知り合いの子供や子犬を見ると、「かわいいね」と近づいて 頭を撫でたり抱っこしたりする人がいます。 子供や子犬にも撫でられる時と相手を選ぶ権利があることを 思いやれる人はどれだけいるでしょうか。 女性に対しても同じです。 それほど親しくないのに、さりげなさを装って体に触れてくる人がいます。 自分のほうは気持ちが盛り上がってるかもしれませんが、相手の女性は どうなのでしょう? 周りの女性に聞くと、普段は礼儀正しいのに唐突に触れてくる男性も いるらしく、肝心な所に気配りができないのは残念なことだと思います。 中にはスキンシップ好きの女性もいます。 話してる最中に、特に好きではない男性にも気軽に触っています。 そういう女性なら、早い段階で触れられることにも抵抗がないかもしれません。 でも、そういう女性ではなく、正式に付き合ってもいないのなら、 「今の時点で触れてもいいのか」 「その女性にとって、自分は触れても許される相手なのか」を 意識するのは大切なことだと思います。 警戒心の強い女性だったら、早すぎたボディータッチのせいで 嫌悪感を持たれる可能性もあります。 人によっては難しく感じるかもしれませんが、相手の表情や態度を見て 尊重すれば、自ずと分かってくるはずです。 男性だって、どの女性から触れられても嬉しいわけではないですよね。 |
時々、ボランティアの延長で日本語に興味のある外国人に 日本語を教えています。 あまりよく知らない国からメールが来た時は特にワクワクします。 驚いたのは私に質問してくる人たちの年齢層です。 20代前半の男性が圧倒的に多く、たまに10代もいます。 同じく50代の友人には40~50代からのメールが多いそうですが。 外国人(と一括りにしてはいけませんが)には、日本人よりも年齢や 性別の違いにオープンな人が多いような気がします。 例えば20代の日本人男性が英語を学びたいとします。 教えてくれる側にも若い人たちがいる中で、敢えて50代の外国人女性に コンタクトを取る人たちは、一体どれくらいいるでしょうか。 単に日本語や文化について聞くにしても、年齢が近いほうが 趣味の話もできて楽しそうなのにと、私自身も最初は思いましたが、 今は全く壁を感じません。 すごくしっかりして自分を持っている人たちなので、 かなり年下だということを忘れてしまいそうになるほどです。 知識も話題も驚くほど豊富なので、逆に私のほうが教わることが 多かったりします。 それでも時々 子供っぽさが垣間見えるので、そんな時は 母親のような気分も味わえます。 仕事が忙しくて引きこもり生活になりがちな私に広い世界を 見せてくれる。そんな人たちの存在をありがたく思います。 |
年に一度の健康診断に行ってきました。 必要なこととは言え、病院まで出向くのは何となく面倒で億劫です。 私は血管が出にくいようで、腕を散々たたかれた後に 注射針を勢いよく刺されることが多いので、簡単な採血さえ 苦痛を感じます。 でも今回、いつもとは違う病院に行ってみたところ、 看護師さんは注射が上手で、針を刺す時も抜く時も全く痛みを 感じなかったのです。 いつも痛みを感じる他の検査も、余裕で我慢できる程度で 全てが流れるようにスムーズに進みました。 同じ機械を使った検査でも、人が変われば こんなにも違うものかと 感動しました。 上手にスマートに仕事できる人たちは、相手(患者、客)を幸せにしますね。 理不尽な要求でモチベーションが下がる時もありますが、 もっと私も技術を磨いて、お客に喜んでもらえる仕事をしなくてはと 改めて思いました。 |
30代の頃、すごく好きだった漫画のことを職場の飲み会で話していたら、 同僚のA君が「僕も大好きなんですよ」と嬉しそうに隣に座ってきました。 でも久しぶりに思いっきり語れると喜んだのも束の間、見事に話が 噛み合いませんでした。 私とA君では感じ方や着眼点が全く違ったのです。 お互いに思い入れのあるシーンを語るのですが、全く共感できなくて 何て返していいのか分からないので「へ~」と言い合うだけ。 まるでテニスをしてるのにボールを打ち返すこともなく、 ただ相手のコートに一方的にサーブを打ち込んでるような 空しい会話でした。 大好きな話題なのに、これほどまでに盛り上がらないとは(苦笑) その時、たとえ趣味や好きな作品が同じであっても、 話が合うとは限らないということを学びました。 (A君とは今でも年賀状を送り合う、良き友人同士です) 逆に全く興味のなかった世界のことを語ってくれた人がいたのですが、 それにハマったきっかけや思い入れが面白くて、すごく話が 弾んだこともありました。 趣味が同じだと、それだけで親近感を抱いてしまいがちですが、 好きな対象その物よりも、それに惹かれる感性に共感できたり 面白いと思えるかがポイントなのかなと思います。 |
時々、本当に自分に合うのは どういう人なのだろうかと考えています。 私は冷え性で寒がりなので、部屋を冷房でギンギンに冷やさないと ダメだという人とは同じ空間にはいられないと思います。 さらに極力 添加物を避ける生活をしているので、残念ながら ファストフード店、コンビニ、ファミレスなどの飲食物を好む人とは 一緒に食事を楽しむのは難しそうです。 そのため、極端に暑がりで、食生活に気を配らない人だと合わないと 決めつけていました。 私にとっては とても重要なことだと思えたのです。 でも最近は、そういったことは本当に相手を好きになれば、 ちょっとした工夫で何とかなるものかなと感じるようになりました。 もちろん体質や食の好みが似ているほうがストレスが少なそうですが、 それよりも もっと重視すべきなのは、やはり一緒にいて精神的に 楽かどうかということでしょうか。 それは生活習慣や好みとは別の要素であるような気がします。 では、どんな人が自分にとって楽なのか? 今さらですが、そのことをもっとじっくりと掘り下げる必要があるなと 思っています。 |
以前、東日本大震災がきっかけで関係を修復できた夫婦と、 逆に壊れてしまった方々が結構いるらしいと話題になっていました。 大変なことが起きた時、人の本性というか、真の心の在り様が 見えてくるものですよね。 人生のパートナーを選ぶなら、容姿や職業じゃなくて 何よりも逆境の時に どう考えて行動するだろうかという所に 注目したいものです。 ネイティブアメリカンの女性詩人 オリア・マウンテン・ドリーマーの 有名な作品「誘い(いざない)」から、特に共感する箇所を抜粋します。 ***************************************** あなたが何歳なのかは興味がない 私が知りたいのは、あなたが愛、夢、人生の冒険のために なりふり構わず、バカみたいに必死になれる人なのかということだ あなたの人間関係や経歴には興味がない 私が知りたいのは 燃え盛る炎の真っただ中で 怖じ気づくことなく 私と共に立っていられる人なのかということだ あなたが どこで何を誰から学んだのかは 私にはどうでもいいことだ それよりも全てが崩れ落ちる時 何が あなたを内側から支えるのかを 知りたいのだ **************************************** まさに外側から見える装飾(条件)ではなく 本質に目を向けているのですね。 |
仕事が一段落したので久しぶりに ゆっくり過ごしました。 会社勤めをしていた頃は、せっかくの休日なのに 起きたら夕方だったということがありました。 今は当時の頃より歳を取ったし、仕事量も多いのに 休みの日もちゃんと午前中に起きられるので嬉しいです。 (と言っても、だいたい10時頃ですが) 通勤のストレスや職場の面倒な人間関係がないのが 大きいような気がします。 今朝は目を覚ました後、軽く筋トレとストレッチをして スムージーを飲みながら友達とチャットしてたら、 あっという間に午前中が終わってしまいました。 午後は積読状態だった本をむさぶるように読んで レンタルしていたDVDを観終わったら やっぱり あっという間に夜でした。 1日って何て短いのでしょう。 それとも私の処理速度が遅くなったのでしょうか。 今日は日頃したいと思って できなかったことを実行する日でした。 明日は、しなければいけないことも実行するつもりですので 少しは1日が長く感じられるかもしれません。 |
春夏は元気いっぱいに過ごせるのに、秋冬になると何となく 寂しいというか心細く感じる時が多くなります。 これは単に寒さに弱いせいでしょうか? 飲み物は甘くないものが好きで、コーヒーや紅茶は無糖なのに 秋冬になると、やたらココアやホットチョコを飲みたくなります。 全身で甘くて温かい物を欲しているようです。 甘い飲み物、温かいご飯… これでは太りますね。 寂しいと感じているのは心のほうなので、 お腹を満たして紛らわそうとしても癒されません。 来る秋冬は、一緒にいて楽しい人たちと会ったり、 好きなことをして過ごしたりして 心の中をポカポカと温かく保ちたいものです。 |
「結婚なんて焦らないで ゆっくりでいいからね」が口癖だった母は、 私が40過ぎた時は「条件を付け過ぎたらダメよ。普通の人で 良いんだからね」と言いました。 でも「普通の人」って、どういう人でしょうか? 例えば「清潔感」を例に挙げてみます。 あまり気持ちの良い話ではないですが、 デパートや駅のトイレで結構な割合で、きちんと手を洗わない人を 見かけます。 片方しか洗わない人、指先だけ湿らす人、まったく洗わずに去っていく人。 ほとんどが20~40代の、バッチリとメイクして、ヘアスタイルも きれいに整えた、おしゃれな感じの女性たちです。 手を洗わないような人たちには見えませんが、メイクと髪形に 気を使いすぎて手まで気が回らなくなってしまったのでしょうか。 特に凝ったマニキュアをしている人は、剥がれないように注意するので 手を洗うのが雑になってしまうようです。 他人が手を洗おうが洗うまいが、私には関係ないことですが、 あの人たちはトイレから出て、ろくに手を洗わずに 家族、恋人、友達のために料理をしてるのかなと思うと 衛生面で心配になります。 初めて手を洗わない人たちを目撃した時は目を疑いました。 家庭でも、幼稚園でも小学校でも「石鹸で手を洗いましょう」と言われて 育ったので、少なくとも日本人はトイレに入ったら必ず石鹸を使って 手を洗うものだと信じていたからです。 それが私にとっての「普通」でした。 お付き合いする相手が、きちんと手を洗う人かどうかは、 敢えて聞かない限り、だいぶ親しくならないと知る機会がないですよね。 せっかく仲良くなってから、そんなことで気まずくなったり、 口論になったりしたら悲しいなと思います。 |
急に思い立って映画を観に行きました。 同業の大先輩お薦めの「スイス・アーミー・マン」です。 ダニエル・ラドクリフは風変りな作品で怪演を続けて 見事にハリポタのイメージを払拭したなぁって 冒頭で感心してたのですが… ものの10分ほどで爆睡。 時々ハッと気づいて姿勢を正したものの、 すぐに眠りの世界に引き戻されてしまい 結果 ほとんど鑑賞できませんでした。 映画館で睡魔に勝てなかったのは2回目です。 今回は内容のせいではなく、寝不足で秋だったからだと 思います…。 この作品はメタファーだらけなので ちゃんと観ないと理解できません。 大先輩に感想を言わなくてはならないのに。 次回は睡眠を十分に取って再挑戦します。 |