ユミ日記 : acchan.com恋愛お見合い

私も少しは成長したのかな？

カテゴリー：日記

通勤途中の大阪の某○○筋。私は、毎日ここを通って車通勤している。
地下の通りを出る寸前で、左端にキジトラの猫ちゃんの遺体を発見した。本来なら、車を止めて確認して、保健所に連絡したいのですが、なんせ、車専用の通りで更に、停止するスペースもない危険な場所なので、車を走らせながら見守るのが精一杯だった。

2日、3日経っても猫ちゃんの遺体はそのまま放置されたまま。
日々は仕事に追われている為、仕事中は忘れている。
今日は、お休みだったので、保健所に連絡を入れた。
通報した事を丁寧に感謝して頂き、私も、猫ちゃんの命が亡くなった事が本当に残念だったが、せめて、ちゃんと天国に送ってあげる事が出来るとホッとしていた。うちのノアは家族になって2年が過ぎ、幸い病気もケガも無く元気だ。

しかし、世の中の大半の猫ちゃんは、人間に保護される訳でもなく、孤独で亡くなって行くんだなと虚しく感じた。この猫ちゃんのせめてもの救いは、交通事故にあって、轢かれてグチャグチャになった悲惨な姿ではなく、前は見えないが、コロンとした背中を向けてふわふわの毛並のまま綺麗な姿で亡くなっていた事だった。

保健所の人も丁寧で、世の中捨てたもんじゃない。とも感じていた矢先、先ほどの保健所の人から連絡が入った。

「ユミさんの携帯ですか？先ほどの件ですが、現場に来たのですが、北から南に向かっての車線側の地下から外に出る少し手前左端ですよね？」「はい。そうです！」「多分、これだと思うんですが・・・衣類でした・・・」(^_^;)

「・・・えっ！衣類？背中向けてキジトラの柄でふわふわした毛並の・・・もしかして毛布のような？・・・衣類？！」(@_@。
「はい。確かに遠目では、猫に見えます。」（*^_^*）

「えーっ？！す！すいません！わざわざ、お忙しい所に出向いて頂いたのに！勘違いして！す！すいません！！」<(_ _)>
「いやぁ、いいんですよ。ご通告頂き有難うございます。」(*^。^*)
と爽やかに会話が終わった。

申しわけない事をしたなと思ったと同時に、猫ちゃんじゃなくて良かった。と言った安堵感と、死んだ猫一匹の為に保健所の人がすぐに動いてくれた行動に感動しました。

日本って言う国は素晴らしい。日本人に生まれて良かった。
と今更ながら確信したのでした。

ノアを家族に迎えて以来、私もちょっぴり優しくなれたのかな。と自分で感心してます。

たった1匹の小さな命を保護した夏の暑い2年前。
この小さな命が私を少しだけ成長させてくれたのだなと感謝しています。

ノア！ママの所に来てくれてありがとう！
ママは、最後まで責任もって面倒見るからね！・・・だから・・お願いだから、夜中に運動会するのだけは辞めてね！・・。朝、5時半に起こすの辞めてね・・・お願いね！！(^_^;)

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