|  
 
 不意に
 
 背中に
 
 小さな衝撃を感じました
 
 
 
 
 
 
 
 それは
 
 しなの鉄道沿いに或る
 
 古い工作室
 
 
 窓に背を向けて
 
 錆びた電動機の塗装を落としていました
 
 その時
 
 ♪ パシンッ! ピチピチ! ピ~ンッ!
 
 そんな
 
 小さく鋭い音がしたかと思うと
 
 小さく光る物が
 
 後ろから飛んできました
 
 
 あっ!
 
 
 ♪ウィ~~ン ピンッ! カリカリ!!!
 
 そんな音ともほぼ同時
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 飛んで来たのは
 
 小さなガラス
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 窓には
 
 新しい弾痕が付いています
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 床に散らばった鋭く光る物
 
 摘める物だけ
 
 拾ってみました
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 ローカル鉄道を挟んで向こう側
 
 畑のオジサンが
 
 草刈をしていました
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 これからは
 
 窓を向いての作業が恐怖かも・・・・
 
 | 
好かれる事はまずありません