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日々の記録

つまり、日々を記録するのです。

 
2009-05-24

今日は~図書館に行ってきました→☆

カテゴリー: 日記
席に着き、珍しくも勉強していたのだが
ふと見上げると、向かいのおじさんが
何やら鼻をほじっているのが見える。
それもただなにげなくほじっているのではなく、猛烈にほじっている。
ほじり尽くしている。熱き魂を刀に注ぐ職人のように。
これはもう命を懸けた鼻くそほじりだ。
ただただ情熱的に打ち込むところからみて
この方は生粋の鼻穿り人、ホジラーなのではないか?
そう考えられる。

~30年前~

訓練場にて
おじさんの父(以下おじ父)「脇が甘い!リズムを保て!」
小さい頃のおじさん(以下小おじ)「ホジホジホジ」
おじ父「よし、今日はここまで」
小おじ「ふぅ・・親父。
    俺も親父みたいな凄いホジラーになれるかな・・?」
おじ父「ホジラーの道は決して甘くはないぞ。
    お前はどんなホジラーになる?」
小おじ「当然俺は最強のホジラーになるんだ!昔の親父みたいに!」
おじ父「ハハハ、最強のホジラーか(笑)
   (だが、最強よりも、もっと強いものがあるのだぞ・・)」
小おじ「笑うな!それより腹減った!早く帰って飯にしよう!」
おじ父「そうだな。
    じゃあ今日は俺が腕をふるった特製手料理を食わしてやる!」
小おじ「やったー!親父の手料理は最高だからな!」
おじ父「当たり前だ!さあ帰るぞ!」
おじ父&小おじ「ハハハハハ」

~10年後~

小おじ「親父!親父ぃ!!」
おじ父「....」
小おじ「くそ!どうしてこんな事に!!」
おじ父「...道を....歩むべき道を....違えた罰..かもな....」
小おじ「何を!親父は伝説のホジラーと言われ
    皆の憧れだったじゃないか!!」
おじ父「..いいか....ホジるとは....追求する...ことだ....グリッ」
小おじ「親父・・!?」
おじ父「..お前の...幸せを....グリグリッ」
小おじ「馬鹿な!それ以上は禁断の領域!!
    親父・・まさか・・・!!??」
おじ父「ふ...俺も焼きが回ったようだな.....だが....お前なら....グリグリ」
小おじ「親父!駄目だ!!やめるんだ親父!!!」
おじ父「お前ならきっと....真の...ホジラーに...な.....れ......ブシュー」
小おじ「親父ぃぃぃぃいいい!!!!」


~20年後~

おじさん「あの日から、俺は血の滲む訓練を重ね
     いつしか最強のホジラーと言われるまでになった。ホジホジ
     だが、まだ一つだけ答えが出ない。
     ひたすらにホジっていてもこれだけは見つからない!
     親父よ!・・真のホジラーとはなんだ!?ホジホジホジ
     俺も道を踏み外したというのか親父よ!!ホジホジホジホジ」

子供「ぉ・・じ・・!」

おじさん「・・ん?ホジホジ」

子供「親父!いつまでホジってんだ!」

おじさん「なんだ・・お前か」

子供「なんだじゃねえ!それより腹減ったぞ!早く帰ろうぜ!」

おじさん「・・・!?」

子供「どうした親父?」

おじさん「(ああ・・そうか・・・)」

おじさん「・・じゃあ、今日は俺が腕をふるった特製手料理を食わしてやる!」

子供「えー、親父料理下手じゃねえか!」

おじさん「何言ってやがる!さあ帰るぞ!」

子供&おじさん「ハハハハハ」

おじさん「(・・親父、もしかして俺はもう真のホジラーに・・・)」



などと考えて
ノートに色々落書きしていたら
いつの間にか日が暮れていて
閉館になりそうだったので帰って来た。

俺もおじさんを見習って頑張ろう、明日から!