイ料理屋でチェイサーの代わりにたまに飲む程度なんだけど。

で、いつ頃からか知りませんけどセレブ愛飲のデトックス飲料水として注目を浴びてんのね。成城石井に売ってたから買ってみたらおいしかったのでリピートするついでに調べたらそういう記事がいっぱいでてきた。わたしが気に入って飲んでるのはマドンナ愛飲だって。なんか恥ずかしい。

言われてみるとたしかにいろんな種類があって、ココナッツジュースていうとあの、わかるひとはわかるとおもうけどあのタイのそっけないデザインの缶(他にもライチとかあるやつ)ていうイメージしかなかったからちょっとびっくりしている。しかしセレブ愛飲のやつはさすがちょっとお高い。


きのう2ちゃんねるのまとめ見てたら話題にあがってたブロッコリーが食べたくなったので茹でてっていうかレンジにかけて食べた。あとれんこん焼いたり豚バラを一年ものの塩麹で揉んで焼いたり。それとセレブ愛飲(しつこい)のデトックス飲料をプラスするとか、やだもうこれ超わかりやすい一過性ヘルシーおばさん。

とつぜん米小麦に飽きて野菜が食べたくなる現象はままあることだが、いまはまず、想定の範囲内とはいえ夏から4キロ太ったことを心の底で気にしているせいだろう。冬服が微妙にきつい。でも去年はもっと太っていたので気のせいではあるんだけど、これも罪悪感からそう感じるのだとおもう。

ちなみに夏に買った服はあたりまえだがのきなみ着心地が変わった。もう来年まで着ないので気づかなかったことにした。
2013-10-17

せつない片思いあなたは気づかない

カテゴリー: 日記
職場の近くにあたらしくできた本屋で、欲しい本を探してみたがなかった。
それっぽいコーナーすら見当たらなかったので、場所ごと見落としているのかなとおもってレジに聞こうと近寄ったとき、なんとわたしが10代のころバイト先で片思いしていた男性が働いていたのを発見してしまった。
あわてて離れたが、あらためて帽子を目深にかぶり少しだけ近づいて名札を確認。間違いない。超びっくりした。
しかし片思いといっても決してその思い出は甘酸っぱいとかほろ苦いなんてものではなく、苦々しいものでしかないため無言でその場を去った。

しかし先日は飲み屋街でこれまた数年前にちょっと好きだった人とばったり会ったし、なにこれはいよいよ近づいているのか。死期が。
それはそれで、こうして思い起こしながら死んでいくのも悪くないけど絶対に会いたくないっていうかそいつこそ生きてなきゃいいけどなっていうやつも数人いる。
2013-10-12

1010鈴本演芸場夜席

カテゴリー: 日記
入船亭ゆう京 弥次郎
入船亭小辰 真田小僧
林家正楽 小三治師匠・茶の湯・お見立て
入船亭扇遊 道灌
柳家はん治 粗忽長屋
柳家小菊 粋曲
柳亭小燕枝 小言幸兵衛
ロケット団
隅田川馬石 抜け雀
お仲入り
ダーク広和 奇術(伊藤夢葉代演)
柳家小三治 野ざらし


上席楽日。通路側の席にかばんを置いて、自販機に行くついでに前の方の席を見て戻ってきたらおっさんにかばんどかされて座られてた。
こういうとき指摘できる人間にもなりたいけど、マナー違反を指摘すべきなのか自分が不快な思いをさせられたことを伝えるべきなのかよくわからない。わたしが不快であるということなどすでに承知のうえで、どうなろうとかまわないという思いからこうした行いに至るのだろうから伝えたところで意味がない気もする。そしてマナーという点では、ひとりで4つも5つも荷物を置いて席取りしているわけでなく、自分の分の席を確保していただけなのでそれをどかすというのはわたしのなかではありえないことなのだが、おっさんにとってはそうでないのかもしれない。
とか考えてたら仲入りでおっさんが荷物置いて席を立ったので、こいつ席確保の概念あんじゃねえかよとますます腹が立って置いてある荷物ぜんぶどかして(本当は捨ててやりたい)やろうかとかおもったけど小心者なので妄想に終わった。

こういうときあいつ死ねばいいのにとか言うような人間にはなりたくないけど、あのおっさんに帰り道なんか軽く災いが降りかかりますように、とはおもった。


小三治は野ざらしで通常のトリよりも時間ちょっと短めに切り上げてしまったけど、ずっと待ちわびていたのでよかった。
小三治が体調不良であることに加えて前日に古今亭志ん馬の訃報を知ったこともあり、間に合ってよかったという気持ちが強まってしまった。あんまりいいことじゃない気がする。
死んでしまった名人よりも、今やこれからという人をしっかり聞きたいと思うのだけれど、やっぱり圓生や馬生なんかを聞いているとこの時代にそこにいた人をうらやましくおもうし、せめて思春期あたりから目覚めていれば志ん朝や小さんには間に合ったのにと悔しくおもってしまう。それはとても意味のないことだとわかっているのに、一生かけても聞ききれないであろう底のなさで途方に暮れる。


終わって一時帰宅、ちょっと寝て夜中に起きて、朝4時に仕事を終える友人と遊ぶために新宿へ。ひたすら飲んで気づいたら夕方だった。帰宅して泥のように寝腐り、何度か起きては飲み過ぎからくる筋肉痛と吐き気にのたうって現在に至る。


ライターを忘れたため、予備にと常に持ち歩いていたものをさらに店に置き忘れてしまったようだった。あわてて電話をしてみたが、店にはないとのこと。100円ライターなどは捨ててしまうと聞いてあきらめる。
じつは父親が死ぬひと月ほど前にわたしにくれたものだった。パチンコ屋のライターだったが、おまえこんなの嫌だろーといって病院のベッドの上でラベルを剥がしてから渡された。わたしも嫌いというわけではないが、いろいろなものをさしおいてギャンブルに興じる父親をしばしばなじったことがあるからだろう。
とはいえ、元気だったころは相手が嫌がるだろうといって気遣いをみせるような人間ではなかったので、ああ弱っているのだなあと思いながらライターを受け取った。

そういったいきさつでなんとなく形見のようにしていたのだが、なくしてしまったのだから仕方がない。そんな大切なものなら使わずにしまっておいたらよかったのに、と友人には言われたが、道具は使わなければ意味がない。まして100円ライター、使って使って使いきる前になくしてしまう。なくしたことにすら気づかない程度の存在でいいとおもっている。だけれど、ちょっとさびしい。
2013-10-04

ポンタかわいい

カテゴリー: 日記
・鈴本の夜が小三治なので行く気でいたのだけれど、どうも電車乗りたくない病が発症してやめた。寄席の近くに住みたいなあ。自転車乗るのもめんどくさいので歩いていけるとこ。上野と浅草の中間ぐらいかなあでも浅草そんな行かないから池袋に絞るか、とか、いまのところぜんぜん現実味のない計画をたてる。完全に東京飽きたとおもっていたけれど、娯楽という点に関してはやっぱり最高なんだよな。

・ツイッターみてたら寄席の客のマナーにすごい激しく悪態ついてる人がいてドン引き。始まったらかわら版みるなチラシ見るなスマホ見るなファスナー上げるなって。でもメモとるなって言わないところが怪しいな。寄席文化なんて知らねえけどもっと気楽でいいじゃないのっておもう。浅草なんかは観光や招待の団体客でガサガサうっさいけど、そんくらいでいいやとおもえてきた。わたしなんかはあの時間ずっとおとなしく座ってられずにゴソゴソ動くからすげえ嫌がられてるだろうな。

・ポンタカードのポンタがかわいくてしかたがない。アプリ入れたりゲームやったりしてポンタのかわいい姿を眺めてはもうかわいくてしかたがなくて、アプリをすすめるにあたって有利になるらしいのでローソン100とかで無駄に買い物しててもうどうしようもない。キャラクターがすきなおばさんが痛々しいという定説は知っているけれどそんなの怖くない。
2013-10-03

1001池袋演芸場昼席

カテゴリー: 日記
柳家さん坊 牛ほめ
柳家小んぶ 持参金
まさみ・とんぼ 漫才
柳亭左龍 初天神
古今亭菊之丞 親子酒
のだゆき 音楽パフォーマンス
三遊亭歌武蔵 無精床
橘家圓太郎 目黒のさんま
マギー隆司 奇術
柳家喜多八 あくび指南
 仲入り
柳家喬之助 引っ越しの夢
柳亭市馬 雑俳
三増紋之助 曲独楽
柳家喬太郎 ハンバーグができるまで


落語協会のメルマガで喬太郎が、今席は客がその後の予定を爽やかにできるように、いつもの気持ち悪い話は封印するといっていたのでどうなるんだろうとおもってたらマクラで商店街がどうのと言い出したのであー「ハンでき」かあ、みたいな。きもちわるい客。しかしこの話がさわやかな話枠に入っている意味がわからないよ。図抜けてきもちわるい話だとおもうんだけど。

喬太郎だけしか聞きたくない友人二名。だいたい終わるといつも寄席芸人の卑屈さに怒ってるからそしたら独演会に行くしかないだろうなあとおもってるんだけど、今回はあれを平気で聞いているおまえはなんなんだ的なとばっちりを受ける。えーそんなこといわれてもー。

わたしは今となってはべつに多くはなんともおもわないから困っちゃうんだよなあ。でもたしかに、もともと落語に興味がなかったし敬遠してたのってやっぱ客選ぶみたいなところやファンから選民意識みたいのを感じてたからだしな。落語じゃなくても目当ての人以外に興味のないライブなんかに行ってどうでもいいバンドが妙に馴れ馴れしいとか「あんたらこんな平日によくこんなとこ来ますねヒマなんですね」的なことをいうことがたまにあるけどあれもムカつくからな。

しかしいろいろ考えるとなんで寄席なんか通ってんのかなとはおもうよ。なんとなくいま自分のなかでブームってだけだとおもうけど。


そんなあれで、なつかしのタイガー&ドラゴンを観ています。放映当時も観てたはずなんだけど、内容がぜんぜんあたまに入ってなかった。クドカンとか松尾スズキの笑いってあざとくていやなのに結局笑わされてるっていう悔しさがあるよ。あまちゃんは一回もみたことない。
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