| 鈴本演芸場夜席! 
 ともだちが仕事終えたら覗こうかなとか言ってたんだけど、トリしか見れない感じならあんまりおすすめしないなー、とやりとしながら上野御徒町へ。気づけばおなじ路線でいつも通っていた元恋人の家方面のホームに立ってた。慣れってこわい。せつない。
 
 ズドンと落ち込むとこだけど、これから市馬と文左衛門、アサダ二世からの喬太郎だとおもうとあんまり沈まなかった。そう考えると、わたしをこっち側へ引き込んでくれた彼に感謝だ。
 
 
 
 で、今日はこれ。喬太郎の宣材写真?
 
  この隠し方は人妻店に多い撮り方。安定のきもちわるさ。
 
 
 
 はじめて聴いた噺もおおいからおさらいしないと。
 インターネットすごいや。便利。
 
 柳家圭花「道灌」
 開口一番。聞きやすかったけどかみしもの首の振り方が大きくて気になった。
 
 翁家和楽社中
 ミスってたのはじめてみたけどあれもネタなのかなー。
 
 春風亭一蔵「芝居の喧嘩」
 初めて聴いた。嫌いじゃない感じ。
 
 柳家さん生「藪医者」
 葛根湯医者のくだり、わたしが行くと必ず抗うつ剤を出そうとして断っての攻防戦を繰り返している医者を思い出した。
 
 柳亭市馬「高砂や」
 いい声。
 
 三遊亭白鳥「シンデレラ伝説」
 ダジャレのセンスが友人とそっくりでおなかいっぱい。交互出演で百栄がよかったけど行ける日がない。ここからたい平除いて下ネタラッシュが始まる。
 
 林家たい平「長短」
 内輪受けの小咄を挟みながらの、初めて聴くような長短。浅草でやればもっと大ウケなんだろうな。
 
 お仲入り
 素早くトイレに行って喫煙所に直行したら前述の友人がいた! 「来ちゃった」だって。
 浪曲・講談に興味津々の子なので、今日の一蔵と市馬を聴かせたかった。
 
 
 ロケット団
 このひとたちのゴシップネタが毎度ほんと不快。なのでいつも外でたばこ吸ってる。今日はともだちが「さあ聴くぞ!」と意気込んでいたので抗えず。でも途中で文左衛門乱入。
 
 橘家文左衛門「ちりとてちん」
 扇辰との交互出演で悩んだ末こっち。でも扇辰さんも聴きたい。
 本人いわくバンドの練習で声がガラガラ。三k辰文舎、聴きたいなー。
 そういえば先日の越谷の喬太郎もちりとてちんだった。そんな季節よねー。
 
 アサダ二世
 時間がおしててサッとやってサッと退場。見事なヒザ代わり!大好き!
 
 柳家喬太郎「宮戸川・通し」
 まくら短め、ドタバタしない静かな喬太郎。
 R-18企画ということで、前半・半七とお花が結ばれるまではくすぐりありのライトエロ、後半・亀の独白はエログロ。鳴り物も入る喬太郎は初めて聴いた! 喬太郎演じる、常軌を逸する狭間の人にはやっぱりちょっとゾッとさせられる。
 例によって登場人物全員風邪バージョン。夏風邪流行ってんだなー。
 しかし、そうでなくてもわりといつも咳払いが多いので、おなじスモーカーながら禁煙したらどうかな…とおもう。
 
 
 終演後、ちりとてちんのおかげで鯛のお刺身で日本酒をやりたくなったのに入ったお店に鯛がなかった。寄席初体験の彼女と演芸話に花が咲く。そこでやめておけばよいもの、BGMが微妙にくすぐってくる感じで懐メロ魂に火が着いて馬場のスナックへ!
 
 
 そんでさきほど帰宅。明日の仕事がえらいこと忙しいのはもうわかってるけど朝まで飲んじゃった。
 えへ。
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