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○|○|日記館

夢でおならを踏むような噺
…とは程遠い、生活感あふるる自分語り

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2014-04-02

これっくらーいのっ♪おべんとばっこに♪

カテゴリー: 日記
おっにぎーりおっにぎり、は詰めずにサンドイッチ。


どうでもいいけど子どもがよろこぶおかずがひとつも入ってないよねあの歌。刻みしょうがにごま塩、れんこんごぼうしいたけ、ふきって。あんな地味な弁当持たされたらへこむ。

同居の女3人でお寺の公園まで散歩してお花見。
おべんとばこじゃなくジップロックコンテナ。わーアメリカ人みたい。

「長屋の花見」というこの時期の古典落語がある。ある朝、貧乏長屋の大家が店子を呼びつけると、景気づけに花見に行こうとの誘い。店賃の催促だとばかりおもっていた一同が大喜びしたのも束の間、なにせ貧乏なので玉子焼きの代わりにたくあん、かまぼこの代わりに大根の香香をお重に詰めて、毛氈と称したむしろを敷いて一升瓶に入れた番茶で酔っ払えと無茶を言う。やけくその住人たち「大家さん今年はこの長屋に良いことがありそうですよ、酒柱が立ってます」みたいなお話。

これを以前、自分主催の落語会でやっていただいたときにこの花見弁当を出したらわりとウケたのだけれど今回さすがにそういうわけにいかない。事前に同行者の好きな具をリサーチしておいた。けどやっぱ好みあるよね。耳は落とすか、きゅうりを入れるか否か、はたしてたまねぎは、とか細かいところだけど重要だとおもう。とくにわたしはサブウェイでも野菜とピクルス大量派なので、苦手な人の気持ちを察することができないということもあり。

おかげでなんとか好評。
食べられる花は食べられるのにみんなが残した。

ぽかぽかしていい陽気だったな。今日が休みだったおれは勝ち組。

帰宅して、同居のひとりがiPhoneを水没させたのでわたしの昔のを貸すことにしたのだけど、メールやら写真やらデータを消そうとしていろいろ開いてしまい、しあわせだったころの思い出がわんさと出てきてもうたまらず初期化してやった。チッ。

四月ばかも終わりに近づいたころ、同居人が「あっ、今日うそついてないや!」というので、え?今日話してたことほとんどうそだよ?と盛大にうそをつく。うそをつかなかったという同居人の発言がそもそもうそかもしれない。誰をも信じがたくなりつつ35歳目前の春。
2014-04-01

きのめどき

カテゴリー: 日記
春が好きだ。夜、外にでると予告もなく生ぬるい空気がねっとりとまとわりついてきて、身体の奥からざわざわと虫が這い出てくるような感覚のなか見上げると闇の中に桜がぼうっと灯のように浮かび上がっている。桜の散り際は無残でみっともない。ひとひらひとひら雪のようにふるうちはまだいい。道路を隙間なく埋め尽くしくちゃくちゃに踏みしめられて茶色く腐ってゆく。あんなに待ち焦がれたのが嘘みたいに、誰も見向きもしなくなるしね。時折り風が吹けば、興味を失われてもなおこっちを見てとでもいいたげに足元にからみついてくる汚らしい花びら。そもそもどれだけ咲き誇っても、じつは誰も花なんか見ちゃいない。すぐに飽きられるただのにぎやかしだってこととっくに気づいてるだろ。椿のようにいさぎよく首ごと落ちてしまえれば、もしかして誰かが拾って窓辺に飾ってくれるかもしれなかったね。なんてことを考える葉桜の頃には、わたしのあたまは夏の準備をしている。わたしは春が好き。でもいちばんは夏が好きで、つまり秋と冬が嫌い。そんなわたしは春生まれ。

明日は同居人らでお花見。サンドイッチの具はツナとたまごとコンビーフ。たまねぎの辛味が抜けてないうちに思い立って(塩気で辛味抜けるんじゃね的な)コンビーフと混ぜちまったが明日にはどうなってるか。だめならマイクロ波の刑。あとは新生姜の千切りを豚バラで巻いて照り焼きに。エディブルフラワーが半額になってたので勢いで買っちゃったけど、わたしにはそれを操れるセンスが到底ないので弁当箱のなかにバラバラ散らすだけにしようそうしよう。たくあんと大根じゃないだけありがたく思ってもらおう。だいたいサンドイッチが入る弁当箱なんてうちにあったか否か。

たばこをカートン買いしてしまった。初めてというわけではないけど、値上がり前のまとめ買いというのは初めてだった。なんかかっこわるい気がしてさ。しかもまとめ買いすると常にストックが手元にあるゆえ安心して吸い続けるので減りが早い気がする。で、たぶん10年以上ぶりのカートン買いだったんだけどやっぱり愚かしい気分になった。やっぱたったの10個が4000円越えとか、ああー…ってなる。まだやめませんけど。
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