以前、妹の会社の社長さんに挨拶する機会がありました。 ほんの数分 言葉を交わしただけでしたが、 後になって妹が「社長が『お姉さんは癒し系だね』って言ってたよ」と 笑いながら教えてくれました。 私は外見と中身にギャップがあるようで、初対面や仕事で接する人からは 大抵「癒し系」、「しとやか」、「おとなしそう」と言われます。 静かな面はあるので、おとなしいというのは間違いではないはずですが、 ある程度 親しくなると、「最初の印象と全然違う」と言われることが あります。 ちなみに親しい人によると、私は「面白いくてノリがいい」のだそうです。 「おとなしい」も「面白い」も両方当たってると思います。 誰にでも多少は二面性があるようですが、私は少し極端だと思われて しまうようです。 それから気紛れで変わってる部分もありますが、それも意外だったと 驚かれてしまいます。 今までは、他人にどう見られようと私には関係ないと思っていましたが、 いくら何でも「全然違う」というのは問題かなと気になってきました。 誰かが外見の印象で「癒し系」だと思い込んで好意を持ってくれたとしたら お互い困ってしまいそうです。 基本的に薄化粧なので、もっとバッチリと濃いメイクをしてみるのも 効果的かもしれません。 最近は、もっと本性(?)が外見に表れるように、意識して自分を 出そうと決めました。…と言っても、そもそも隠してるつもりもないので 難しそうですけどね。 ここの日記も、本来なら趣味や自分の売りをアピールするための ツールなんでしょうが、敢えて内面を見せる練習の場にしています。 |
今日は叔母の誕生日だったので、久しぶりに電話してみました。 夫のモラハラに耐えかねて1年ほど別居していたのですが、 また家に戻って一緒に住んでいます。 元々細い叔母が「ストレスで10キロ痩せた」と言ったので どうしようもなく悲しい気持ちになりました。 叔母はバツイチです。 先夫は怒りだすと手がつけらない暴力男で、このままでは 命の危険もあるということで30代で離婚。 その1年後ぐらいに結婚した現夫からは言葉によるパワハラ&モラハラ。 身内の贔屓目もあるかもしれませんが、 優しくて綺麗で料理上手な叔母は、子供の頃から私の憧れでした。 本当なら、もっと大切にされてもいいはずなのにと 納得いかない気持ちでいっぱいでした。 叔母を見下した発言をした後、猫なで声で私に話しかけてくる叔父が 気持ち悪くて、顔を合わせる機会があるのが苦痛でした。 そんな訳で、以前は一方的に叔父を悪者だと嫌っていたのですが 今は少し違う見方をしています。 叔母に欠点があるとすれば、卑屈なほど控え目すぎるところがあり、 自己卑下する癖がありました。 愛情深い男性だったら、そんな部分も含めて可愛いと言って 大切にしてくれたかもしれません。 でも叔父のように内弁慶で気の弱い男性にとっては、 威張れる絶好のチャンスなので、妻をこき下ろすことで 優越感を味わっていたのでしょう。 当然、威張る夫と卑屈な妻では対等な関係にはなれませんね。 逆に言えば、叔母がもう少し自分を正当に評価して 自信を持って振る舞えていたら、叔父もそれほど大きくは 出られなかったでしょうし、そもそも2人が結婚することも なかったかもしれません。 個々の性格だけでなく、相手によって引き出される傾向って あると思います。 だからこそ相性や関係性って、パートナーシップにおいては 条件や趣味なんかよりも重要視すべきなのではと考えてます。 「この人といると、どういう自分になってるか」ということです。 延び延びと自分らしく振る舞える相手なのか、それとも 怒らせるのが怖くて言いたいことを呑み込んでいないか。 早く結婚したいなどの焦りがあったりすると、そんなふうに 自分を客観視するのは難しいかもしれません。 でも幸せになるためには一番大切なことなんじゃないかなと 叔母を見て感じました。 |
昨日は叔母の誕生日でしたが、もう1人だけ同じ日に誕生日を迎えた 知人がいます。 20年以上前に勤めていた会社を辞める時、後任として来た女性です。 そんな大昔に、しかも10日ほど引き継ぎをしただけの人なのに いまだに繋がってるなんて不思議だなと思います。 当時 私が彼女に抱いた印象は、「やる気のない変な人」でした。 大事な引き継ぎをしているのに堂々と居眠りしたり、 唐突に「私、ハートが大好きなの」と言い出して、仕事用のノート 2ページにわたってハートマークをびっしりと描いたり…。 仕方がないので取引先の社名を”君付け”にして擬人化して 「○○商事君は帰る頃に大量に注文を入れてくるから気をつけて」などと 小さな子に説明するように工夫して仕事の流れを説明すると、 やっと食いついてくれるような人でした。 それが今では起業して社長業と子育てを頑張るスーパーウーマンに なっているというから驚きです。 彼女の妹さんが私と同じ誕生日らしいので、毎年おめでとうメールが 届きます。彼女も私の叔母と誕生日が同じなので、やはり忘れずに 毎年メールできています。 たったこれだけの理由で年に2回だけ、お互いの誕生日にメールを送って 早20年以上。 もっと親しかったのに連絡が途絶えてしまった人もいるというのに 縁というのは面白いものです。 |
低体温で低血圧のせいなのか、子供の頃から寒いのが大の苦手で 冬になると どんよりしてしまいます。 保温性の高いアンダーウェア、半身浴、足湯、漢方薬、太極拳、ヨガ、 五本指靴下、足裏マッサージ、生姜、養命酒、高麗人参サプリなど 今まで冷え性を治すために、ありとあらゆることを試しましたが まだ効果が出ていません。 できることなら11月下旬~3月上旬は外に出ずに引きこもりたい、 冬の間だけでも南国に住めたらどんなに幸せだろうと思いますが 現時点では叶わぬ夢ですので、せっせと対策を続けるしかないですね。 半年ほど前から、今まで試してきたことに加えて筋トレも頑張っています。 筋肉量を増やせば体温が上がり、基礎代謝も高まるのだとか。 どのくらいで効果が出てくるのか分かりませんが、とりあえず 寒い日でも気軽に外出できるようになれたら、それだけで嬉しいです。 |
初めて見たのは3年ぐらい前でしょうか。 一目見て「やられたー」と笑ってしまいました。 言葉遊びは大好きですが、こういうのはなかなか思いつきません。 最近、日本語を学習中のオランダ人の子が使ってたので 久しぶりに思い出しました。 「駄菓子菓子」(笑) まだ学習歴6ヵ月程度の初心者なのに、すごいなと感心しつつ 「それ、ジョークとしては使えるけど正しくはないからね」と教えたら 「そうなの?」と残念そうでした。 せっかく覚えたのに、とガッカリしたのかもしれません。 ただ漫然と日々を過ごしていたら、どんどん頭が固くなりそうな 気がします。 思考が凝り固まってしまうと、言葉だけじゃなく、いろんなことが ワンパターンで退屈になってしまいそうです。 柔軟さは大切ですね。 「だが しかし」 |
遅ればせながら「人生フルーツ」を見ました。 建築家の津端修一さんと妻の英子さんのドキュメンタリー。 理想的な余生の過ごし方や夫婦関係のお手本のようなご夫婦です。 90歳と87歳という高齢なのに、お二人とも若い。 映像を見る限り、耳が遠いとか足腰が痛いなどという問題は 全くなさそうでした。 他の元気な高齢者がそうであるように、2人ともよく動きます。 畑仕事をこなし、家のメンテナンスもする。 業者などに頼まず、できるだけ自分たちでやるという姿勢。 これこそがボケない、老けない秘訣なんでしょうね。 また、相手が何かをやりたいという時に 「どんどん やってください」と応援するところは まさに私が望むパートナーシップの在り方ですが 実践できるってすごいなと感心しました。 露骨に「えっ、そんなことやるの?」とは言わないまでも 自分に理解できないと否定的になることもあると思うんです。 でも、このご夫婦はそういった批判はしなかったようで 「どんどん」と言えるところに、お二人の強い信頼関係が 感じられました。 こういう素敵なご夫婦を見ると、結婚っていいものなんだなと 素直に思えます。 だけど当然ながら、結婚しただけで幸せが保証されるわけでは ないですね。 結婚の真価を享受できるのは、このご夫婦のような地道な心掛けを 守った人たちの特権なんだろうなと改めて理解できました。 |
フリーランスなので自分で請求書を作成しているのですが プリンターを持ってないのでコンビニでプリントアウトしてます。 今朝も請求書をプリントアウトして、そのまま郵送できるように 必要な物を用意していったつもりだったのですが、 請求書に押さなければならないハンコを持ってくるのを忘れました。 こんなルーティンワーク、なぜ忘れるかな?と自分に苦笑しながら やれやれと自宅に戻り、請求書にハンコを押して 自分用の控えのコピーを取るために再びコンビニへ。 無事にコピーを取ったので、いざ送ろうと封筒を取り出したら 今度は封筒に「請求書在中」のハンコを押し忘れていました。 その時はペンも持っていなかったので、手書きもできません。 しばし固まって考えました。 一番 簡単なのはペンを買って手書きすることです。 でも既に十分な本数を持っているので間に合わせで買って 増やすのもイヤでした。 ハンコを押さないまま送ってしまう選択肢もありました。 月1回の私からの封書だから請求書だと分かるはずです。 だけど、やっぱり気になってしまい、再び自宅に戻り、 封筒にハンコを押して、もう一度 コンビニに出向き、 ようやく店の正面に置いてあるポストに投函しました。 爽やかな気持ちのいい朝に、こんな鈍くさいことをやってるのは 私ぐらいでしょうが、たかだか片道5分程度なので 思いがけず、ちょっとした運動になったと喜ぶことにします。 |
先日 急な仕事を依頼されました。 内容を聞いた後で納期を確認すると、ちょっとチャラい感じの担当者さんが 「今日中でいいっすよ」と軽いノリで言ってきました。 その会社の社員さんの多くは夜10時~11時まで働いていますが、 定時は6時半なので、遅くとも5時半までに仕上げれば感謝されるかなと 思いながら(実際にそういう前例があったので) 、 「具体的に何時ぐらいまでにお送りすればいいでしょうか」と聞くと 「3時までにお願いします」という返事。 ちなみに、この時点で午前11時でした。 同じ日本人なのに、同じ年代なのに、同じ業界なのに、取引先なのに、 この認識の違いには驚きました。 まぁ仕事では、きっちりと条件を確認するのは基本中の基本なので 大ごとに発展することは殆どないのでしょうが プライベートではわざわざ確認することってあまりないと思うので 認識の違いのオンパレードなのかもしれません。 分かり合えてると思っていても、実は気づかないだけで、 いろんなズレの上で成り立ってる可能性もあります。 相手の「痛い」とか「苦しい」は、自分が想像したり過去に感じた 「痛い」「苦しい」とは、かなり度合いが違うかもしれません。 体感にも個人差があるので、安易に分かったような態度を取れば 相手を傷つけてしまう恐れもありますね。 身近な人や大事な人を相手にする時ほど、こういう認識のズレがないか 注意したほうがいいんだろうな…などと、チャラい担当者さんのお陰で ("チャラい"は余計ですね)、いろいろ考える機会が持てました。 |
何度となく新聞やニュースで取り上げられて話題になっている、 三浦半島のムラサキウニとキャベツの話が気に入っています。 身が少なすぎて食用にならない上に、半島周辺の海藻を食い尽くすので 厄介者扱いされて駆除されていたムラサキウニ。 同じく三浦半島で、販売の基準に合わないという理由だけで 廃棄されていた1割のキャベツ。 その廃棄されるキャベツをムラサキウニに食べさせたところ、 短期間で食用にできるほど身が増えて味もまろやかになったのだとか。 このアイデアを思いつかれた県水産技術センターの主任研究員さんは 「もったいない同士を生かそう」と考えられたのだそうです。 Win-Winというのでしょうか。こんな発想ができる人を尊敬します。 「もったいない同士」という言葉も気に入りました。 これから結婚する(かもしれない)私たちも、 「もったいない同士」になる可能性が大いにありますね。 他の人にとっては、どうでもいい個性や特技を 喜んでくれたり引き出してくれたりする相手であれば、 お互いが幸せになれます。 そういう相性の良い相手と過ごしたいものです。 |
最近、主婦向け雑誌の電子版を無料購読するようになりました。 結婚したことがないとは言え独り暮らし歴はかなり長いので、 家事全般は申し分なくこなしているつもりだったのですが、 やっぱり本業(?)の主婦の方々は違います。 次々と便利なアイデアが紹介されていて「あ、なるほど!」とか 「その手があったか!」と感心することしきりです。 とりわけ時間短縮や節約に対する意識が素晴らしいのです。 時間短縮のためには徹底的にムダを排除して効率化を図るので、 その意識は家事に限らず仕事や生活の全般に生かせます。 必要に迫られて生み出された方法もあるのでしょう。 その発想の柔軟さはスタンディングオベーションものです。 主婦向け雑誌を軽く見ていたことを反省しました。 私は物欲があまりなくて買い物自体も好きじゃないので あえて節約を意識したこともなかったのですが、主婦の方々の 「そこまでやるの?」というくらいの節約ぶりを見てると 改善の余地はたくさんあるなと気づきました。 切り詰めることに必死になると辛くなりそうですが、 いかに上手に節約できるかと頭を働かせて工夫しているという 姿勢が気に入ったのです。 慣れ親しんでる作業をルーティンワークとして惰性で続けるのではなく、 別の角度から見てみると、いろんな発見がありますよね。 そう考えると日常生活もゲームのように楽しめそうです。 |