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夏鈴's Diary

日々のこと、自分の内面や人間関係について
気ままに書いてみます。

 
2017年11月05日

実は型破りな私

カテゴリー: 私のこと
大昔の話になりますが、大した取り柄もなかった小学生時代に
読書感想文コンクール入選の常連になっていました。
ずば抜けて文才があったからではありません。
書き方のコツが分かってたのです。
「こんなふうに展開させて、こう結論づけたら印象良いはず」
「審査員(大人)は子供のこんな純粋な感想を喜ぶよね」という感じに。
今思うと、とても可愛げのない冷めた子供だったと思います。

6年生になると、さすがに飽きてしまって、書くのがイヤになりました。
でも宿題だし、先生たちは私の感想文が入選すれば学校の
手柄になるので、絶対に提出しろと言います。
私は締め切りの前日まで葛藤した挙句、課題図書に対する批判を
詩にして提出しました。

読書感想文なのに詩の形式にするというのは、当時としては
かなり掟破りだったのではないかと思います。
しかも「ストーリーが面白くない、登場人物は好感が持てない」など
課題図書を思いっきりコキ下ろした内容。
それを読んだ担任の先生は、かなり落胆したのでしょう。
クラスのみんなの前で憮然として「これじゃあ入選には程遠いだろうね」と
言い放ちました。

だけど一方の私は、そんな先生の嫌味が全く気にならないほど
清々しい気分で満足していました。
その本の感想を書こうとした時、ストーリーに対するツッコミが
次々と湧き上がってきたので、「あ、これを詩にしたら面白いだろうな」と
思いついたのです。
そこからは、一気に書き上げました。

従来の感想文のルールを無視して自分の好きなように
自由に書いてる時、この作業を初めて心から楽しめたのです。
形式から外れがちな傾向は、この経験から強まったような気がします。


長くなったので、続きは この次に。
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