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友達から近況報告のメッセージ。 今後の目標などを綴った真面目な内容でしたが、最後に 唐突に「50代は、ご自由だい!」と書かれていました(笑)。 ちょっと脱力してしまいましたが、こんな友達がいてくれて 嬉しいです。 |
サミュエル・ウルマンの「青春の詩」は有名ですね。 気に入った部分を抜粋します。 *************************** 若さとは、臆病な自分を退ける勇気 平穏な今日を振り切り、自由へと向かう意欲 それは、むしろ二十歳の若者より六十歳の男に息づいているもの 誰も、ただ歳を重ねたから輝きを失うのではありません 凍り付いたあきらめの日々を老いと呼ぶのです 希望を持って顔を上げる限り、人はいつも青春を生きています ウルマンが70代か80歳の時に書いた詩なのだそうです。 実際に年を重ねて、このような考えを持ち続けられるのは 素敵なことだと思います。 |
私を娘のように可愛がってくれてるアイルランド人夫婦からプレセントが届きました。 大好きなアイルランド風景のカレンダーと一緒に入っていたのは アイルランドのジョーク本でした。 かなり笑える内容で、このところ時間に追われてピリピリしてた心が和みました。 以前に観た映画の中には、いつ見てもジーンと来るシーンがあります。 例えば「ロレンツォのオイル」。 幼いロレンツォが難病で苦しんでる時、 何も知らされずに会いに来たアフリカ人の友達アモーリが、 変わり果てたロレンツォの姿を見て動揺するでもなく、 息子の状態に絶望している母親を問い詰めるでもなく、 ただそっと近づいて優しく子守唄を歌ってあげるシーン。 「悪人」では、孫が殺人事件の容疑者になってしまい、 マスコミからハイエナのように群がられてボロボロになる房枝に、 バスの運転手が「おい、ばあさん! あんたは何も悪くないんだから しっかりしなきゃいけないぞ!」というようなことを 長崎弁で叱咤激励するシーン。 張りつめてる時は、このような人の温かさに救われます。 特にユーモア、音楽、真心のこもった言葉は効きますね。 |
いま読んでいる『夜と霧』から印象に残った記述です。 「一人一人の人間に備わっているかけがえのなさは、意識されたとたん、 人間が生きるということ、生き続けるということに対して担っている責任の重さを そっくりと、まざまざと気づかせる。 自分を待っている仕事や愛する人に対する責任を自覚した人間は、 生きることから降りられない。 まさに、自分が存在する意味を知っているので、ほとんどあらゆる環境や試練にも 耐えられるのだ」 これは、どんな環境にいても、どんな生き方をしていても 当てはまることだと思います。 |
仕事の合間に『夜と霧』と『プリズン・ブック・クラブ』を読んでいます。 前者は強制収容所に入れられた心理学者の回想録、後者は刑務所での 読書会の様子をフィクション風に記録したものです。 偶然なのですが、2冊とも自由を制限された人たちが主要登場人物です。 理由は違っても、普通の人間以下の生活を強いられている人たちが、 人間としての尊厳や平静を失わず、心の拠り所を見つけていくところが 感慨深いです。 |
恋人や結婚相手候補に求める条件は、自分にないものや コンプレックスを補える要素であることが多いそうですね。 例えば過剰なほど容姿にこだわる人は自分の容姿に自信がないとか。 では、「こういう人はイヤ」という場合はどうでしょう。 これは自分が苦手なことや、自分の中にある嫌いな部分では ないでしょうか。 私の場合、苦手なタイプとして「強引な人、優柔不断な人、 駆け引きをする人」を挙げています。 これは自分次第で変えられるかなと最近は思っています。 まぁ、最後の「駆け引きをする人」は私が駆け引きできないから 苦手なんですが、これは苦手のままでいいでしょう。 そもそも駆け引きをしようとする人は、相手より優位に立ちたいと 考えてるんだと思います。 そういう人と対等な関係を築くのは難しいですね。 私が強引な人が苦手なのは、断るのが苦手だからです。 そして優柔不断な人が苦手なのは、自分も優柔不断だからです。 ということは、ちゃんと私が断れるようになれば、 優柔不断な自分を変えていけば、相手がそうであっても 気にならなくなるかもしれません。 相手が強引でも、ノーと言えたら無理に合わせなくて済むし、 はっきり意思表示できたら相手の優柔不断に振り回されずに済みます。 自分が苦手だと思ってる部分が気にならなくなれば、もっと相手の 魅力的な部分を見る余裕が生まれるかもしれませんね。 |
今日は友人の舞台を見てきました。 一緒に食事して他愛もない話をしてる時とは別人のように 表情も声も違っていて新鮮でした。 帰る前に挨拶に行ったら、目をうるませて 「来てくれて本当に嬉しい」と何度も言ってくれました。 多趣味でいろんな発表会に出ている友人。 知り合って5年ぐらい経つのに舞台を見たのは これが初めてでした。 私は一旦仕事モードに入ると、他のことが見えなくなって 仕事以外の用事を排除してしまいます。 友人もいつも誘ってくれてたのに「仕事だからゴメン」と あっさりと断っていたのです。 大切な友人なのに悪いことしてたなと反省しました。 同時に、断ってもイヤな顔を見せずに、その後も誘い続けてくれたことが とてもありがたいと思いました。 私が忙しそうな時は放置して、さりげなく様子を見て誘ってくれる人が 友人の中には多いです。 そんな人たちに囲まれて、すごく恵まれてるなと改めて気づきました。 |
今月は誕生月です。 1年の半分が終わっただけでなく、また1つ年を重ねると思うと 焦ります。 年を取ることよりも、この年になってまだ自分が描いていた理想の姿に なれていないことのほうがショックです。 50代と言えば立派な大人で、一人の人間としてある程度 完成できてるはずだと思っていました。 実際は幼い頃の気持ちや短所をそのまま持ち続けている、 大人の皮をかぶった子供です。 時々 海外の人たちとメールのやり取りをするのですが、 ほとんどが20~30代なのに、教わることも多いし、 その人たちのほうがずっと大人で人間ができてる気がします。 きっと、いつまでも自分を未熟だと感じて生きていくのでしょうね。 とりあえず、いい影響を与えてくれる人たちが周りにいるので それに倣って言い訳せずに、いろんな角度から関心のあることに 挑戦していこうと思います。 |
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