ここからは、ワイス博士が夢の中でフィロという講師(指導霊)から受けたとされる講義の内容を書かせていただきます。 「………知恵はごくゆっくりとしか身につかない。なぜならば、短期間に簡単に得られる知的な知識が“感覚的”あるいは潜在意識のレベルでの知識へと変えられなければならないからだ。一度この変化が起これば、この知識は永遠のものとして刻み込まれる。この変化のためには、触媒として行動が必要である。行動がなければ、単なる言葉だけの知識は枯れて色あせてゆく。実際に応用されなければ、理論的知識は何の役にも立たない。」 (『前世療法』 ブライアン・L・ワイス著 山川紘矢・亜希子訳 PHP研究所[文庫]刊より) |