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○|○|日記館

夢でおならを踏むような噺
…とは程遠い、生活感あふるる自分語り

 
2013-07-30

買えるものはマスターカードで

カテゴリー: 日記
そういえば年末に脱毛サロンおためし2回コースに行って、その後もう一回に行ってないのを思い出した。夏の旅行前にヒザ下だけでも、とおもって年末にしたのに結局出発の二週間前に、「脱毛後二週間は日焼け厳禁」というのを思い出してバタバタするという。自分の性格を知っていると意外性などかけらもないけれど。

じゃあついでに旅行の買い物もしようとおもって街へ出た。

施術が終わり近隣で洋服など眺めたが、いちいち「こちらはストラップちゃんが~」「このワンピースちゃんも~」と言う店員の接客にひるんで退散。スポーツ用品店でサーフパンツを見るもデザインと予算の兼ね合いで気に入ったものがなくアマゾンで買えばいいやと退散。

買い物しようと出てきて手ぶらのまま二時間、次に行ったのはコンタクトのアイシティ。あの駅前でいぶかしいほどやたらビラ配りしてるあの店に自分が行く日がきた、ということに少々緊張した。

めがね男子という生き物には偏愛的に執着があるのだけれど、自分でかけるのは邪魔なので好きではない(歪んでいる)。

さいわい、遠くの字を正確に読まなくては死ぬ、などの局面に立たされたことはいまのところないので、映画だ芝居だごくたまに運転だのするときにだけめがねをかけるようにしていてとくに不便はなかったが、ある日かばんのなかで好き勝手にバラバラになってからそれもしなくなった。

ちかごろは寄席に行くようになり、鈴本や浅草の後ろの方になるとちょっと見えづらくてストレスを感じていたので、海に行くのを機にコンタクトレンズというものを作ってみようかとおもったのだ。

が、両目1.5っていわれた。え?まじで?昔0.4とかいわれたんだけど。
遠くのものが見えづらいのは眼精疲労のせいだって。

なんか無性に恥ずかしくて、いやあのわたしこんなはずじゃないんです、みたいな表情を隠せなかった。検眼担当の青年も苦笑いして、「カラーコンタクトとか、そういったものを入れたいのであれば、問題はないですよ。にしても、度を入れる必要はないですね」とか言って。

しかしいまわたしが見ている世界が視力1.5の世界だとはどうも信じられない。こんなに輪郭がぼやけているのに?なんかもう、自分と他人は目に見えているものが違うんじゃないか、とかそういう思春期みたいなことまで考えが及んでしまう。


【欲しかったもの】
マキシワンピ
Tシャツ
サーフパンツ
コンタクトレンズ

【買ったもの】
事前処理の甘さが散見され、T字カミソリをサロンで購入:1260円
視力検査代:1980円
精神的肉体的疲労・虚しさ:priceless

お金で買えない価値がある――


ないよ。ばかばかしい。

そんでごはん食べて帰ろうとしたら雨。洗濯物、よりによって布団が干しっぱなしなのに。人間、間の悪さがここまでくると帰宅直後に雨が止むってところまでがお約束。