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○|○|日記館

夢でおならを踏むような噺
…とは程遠い、生活感あふるる自分語り

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2013-07-20

しごとのぐち

カテゴリー: 日記
新人がいなくなってしまった。メール一通で、そのまま返答なし。

先日、出勤したら上司がネコのケンカのように毛を逆立てて飛び出してきて、「だめだあの子!」というので何事かとおもったが、事情を聴きつつなんとなく察知してわたしも仕事に入る。その間かなり厳しく注意がいったらしく、上司からフォローよろしくと回ってきたのでふたりでちょっと話した。

おそらくほぼ感覚で仕事をこなしてきた上司には、伝えきれないもどかしさもあるのだろうなとおもっていた。わたしは彼女とおなじようにどちらかというと頭で先に考えこんでしまうほうなので、とっさの判断が必要なときに身体が動かなくなってしまう気持ちはよくわかる。目を配る部分、対処法などあくまでわたしの経験上、という前置きで教える。

ただ彼女は、話してもすぐにメモを取るだけで終わりになってしまうことが多々あった。頭で理解したことを実践で応用するのを苦手としている様子は把握しており、これもそうなったらまずいなあとおもったので了承を得て研修期間のようにいっしょについてもらった。実践を見せるのはより技術の高い上司であるほうが良いことはもちろんなのだけれど、それによってお互いピリピリしてしまう可能性があるためだ。

ここまではよかった。と思い込んでいた。わたしもわれながら見事なフォローだとおもったけど、それは過信だったんだろう。彼女はその日のうちに再びとんでもない失敗をやらかし、わたしもかばいきれず上司は大激怒、結局それから出勤しなくなってしまったのだから。

彼女に教えながら自分が冷静でいられないことに上司はすごくへこんでいたし、彼女もまた精神的に追い詰められる悪循環になってしまうことを懸念して、こうなったら彼女をわたしに任せてもらえまいか、と覚悟して仕事に行ったらそれを聞かされたので、なんだかショックと脱力の一日だった。

しかしそんな状態になっても、わたしに夏休みを削ってくれという提案だけはしてこない上司に尊敬と感謝を。あとこんな状態でもきっちり夏休みはいただくっていうわたしの夏のバカンスにかける情熱ったらない。自分でもちょっとあきれる。

とはいえじつはいまも今日の件をひきずっている。帰宅して選挙公報を見ようとするも、ついサンリオ発行のいちご新聞を読んでしまうくらい。なんでそれがうちにあるのかはよくわからない。
2013-07-25

新宿の女

カテゴリー: 日記
バイバインで増えたくりまんじゅう


同居人がおもしろいひとたちと楽しく飲んでいるとのことで呼び出されたのだけれど、よく知らないひとなので今日はまっすぐ帰ろうとおもっていたがめずらしく強引に誘われたので山手線を新大久保で降りて歩いて大久保から総武線に乗って新宿へ行くという不毛なことをした。

これはわたしが新宿駅での乗り換えが嫌いで、いつものように職場からの帰り道に新大久保~大久保間を歩いている最中に呼び出されたというだけの話でとくに意味はないのだけれど。

二丁目のなんかいろいろとすごいおいしいお店だったけどおもしろいひとがおもしろすぎて店名とか場所とかよく覚えてない。ルミエールの近く。

その後に河岸を変えてもう一杯。隣り合わせたオカマの子からお店へ、「オカマふたりで箱根行ってきたのよ~」って旅行のおみやげで差し入れたのをいただいたのが上記写真。バイバインは嘘。アニメの話から発展して身近では誰に話してもあんまり通用しない昔の少女マンガの話とかできてたのしかったなー。



新宿といえば昨夜、新宿の地理に明るくないかたとの待ち合わせには都合がいいという理由だけで駅構内のベルクに初めてひとりで入ってみたのだけれど、やっぱ立ち飲みきらいだとおもった。
あとベルクでひとりで黒ビール飲みながら落語の本とか読んでる自分のいかにもないかにもの人って感じに過剰な自意識がはたらいて嫌になってさっさと飛び出して、歌舞伎町一番街入り口の養老乃瀧に入ったらすげー落ち着いた。

ふだん養老乃瀧とかなんか間違いでもない限り行かないのだけれど、それと比べると歌舞伎町のそこだけはなぜか「おれの瀧」「おまえの瀧」で通用するくらいよく行く。
まだ新宿にリキッドルームがあったころ、ていうかそのリキッドの閉店パーティで年越しして元旦の朝から行ったこともあったけど、店にも客にもまったく新年ムードがなくいつもどおりダメそうな老若男女がぐずぐず飲んでいてで安心したこともあった。
……んだけど、そんなのわたしが利用するようになるとっくのむかしに西原理恵子が恨ミシュランで書いていたと知ってどこまでもサブカルの呪いが解けないのだなとおもったものだった。


わたしは口頭での道案内が下手なので待ち合わせには失敗した。


ところでベルクで新婚らしき女の人が、夫と会社のひとかなにかを連れて飲んでいて馴れ初めのような話をしていたのが嫌でも耳に入ってきたのだが、

「もう親とか心配して新聞とかに載ってる親同士のお見合い?みたいなやつに行こうかとか言ってるくらいだったって後から聞いたんですけど~自分は酒と音楽があればいいんで~って感じで、30過ぎてんのに酒持ってフラフラしてたらぁ~……彼氏ができました、ハハッ」

って言ってた。30過ぎてんのに酒持って~から先は三回も言ってた。
な、なにあんた!おれだって似たようなこと何年もやってんのですけども!なんかおかしいだろ!なあ!おまえみたいななあ、あたしはつねに自然体でええええ~ずううぅうう~(ねえねえイイ年して焦りもせずに酒飲んでただけなのに彼氏できちゃうなんて必死で男に媚びてる一般女子より数段上のあたしなんですよ~)みたいな女がいっちばん癇に障るのよ!!!!!!!つーかだいたいなあ本気で酒持ってフラフラしてたら誰だって三十路越えどころか30年なんかあえて言うまでもなくあっとゆう間じゃぼけがそんなひと山谷とか寿町とか西成にいっっっぱいいますし!!!!!

っておもったけど完全に嫉妬でーす。これでモテるはずがありません!どうも!
2013-07-27

フジロックに来ています!

カテゴリー: 日記
三日間晴れるといいな!
現地組のみなさん、乾杯しましょー!



という嘘を何年もつき続けている。わざわざこうして画像まで拾ってきて。
初めのころは現地から友人らが「うちらホワイトステージにいるよ。いまどこ?」とか乗ってきてくれたものだったけれど、最近はまったくだ。誰の得にも損にもならない嘘をなぜ重ね続けているのか理由は自分でもわからない。




そんなことよりこれだよ。今日届いた。


旅行用にキャリーバッグ!
なにがフジロックだ山なんか行ってられるか。海だよ海!

荷物そのものが、というよりはスノーケルやフィンなどかさばるものが多いので、軽いソフトタイプであるていど容量のあるものを探していたのだけれど、ランドセルみたいなピカピカの赤にチェレステカラーのふちどりがかわいくて、考えていたものよりすこし小さめながら買ってしまった。まだなにも詰めてないのでいまのところ後悔はしていない。そもそも自分ビアンキどころかママチャリだしでチェレステ言いたいだけですし。

そしてはやく荷物詰めてひきずりまわしたいなーの一心で、発注から一週間音沙汰のないダイビングショップにご機嫌伺いのメールを出してみた。音沙汰ないのもこちらがちょっと反則的なおねがいをしてしまったせいだとおもうので、わがままクレーマーおばさんだとおもわれないように気をつけて、下手に下手にと出るよう気をつける。しかし昼のメールに夕方もう返信がきたのでさらに下に、下に。




はしゃぎすぎ


「ロゴ写るように撮って撮って!」といって無理やり同居人に撮らせた。
ただ腕の傷(骨折時の手術痕)をみせびらかしてる人みたいなった。

このあと箱から出ようとしたら足がひっかかって倒れてもがいている姿も激写されたがパンティ一枚の下半身がちょっと写っていたので掲載は控えることにした。顔も寝起きでむくんでるしでちょっとトリミングしたし。気持ちと行動に身体が追いついてない。身の丈にあったことをしないといかんね。



身の丈も幅も合ってない例・その2
2013-07-30

買えるものはマスターカードで

カテゴリー: 日記
そういえば年末に脱毛サロンおためし2回コースに行って、その後もう一回に行ってないのを思い出した。夏の旅行前にヒザ下だけでも、とおもって年末にしたのに結局出発の二週間前に、「脱毛後二週間は日焼け厳禁」というのを思い出してバタバタするという。自分の性格を知っていると意外性などかけらもないけれど。

じゃあついでに旅行の買い物もしようとおもって街へ出た。

施術が終わり近隣で洋服など眺めたが、いちいち「こちらはストラップちゃんが~」「このワンピースちゃんも~」と言う店員の接客にひるんで退散。スポーツ用品店でサーフパンツを見るもデザインと予算の兼ね合いで気に入ったものがなくアマゾンで買えばいいやと退散。

買い物しようと出てきて手ぶらのまま二時間、次に行ったのはコンタクトのアイシティ。あの駅前でいぶかしいほどやたらビラ配りしてるあの店に自分が行く日がきた、ということに少々緊張した。

めがね男子という生き物には偏愛的に執着があるのだけれど、自分でかけるのは邪魔なので好きではない(歪んでいる)。

さいわい、遠くの字を正確に読まなくては死ぬ、などの局面に立たされたことはいまのところないので、映画だ芝居だごくたまに運転だのするときにだけめがねをかけるようにしていてとくに不便はなかったが、ある日かばんのなかで好き勝手にバラバラになってからそれもしなくなった。

ちかごろは寄席に行くようになり、鈴本や浅草の後ろの方になるとちょっと見えづらくてストレスを感じていたので、海に行くのを機にコンタクトレンズというものを作ってみようかとおもったのだ。

が、両目1.5っていわれた。え?まじで?昔0.4とかいわれたんだけど。
遠くのものが見えづらいのは眼精疲労のせいだって。

なんか無性に恥ずかしくて、いやあのわたしこんなはずじゃないんです、みたいな表情を隠せなかった。検眼担当の青年も苦笑いして、「カラーコンタクトとか、そういったものを入れたいのであれば、問題はないですよ。にしても、度を入れる必要はないですね」とか言って。

しかしいまわたしが見ている世界が視力1.5の世界だとはどうも信じられない。こんなに輪郭がぼやけているのに?なんかもう、自分と他人は目に見えているものが違うんじゃないか、とかそういう思春期みたいなことまで考えが及んでしまう。


【欲しかったもの】
マキシワンピ
Tシャツ
サーフパンツ
コンタクトレンズ

【買ったもの】
事前処理の甘さが散見され、T字カミソリをサロンで購入:1260円
視力検査代:1980円
精神的肉体的疲労・虚しさ:priceless

お金で買えない価値がある――


ないよ。ばかばかしい。

そんでごはん食べて帰ろうとしたら雨。洗濯物、よりによって布団が干しっぱなしなのに。人間、間の悪さがここまでくると帰宅直後に雨が止むってところまでがお約束。
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