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○|○|日記館

夢でおならを踏むような噺
…とは程遠い、生活感あふるる自分語り

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2013-06-02

satisfac……あっ

カテゴリー: 日記
日記のトップ画かえましたなんつってドヤッとしてたけど、
スマホで見てるひと多いじゃんねえ!

ということにいま気がついて、変えてみたんですけれど
なんかよくわかんないことになりました。

これも八丈で(友人が)撮った、海が夕陽をのみこんでゆく一枚なのですが、
空と太陽と海と織りなすコントラストがとてもきれいだな
とおもって選んだのだけれど、いちばん明るいとこにタイトルかぶっちゃってんの。

まあいいや。

まあいいやばっか言ってるな。
でもまあつまりほんとうにそれくらいどうでもいいお話。

上がスマホ用・下がPC用



ガラケーという存在はもう忘れることにする。
これまでどおり原っぱ眺めててください。
2013-06-05

プロフの画像を変えたり増やしたり

カテゴリー: 日記
そしたらさ、おっ新規の女子か!? とおもってクリックして
「あっこいつかよーなんだよー」っておもうでしょ。ククク。


……などといういやらしい考えはないです。ほんとに。

でもまあ、良し悪しはさておき、繰り返します、良し悪しはさておき!
容姿がわからないよりわかったほうがいいかなって。

もちろん人間性が最重要視されてしかるべきことで、理想でもあるのですが、
限られた設問に主観だけで答えたプロフだけでわかるわけもないですし、
わかったと思われるほうがわたしは怖いのです。
だったら、あーこのひと目が離れてるなとか、そういうのも
判断基準に入ってたほうがまだ安心できる気がするんですよね。
そりゃあ、かわいいなとおもっていただけたら超嬉しいですけども。


出会い系サイトというツールに対してやましさも怖さもないので、
顔写真の公開にはあんまり抵抗がないです。

幸い、いきなり「おいブス」とかメッセージ送ってこられる、
なんてことはいまのところないですしね。
あったらあったでそういうあたまの調子がこじれたひとは
どうしたってどうにもなりませんし。

知人にみつかったところで、おおそうよ出会い探してんのよ!
と胸はって言えますし、ていうかなにより同じ穴の狢じゃないか。


それにしても、載せてる写真がオールすっぴんということについては
やはり自分でも多少は気にかかります。多少は。

以前ははりきって友人の結婚式でばっちりセットしてもらったのを
いいことに気合の入った自分撮りを載せたりしてたんですけど。

けど、もうそういう勝負の出方をしてもしょーがないなーって。
デリヘルの指名写真じゃないんだから。
ていうか指名写真だったらなおのこと、
「写真と違う!チェンジ!」とかなったら嫌だしね。
(とか、あたりまえのように書いてますけど女性がこういうこというのって男性からしてみたらドン引きなのかしら……)

で、たのしかった日のスナップ写真などをあさってみると
化粧してない日のほうが多いというのはどういうわけか。

島では海入って温泉入ってで化粧するヒマなんかないってのは
仕方ないかもですが、都心でもこれなんで。
だからつまりまあだいたいいつもこんな感じです。


あ、もしお会いするご縁があったら、きちんとお化粧して行きます。
ご安心ください。安心?
2013-06-05

雨戸強制撤去の巻

カテゴリー: 日記
昼間、同居人よりLINEがピコンと入り、みると
「雨戸開けなさい」の司令が。

我が家のお隣さんに赤ちゃんがいるのですが、
その子の泣き声がうるさくて閉めてらっしゃるんですよね、
と奥さんが恐縮していらしたとのこと。

ぜんっぜん違うんですけどね。

むしろ暗くてじめじめした朝も昼もない部屋に流れ込む赤子の泣き声や、
それをあやすオルゴールのような音や奥さんが弾くピアノの音、
そういう生活音にすこし癒されてさえいたのですが。

しかしまあ、そもそもが同居人もわたしがぐずぐずと雨戸を
閉め切っていることをおそらく快くおもっていなかっただろうし、
そこへきてこれなのでもう逃げられない。

お隣さんには気に病ませて申し訳ないなという気持ちもありますが、
ほんとになんも関係ないんだからほっといてよーもー

という気持ちもあります。しかし野中の一軒家に住んでるわけではない。
ましてひとり暮らしでもない。ここが年貢の納めどきなのでしょう。


不本意ながら明日の朝、雨戸、開けます。


……といいつつ、押入れを改造できないかと企んでいる(ドラちゃん)。
もともと暗くて狭いとこが好きなんだなと改めて気づいちゃって。

こないだ大阪で初めてカプセルホテル泊まったときには、
なんという居心地の良さなんだ!! と感動したものじゃった。
2013-06-07

八丈島ステマ日記

カテゴリー: 日記
同居人宛に荷物が届きました。

中身はこれです。じゃーん。


ダンボールいっぱいの

じゃがいも。

奥に写っているのは島の塩。
これ、すごいおいしいです。












いつも島でいっしょにバカンスをたのしむ同居人ですが、
昨年、ちょっと趣味と仕事を兼ねて島のお店にご協力いただき、
そこのマスターからの贈り物でした。


同居人の件で少しのご縁ができましたが、
ただ旅先で出会っただけの観光客なのに……。

なのに、島ではこういうことがよくあります。


夜、飲みに行くときは当然タクシーを利用するのですが、
ちょうど宿から歩いて数分のとこにタクシー会社があるので
電話で呼ぶまでもないねってことで直接行ったら、

「いま車回すから、それまでこっち座ってスイカでも食べてなよ」

なんて。それが、おととしのこと。

そして昨年、おなじ会社のタクシーに乗ったときです。

「そんなわけで去年、スイカごちそうになったんですよ~。もう贔屓にさせてもらいますよ○○タクシーさん!」

なんてお話し(太鼓持ち?)してたら、運転手さんが

「そんなこと言われたら今年もまたあげなきゃなあ」

だって。もちろん、そんな図々しいことを望んだわけではないのです。
おもいっきり遠慮したのだけれど、

「△△さん(我々の常宿)でしょ? あとで持ってくよ!」

といってわたしたちを降ろして去ってゆきました。
それから数十分としない後……

先の運転手さんとはちがう、若い方が宿を訪ねて来ました。

「○○タクシーですが、これ持って来ました!」

といって、手に持っていたのはおっきなスイカ!
そして……

立派なキンメダイ!? まるごと一匹!!

スイカ持ってきてくれるっていうのも半信半疑だったのに、
まさかさらにそんな豪華なおまけがついてくるとは。
一同、おもわず驚きと歓喜の声があがる。

さらにその日は島の友人からオナガダイの差し入れもあり、
宿のお父さんは養殖しているヤマメを捕ってきてくれて。
キンメは魚屋さんできれいにおろしてもらって豪勢にしゃぶしゃぶ。
そしてお庭ではBBQという、なんともラグジュアリーな夜を過ごしたのでした。

他にも、たった一夜の盆踊りの日。
浴衣姿が粋なおじいちゃんが、いきなり袂からじゃらじゃらと小銭を出し

「これで好きなもん買え!」

と言われた! といって友人が困り笑いでやってきた。

島に友人がいる、というのもひとつの頼もしさでもありますが、
その日は打ち上げにまで参加させてもらいました。
そして先ほどの粋なおじいちゃん、

「じゃあ明日、浜遊びするから昼に来い!」

行ってみると、これまたすごいBBQやお鍋のご用意が。
お鍋のなかには浜でとれた貝やら魚やらがどっさりはいった汁物。

網の上で焼きたてのトコブシやトウモロコシが次々と運ばれてくる。
島の友人いわく、島でもこんなにトコブシを食べられるのは珍しいって。

じいちゃんは、さっき捕ったばかりだという魚をその場で捌いてる。
そして薬味と酢味噌でザザッと和えて、まな板のまま

「ほれ、食え!」

こんな光景、テレビの旅番組でしか見たことないよ!!


エピソードはまだまだたくさんあるのですが、長くなるのでこのへんに。


八丈島はもともと流刑地だったので、外から来た人に親切だと聞きます。
数十年前と比べて寂れたものの、観光産業の地でもあります。
すこしシャイなところもあるけれど、サービス精神がすごいです。
一期一会のおもてなし、ということでもあるのかもしれませんが、


わたしら今年も行きますよーーっ!!

一期一会じゃ終わらせない!!
2013-06-09

眠れないわたしはつれづれに

カテゴリー: 日記
本日は残業をこなしつつもつつがなく仕事を終え、帰宅は0時前に。

深夜になりうっかりダークサイドに陥ってしまい、
陰気な日記を書きつけてしまいそう。

日記を読んでいる人からは、明るくてやさしい女性だと思われていたい。

明るいということは、その光が強ければ強いほど影も濃くなる。

わたしが発光体ならばずっと明るく照らし続けられるけれど、
ざんねんながらそうではないみたい。
そんなことも知ってほしい、とわざわざ言葉にするのはすこし重苦しいけど。

なにごともなく一日を始めて、なにごとなく終える。

それだけでまあ、良しとしておこうかな。

なんてことを、お財布から500円と100円玉を出して
チャリチャリと貯金箱に入れながら考えていた。

お金も稼いだ。貯金もした。
今日も生き延びた。オッケーでしょ。


きもちわるいと定評のある貯金箱の群れ
2013-06-14

浮世床(ではなくて)

カテゴリー: 日記
 髪を切れば“失恋したの?相手誰?”
 イマドキそんな娘はいない、男はいつも保守的ね

なんて広瀬香美が歌ったのですらもう20年も昔だというのに、
ていうかそれすらいま知って気が遠くなりそうなのに、
わたしはいまだその保守っつか古風っつか呪縛っつーか、
失恋すると髪を切ります。
まあもともとこの数年はボブなんだけど。

それにしてもこの一ヶ月半、まっったく自分をトリートしてなかったなあ
と気がついて、重い腰をあげて美容院にいってきた。

「ちょっと諸事情ありまして、これまでみたいにおもしろい髪型でいくか、
30代オトナ女子・夏のモテ髪(ヘア)にするか迷ってます」

って伝えておいたんです。
諸事情っていうのはつまりそういうことで、今後は異性に受ける
髪型にしないと、婚活しても合コンしてもダメかもわからん……。
という思いもありまして。

ちなみに、この半年くらいはハイブリーチの後、アッシュやら入れて
左サイドに赤メッシュを入れて、というバンギャみたいな髪型で。
まーったく異性に受けるものではありませんでした。
(美容師だった元恋人ですら第一声は「やっちゃったね~」だったし)

まあ、その諸事情などもお話しして、それを踏まえて
そんなこんなとヘアカタログを見ながら協議したのですが……













結局、これこのとおり。

オレンジ!









「やっぱりまたモテ髪とはほど遠くなっちゃいましたねっ」

だって。もういい、どうにでもしてくれ。

これはサロンで撮ってもらいました。
彼にとってはひとつひとつが彼の作品って感じなんですかね、
撮影していいすか? と聞かれて、いっすよ~と快諾すると

「じゃあ、もう二度とご自分では再現できないセットをします!」

つって、コテやらカーラーやらで巻かれて。


しかしほんとうにわたしの髪は頑固で真っ直ぐなので
かなりのブリーチにも耐えられるのはありがたいのですが、
このあと数時間でこのクルクルは見事に取れました。


美容院のあと、姉と同居人と飲みにいったのですが、
なんかすっごいお酒弱くなったなーと、寄る年波を実感……。
こんなふざけた髪型にしてる場合じゃない!

とかおもいましたけど、年配のご婦人でレインボーな配色に
していらっしゃるかたいるじゃないですか。

あれの準備期間ということにしてます。

さっさとオール白髪になって、ブリーチの手間を省きたいですよ。
2013-06-16

日記、の・ようなもの

カテゴリー: 日記
・このサイトを開くと高確率で「ぽっちゃり女子のファッション誌」のバナーがでてくる。


・まさかの緊急休日出勤。
予想外だっただけにいろいろあって予想外に早めに終わったので夜は急遽中野へ。


・同居人の友人が北海道から遊びに来ておいしいものを食べるという。
「しかし北海道よりもおいしいものが東京にあるのだろうか、いやない」
と、同居人は一ヶ月ほど店選びに頭を悩ませていた。


・わたしがすすきの交番を目の前に「警察24時の!」と感動したように、結局は下町とか歩かせて雰囲気でもんじゃとかそばとか食わすしかないのではなかろうか、などと話していた。


・札幌になくていかにも東京っぽいものってなんだろう、というので代官山タツヤカワゴエを推薦したら即却下された。なんだよー。


・中野ブロードウェイに行ってみたいとのことで、あのへんをブラブラ。


・わたしはサブカル少女だったので、ブロードウェイ=聖地だったが、大人になり実際に中野区に住んでみるとまったく行かなくなった。まれに行ったとしても、あの三階直通のエスカレーターには乗らず地下へ降り激安肉屋で食材を買うくらいになった。


・生活するということはそういうものだとおもえる。


・とかいいながら、ブロードウェイ三階エスカレーターのぼってまんだらけについた瞬間まんがを買ってしまう、自分はそういう人間。
青池保子「イブの息子たち」読みたかったんだよー。


・そしてさらに、友人らが雑貨屋さんを眺めているのをいいことにひとりでタコシェへ。そしてまたまんがを買う。自分はそういう人間。
いましろたかし「原発幻魔大戦 首相官邸前デモ編」


・いましろたかしの作品だけは中古で買わないと決めている。
どんなに作風が変わっても、わたしはこのひとのまんがをはじめて読んだとき、このひとに直接お金が入らない買い方にはなんの意味もないとおもった。わたしにとっては神に等しい漫画家。


・しかしまずい、本棚が足りない。180×180の本棚から溢れでてすでに押入れにも詰め込まれている本(まんが)、すこし整理しなければ。


・その他タコシェ店内を物色していると遠くで同居人が
「ほらね、あの子こういうお店ほんと似合うでしょ~」
と悪口をいっているのが聞こえた。
我が家で「サブカル」と称されるものの多くはタチの悪いバカを意味する。


・大人になるってこういうこと。


・で、さんざん悩んでいたばんごはんはあっさりと焼き鳥を所望され、大本命の店の予約は取れなかったものの、あっさりと解決してしまった。


・よく食べてよく飲むひとってほんとうに気持ちがいいな。
わたしは近頃メンタルの弱さでだいぶ食が細くなり酒も弱くなりでくいしんぼうの友人たちのなかで肩身が狭く心底情けないおもいをしている。
2013-06-17

ザギンでシーメ

カテゴリー: 日記
仕事が定時で終われたので、昨夜につづいて北海道女子の元へ。

「銀座で天ぷらとかおそばとか食べるよ~」

……銀座で?天ぷら?蕎麦?

品代を300円値上げしなければ売れないといわれるあの銀座で……?

一瞬怯みましたが、なんのこちとら江戸っ子。宵越しの銭は持たねえ主義よ。


で、銀座についたと伝えるとお店の地図が送られてきた。
たどり着いてみたところ、天ぷらでもお蕎麦でもない。
テーブルにはたくさんのお刺身がのっているのです。
そういえばたしか、店名からして「魚真」…。


魚なんかさあ!札幌に叶うわけないでしょうが!!


とおもったんですけど、やっぱ産地ってあるのですね。

イカタコサーモンカニウニイクラ
そういうのはやっぱ「ザ・北海道!」って感じですけど、
タカベやイシモチ、キンメダイ、はまぐりなどなど
とても珍しがって楽しんでくれてました。

タカベなんかはたしかに、わたしも数年前に三宅島で釣りをしたときに初めて食べた覚えしかない。

お刺身が一切れ残ったりなんかしたらもう、

「いいのいいの、我々はまた島で嫌っつうほど食べるから!」

つって、どんどん食べてもらいました。

こちらではひな祭りにはまぐりのお吸い物が行事として定番ですが、北海道ではあさりだそうです。
まあ!

でもって、この乗っけ盛り



完全に北海道じゃないっすかー!!!!


でもね、あの、全国のいい食材はぜんぶ東京に集まるってウワサは本当のようですね。
その代わりそこに輸送費と土地代と人件費が上乗せされるっていうだけで……。

つまり、道産子も満足の味だったようです。めでたしめでたし。




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で、同居人はそのまま旅行へ。
八重洲からバスで成田へ行くというので、有楽町で同居人と友人たちとバイバイ。

見送られるより見送るほうに慣れてるわたし。
日曜の最終近くの中央線は人も少なくて。

ひとり挟んだ隣の座席、おもいっきり足を三角に組んででっかい声で「会社なんかさぁ、使える奴はひとりかふたりしかいないんだよ!いや、ひとりかふたりいりゃまだいいんだよ!」とか話してる、見た目クリエイター風情の男を横目に、あーこういうひとほんとバカみたいっておもいながら電車に揺られて最寄り駅まで帰ってきたものの。

ちょっと寂しくなって、家までの帰り道、人がいない住宅街なのをいいことにすごい久しぶりに歩きタバコをしてみたりした。

おれはアウトロー。べつに寂しいとかねえし、と思い込むつもりで。

結局はマナー違反へのちょっとした罪悪感しか残らなかった。
所詮わたしなんて小物だった。

アウトローなんかじゃない。後ろに人がいないか何度も確認してたし。
ただのモテない30代だし江戸っ子っていうのも嘘だし千葉生まれ千葉育ちだし。

嘘ばっかついてるよ。でも今日のごはんがおいしかったのは真実。
2013-06-17

感謝知らずの女

カテゴリー: 日記
そういえば、昨日は父の日だったんですね。

わたしは母の日とか父の日とか、小学校で強制的にやらされた以外は、おそらく数えるほどしかなにかした覚えがないです。なにをしたかの記憶すら曖昧だな。

わたしの父親はとにかく「飲む打つ」の人でした。「買う」がないからまだいいかってわけではなく、これが「買う」のではなくとにかく女にだらしがない。お金で割り切る関係じゃないから余計にタチが悪い。まあまあどこへいってもどこかに必ずシンネコな仲の女性がいたようで。姉の同級生のお母さんと、なんてこともあったとか。

そんなわけでまあ、貧乏なうえにバクチで借金こさえるわ女は山ほどつくるわで、夜逃げ同然の引越しも何回もしたし、むちゃくちゃな家庭環境でした。

感謝なんてする余裕がないどころか、そんな父親と、そこから離れない母親を憎んだこともありました。


末期がんで入院中、遺影になるような写真を撮ってくれと父が言うので、病院の前の公園で撮影しました。父親ひとりのものと、孫といっしょに、何枚か。iPhoneのカメラですけど、我ながらまあまあの。

それから数ヶ月もなく父親が、それから一月半、後を追うように母親が息を引き取りました。

晩年でさえも愛人のいた父親をおもうと、あの野郎~、ってなります。
いつも姉兄と比べてはわたしを否定してくれた母親に恨みもあります。
そんで、勝手にやって勝手に死んでいくって勝ち逃げだよ。ずるいなあ。
こっちはもう、すべて許して送り出すしかないんだもの。

あんたらよりもいまのわたしよっぽどしっかり生活してんの。
立派に育ててくれてありがとうなんておもわない。
わたしを大人にしてくれたのはあんたらじゃない。行政。
で、いまとっても楽しいことがたくさんある。
だから、ちょっときつくても生きていけてる。
だから、産んでくれてありがとうねって、最期にそれだけ伝えた。


死ぬ前は、遺影なんて飾る気はこれっぽっちもなかった。
面倒事が片付いた、とおもいたかったから、かな。
だけどいま、わたしの部屋のフォトフレームにふたりがいる。
あの日、公園で撮った写真ではなくて。

ある雨の夜、足の悪くなった母に父が傘をさしかけて、相合傘で歩くふたり。

いつも大喧嘩して暴力まで振るわれて、それでも離れない男女の気持ちがわたしにはよくわからない。ふたりにしかわからない情のつながりがあったとしても、そんなものはただの共依存というやつで、まるで肯定できないし、わたしがそうなりたいかといったらまっぴらごめんです。

傍目からみてどんなにひどい関係でも当事者は聞く耳持たない、というのは経験上知っているけども、やっぱり気づけば心底ばかばかしくて。

なんで、こんな関係が成り立つんだろう。

ふしぎにおもって、ついその後姿を撮ったんでした。

そういえばたしかその日は、

「母の日と父の日、いちいち分けるのめんどくさいからまとめて寿司でもなんでもうまいもん食わせてやるよ!」

といって誘い出した、梅雨に入る少し前のことだったっけな。
と、この日記を書きながらそんなことを思い出したのでした。

顔も写ってないし、ピンボケしてる。
遺影どころかスナップにしてもまったくしょうがない写真。
でも、その写真がいちばんわたしの両親らしいなあ、とおもうのです。
2013-06-18

嗚呼 しくじった しくじった まただわ

カテゴリー: 日記
蒸し暑かったので窓全開にして自室でくつろいでいたところ、
外から飛脚の宅配ボーイの話し声が聞こえてきた。

うちの一角は袋小路になっていて、戸建が何軒かあるも番地がすべておなじ。まして我が家は五人住まいで表札も出していない。郵便なり友人なりピッツァなり、迷い迷ってしまうひとはよくいる。

「s…さんってかたのお宅はこちらでよろしいでしょうか…?」

同居人の苗字だ。そしてそれに答える女性の声。
よく聞き取れなかったので、もしかしてご近所さんが答えてくださっているのかしら、とおもって窓から、うちですうちです今行きまーす!と元気よくお返事して慌てて階下へ降り玄関ドアを開けたら、佐川のお兄さんの応対をしていたのはちょうど帰宅して軒先で一服していたまた別の同居人だった。

なんだよー!

うちのひとだったらはいはいうちですで終わるはずが、そうじゃなさそうだから降りていったのにー!

聞けば、さっき不在票を入れて再びやってきただとか、不意に開けるとネコが飛び出してくるから気をつけてくださいとかそんな話をしていたとのこと。だからごそごそ長話におもえたのね。


……で、そうとは知らずにあわてて飛び出したわたくしはといえば、

ノーブラにキャミソール、超短パン。

さすがにまずいとカーデガンは羽織って出たけれど、閉まっていると思い込んでいたキャミのボタンが開いていてデコルテほぼ丸出し。ここまで扇情的かつハレンチな格好で人前に出るなんて、できすぎた欲求不満の人妻ポルノか、現実世界じゃ林真須美くらいしか思い浮かばない。


まじで恥ずかしかった!!!!!!!!!
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