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第3回 「気をつけなくてはいけないメール」
勇気を振り絞ってオンラインのサイトに登録したあなた。ドキドキしながら受信ボックスを開いてみると、そこには無数の男性からメールが届き、嬉しい悲鳴をあげてしまうことでしょう。家にいながら、こんなに多くの男性と知り合いになれるなんて。 ひとつひとつのメールを読むたびに、「私もまんざらではないわね」とちょっとした自信も出てくるかもしれません。 でも、ちょっと待って。 受け取ったメールのすべての男性を恋愛候補生として考えるのはまだ早すぎます。真剣な出会いを求めて登録している男性の影には、オンラインのサイトを「女性と簡単に知り合えるツール」として活用している男性も数多く存在しているからです。 中には「ただエッチ出来ればいいや」と思っている男性だって潜んでいます。紳士の顔を気取ったオオカミの甘いワナにかからないよう注意しましょう。 気をつけなくてはいけないメール内容は以下のようなものです。 ●あなたのプロフィールに対しての質問や興味を示さず、自分の自己紹介だけがやたらといいことばかり書いてあるもの この彼は一気に何百人もの女性に同じ内容で送っている可能性が高いといえます。 「大手広告代理店に勤務、身長は180cmで年収は1000万強。趣味はダイビングとゴルフ。週末は伊豆の海に潜りに行ってます。スポーツなら何でもお任せ。あなたのことをやさしくエスコートします」などと書かれていても、ウキウキと返事を書かない方がよいでしょう。 こういう男性は、1回メール交換をしたあと、音信不通になる可能性が高いでしょう。 彼の本当の目的は、「たくさんの女性が自分に興味を持ってくれている」という自己満足を得てニヤニヤすることだからです。本当に真剣な出会いを求めている男性だったら、あなたが書いた「趣味は読書」という項目に対して「最近のオススメの本は?」などと聞いてくるはずです。 ●あなたの返事を早急に求めるもの 返事を送ったそばからすぐに返信をよこし、そのメールにさらに返事を書かないとすぐに怒る相手。 こういう相手は、2~3回のメール交換だけですぐに「会おう」と言ってきます。彼の挑発に乗ってはいけません。すぐに怒る相手は削除してください。 本モノの相手だったら、あなたの都合を考えてくれるはずです。 ●やたらと自分の事情ばかり長々と書いてくるもの 仕事上の悩みやら、家族との問題やら、飼っている犬が病気になった・・・などを延々と書き綴ってくる相手にも注意してください。彼はただ話し相手が欲しいだけです。あなたと直接会ってデートしたいとは考えていません。
とはいえ、オンラインのサイトは、危険な出会いばかりが待っているわけではありません。たとえば、あなたは街を歩いている時に、明らかに軽そうな男性からのナンパにはついていきませんよね。 オンラインのサイトでの出会いも、外での出会いとなんら変わりはありません。少しでもあなたが「この人は違う」と感じる相手がいたら、そういう相手は避けるようにしましょう。 すべての出会いは、あなたの自己責任力と前向きな気持ちがもたらしていくものです。 上記に書いたような特徴のメールを排除し、「この人は誠実そうだわ」と感じる相手がいたら気長にメール交換をしていきましょう。 |
大安ケイコ1968年生まれ 旅行業、外資系企業を経てフリーランスライターに。 数々のイタイ恋愛経験を積み重ねた結果、どうしたら幸せな結婚が 出来るかを独自で研究し、「出会いのバイブル」を出版。 現在は、夫と娘の三人で楽しく暮らす日々。 HP『大安吉日のハッピーマリッジ予備校』 http://www.2525kekkon.com/ HP『大安ケイコのハッピーマリッジ』 http://plaza.rakuten.co.jp/taiankeiko |
吉日ヒロコ1973年生まれ 農業専門誌記者を経てフリーランスライターに。 結婚相談所、お見合い、カップリングパーティー、 婚活サイトなど、様々な出会い産業を取材。 坐右の銘は「愛し愛されて生きるのさ」by小沢健二。 HP『大安吉日のハッピーマリッジ予備校』 http://www.2525kekkon.com/ HP『吉日ヒロコの出会い道場』 http://plaza.rakuten.co.jp/kitijituhiroko/ |




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