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第22回 「彼女ともっともっと幸せになるために」 オンラインで知り合った彼女と順調な交際を続けているあなた。 なんとなくいつもウキウキしつつ、仕事中でも「早く週末が来ないかな」とカレンダーを覗き込んでいるのではないでしょうか。 けれど、そんな踊りだしたい日々も三ヶ月を過ぎると少し落ち着くもの。 男性心理としては、「よしよし、ようやく恋人らしくなってきたぞ」とホッとする時期ですが、しかしここに重大な落とし穴が隠されています。 実は、男性と同じように考えていないのが女性の複雑なオトメ心です。 女性は、交際当初こそ「この関係はずっと続いていくのかしら…」と不安を抱えながら付き合っていきますが、三ヶ月を過ぎたあたりから「あぁ、ここまで続いたわ。ということは、彼と私はこれからも付き合っていけるのね!」といったヘンな自信が生まれ始め、次第にあなたを束縛しようとする傾向が強くなっていくのです。 私たちはこれを「恋愛関係・三ヶ月の法則」と呼んでいます。 男性が「彼女はもう僕のものだな」と安心して連絡などがおろそかになるのに対し、女性は「私を好きなら、もっともっと愛情表現をしてほしい!」といった要求を高めるのが、この三ヶ月を過ぎたころなのです。 この時期にちょっとあなたが電話やメールの返事を書かなくなったりするともう大変です。帰宅の時間は知らせていないはずなのに疲れて帰ってきたころに電話が鳴って、「なんでメールくれないの!」と受話器ごしに泣かれたり、デートの途中で急に黙りこくってスネられ、何を言っても口をとがらせている彼女を見て、男性としては何が何だかわからずパニックに陥りがちな場面が急に増えてくるのがこの「三ヶ月の法則」の時期といえるでしょう。 基本的に、男性と女性は、恋愛に対するスタンスが異なるものです。 彼女とずっと楽しい恋愛関係を長続きさせるために、このコラムを読んでいるみなさんはどうか次のことを実践してみてください。 1.交際が三ヶ月にさしかかろうとする頃でも、最初の二ヶ月と同じくらいの頻度で 電話、メールは男性側からしてあげること。 2.用事があって週末にデートが出来ないときは必ず理由を告げ「次のデートは○日にしよう」と次回のデートの約束を取り付けておくこと。 3.デート中、彼女の話を聞くのがメンドくさいなぁ~と思っていても、とりあえず最後まで話は聞いてあげること。
たとえ「気持ちはちょっと落ち着いてきたのにな・・・」という状態でも、男性がこの時期に最初のころのガンバリをもう一度実行することはとても大切です。付き合って半年もたつと二人の信頼度はもっと増していきますし、男性側もそんなに毎日毎日彼女の言うとおりに動く必要もなくなることでしょう。 私たちが強調したいのは、この「三ヶ月の法則」の時期にいかに彼女の気持ちを離さずにキープさせておくか・・・が今後のお付き合いのカギを握っているということです。 面倒がらずに恋の芽にせっせと水をやるような気持ちで力を注いでいきましょう。 そして、お付き合いがさらに深まるとあなたは気付くはずです。 「彼女に出会う前より今の自分のほうがなんだか自信も出てきて仕事もうまくいくようになってきたな」と。 共に笑いあいながらそばにいてくれる彼女の存在があると、あなたは毎日の生活の中に充足感が生まれていることを感じていきます。
それは、ありのままのあなたを受け入れ、応援し、支え続けてくれるといった彼女からの強力なパワーを受け取るからです。恋愛ってきっかけはどこに転がっているかわかりません。 けれど、オンラインでだって本モノの恋を手に入れることは可能なのです。 あなたと彼女はたまたまオンラインを通して知り合ったかもしれませんが、今ではお互いにかけがえのない存在になっています。 彼女の笑顔、彼女の頑張る姿、彼女から甘えられるひとときなどを感じながら、きっとあなたは今よりももっともっと魅力的な男性へと変貌していくことでしょう。 どうか、彼女と出会えた瞬間を大切にし、これからもしっかりと彼女の手を握って離さないであげてください。 そんなお二人の幸せがずっとずっと続いていきますように。 |

| B子 | 「私、いつも恋が三ヶ月で終わってしまうの。オトコの人って最初のうちはすっごく盛り上がるクセに、付き合ってしばらくたつと勢いがなくなっちゃうわよね」 |
| A子 | 「そうね、確かにそういう部分があるかもしれないわね。私は彼と付き合って半年になるけど、相変わらず熱心に電話やメールをしてくれたりするわよ」 |
| B子 | 「そうなの!? その秘訣って何?」 |
| A子 | 「そうだなぁ、付き合って三ヶ月ぐらいのころにあまりこちらから追いかけすぎなかったことかな。彼の気持ちもちょっと落ち着いてきたみたいだったけど、それでもあわてふためず、いつもどおりにニコニコ対応していたの。そうしたら、四ヶ月目くらいからまた頻繁に連絡くれるようになったの」 |
| B子 | 「そっかー。私は付き合ってしばらくするとこっちから電話やメールをしまくるのがいけなかったのね」 |
| A子 | 「恋って長続きさせるのが難しいけれど、本当に自分に合った相手だと自然とうまくいくものみたい。これからも彼と仲良く過ごしていきたいな。B子も新たな恋を見つけてがんばってね」 |
大安ケイコ1968年生まれ 旅行業、外資系企業を経てフリーランスライターに。 数々のイタイ恋愛経験を積み重ねた結果、どうしたら幸せな結婚が 出来るかを独自で研究し、「出会いのバイブル」を出版。 現在は、夫と娘の三人で楽しく暮らす日々。 HP『大安吉日のハッピーマリッジ予備校』 http://www.2525kekkon.com/ HP『大安ケイコのハッピーマリッジ』 http://plaza.rakuten.co.jp/taiankeiko |
吉日ヒロコ1973年生まれ 農業専門誌記者を経てフリーランスライターに。 結婚相談所、お見合い、カップリングパーティー、 婚活サイトなど、様々な出会い産業を取材。 坐右の銘は「愛し愛されて生きるのさ」by小沢健二。 HP『大安吉日のハッピーマリッジ予備校』 http://www.2525kekkon.com/ HP『吉日ヒロコの出会い道場』 http://plaza.rakuten.co.jp/kitijituhiroko/ |




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