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あっちゃん日記

acchan.comの代表のあっちゃんです。
皆様に素敵な出会いをご提供します!

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2011-04-27

acchan誕生秘話【大学編3】

カテゴリー: acchan誕生秘話
こんにちは。
また最近止まっていました誕生秘話について再開させて頂きます。
実は今日リリースさせて頂きましたが、間もなく5月3日でacchan.comは15周年となります!
ほんとそういう意味では感慨深いものになりますし、逆にちょうど15年前に何があったのかまた思い出しながら綴りたいと思います。

・・・・

大学2年も終わりになると、マックの厨房ではだいぶ頼れる存在になっていました。
そのうち、社員から「スイングマネージャーをやってみないか?」と言われ、即、引き受けました。(^^;
もうここまで来たらさらに上を目指して見たいという思いがありました。
しかし、この社員、本当に怖い人で、間違いや失敗をすると平気で店内で殴ります。蹴り飛ばします。目の前にお客様がいても関係なしで「ゴラァーテメー何やってんダァ!」と怒鳴り倒します。
そんな状態でしたが何とか数ヶ月のトレーニングの後、無事マネージャーに合格です!
やっぱり厨房も楽しかったですが、前にでてお客様と接するのはもっと楽しいですね。
マックのスイングは普通のアルバイトなのに、やっていることは正社員とぜんぜん変わりません。
場合によっては新しくきた社員よりよっぽどテキパキ働きます。
しかも自分は朝番ばかりをやっていたので、そのうち朝専門のマネージャーになってしまいました。(^^;
週5日、AM4:30入りです。平日だけでなく、土日も祝日もお盆もクリスマスも正月も休みという休みは全部入れていました。
そのうち社員も朝番にこなくなって店を明ける専門のマネージャーになっていました。

でも、そうこうしているうちに好きな子ができたんです!
そのうち思いがどんどん強くなって、何とか伝えたい・・でもとても告白なんてできない・・、そうだ!ラブレターにしよう!
もう単純な考えです。当時はメアドもまだないですからね。(^^;
なんとか思いを綴って、でもさすがに手渡しは恥ずかしくてできないと思い、彼女の靴ロッカーの隅にそっと置いておきました・・・。

そしてそれから数日後、彼女と同じシフトになってドキドキしながら反応を見ましたが全く何もありません。
好きなのか嫌いなのか、無視なのか・・・。
結局、何も聞けないまま何日か過ぎ去ってしまいました。
もう恋愛は何て辛いんだろうと思ったとき、不意に彼女のロッカーをみたら、なんと!俺の愛のラブレターがロッカーの奥にぐしゃぐしゃに土まみれになって入っているじゃないですか・・・。
それに全く気づかなかった彼女って・・。
しかしもうそのときには時遅しで、自分の熱もほとんど冷めていました。
読まれてもいないのに、もう振られた気分でした。
結局何も告げられないまま、彼女はアルバイトを卒業していきました・・。

そんなことをしているうちに始まったんですあのマックのキャンペーンが。
そうです100円マックです!
今だとかなりのアイテムが100円で売っていますが、それまでは確かハンバーガー210円だったのが、ある日から半額の100円になったんです。
もうこのインパクトは絶大で(というか宣伝のし過ぎで)、もうお店は毎日パニック状態です!
いつもはマネージャーがお客様の流れをみて事前にハンバーガーをいくつか作り置きしておくんですが、せいぜいお昼のピークに「12バーガープリーズ」っていって作るくらいなんですが、もうその100円マックが始まってから「ハイ、スタート!」って掛け声です。
スタートがかかったら12バーガーx2台フル稼働始まりです。
もうオーダーを止めることはありません、奥の厨房は延々とハンバーガーを作り続けます。(確か3分くらいで12バーガーできたと思います)
そしてできあがったハンバーガーを手前のカウンターでラップするのもマネージャーの仕事ですが、もうどんどん上がってくるハンバーガーを山のようにラップしていく状態です。
慣れないマネージャーがやると、厨房から湧き上がるハンバーガーの山にラップが追いつかずに溜まっていきます。(^^;
ある意味厨房のスタッフもそうやってマネージャーいじめで楽しんでいるようでした。
(もちろんハンバーガー以外のオーダーも大量に入ってくるので、マネージャーは各種バーガーのオーダーを出しながらラップし続ける状態です)
しかしお客様もお客様で、3時ごろとかもうお昼のピークも終わった時間のなのに、不意に来た主婦の人が「ええとハンバーガー60個」とかそういうオーダーを普通にいってきます。(^^;
もうお客様1人がきたら「ハイスタート!」って感じでした。

そんな過酷な(楽しい?)職場をすごしているうちに、いろんな人の人間観察ができるようになってきました。
「この人はこの人のことが気になっている」とか「この人とこの人は付き合っていそう」とか。
勝手な妄想のようですが、100人くらいいるアルバイトの相関図までかけるくらいになっていました。
まぁ自分につながる相関図は書けないのですが・・・。

もうずっとマックの話ばかりですね。
正直この時期の大学のことはほとんど覚えていないです。
授業は1年で単位を取りすぎたせいで全然楽になってしまったので、その分平日もガンガンアルバイトを入れてもうそればかりの毎日だったと思います。(^^;

そういえば、このころオタク友達からのススメで新しくパソコンを作りました。
今だとパソコンというとPCになると思いますが、当時はまだまだ国産のパソコンが全盛だったと思います。
とりあえず、秋葉に行っていろんなパーツを買ってきて組み立てました。
OSはSlackwareというLinuxディストリビューションです。
確か1993年頃に入れていたのでそういう意味ではだいぶ早かったかもですね。
(しかもPentiumの整数演算問題のにあたりました・・)

そんなオタクな趣味もしているうちに、マックで面倒な仕事を引き受けました。
順番で回ってくる担当の仕事ですが、倉庫の資材管理です。
当時のマックには、カップやストローなど大量にある資材の管理をするツールがありませんでした。
というかパソコン自体もDOS画面の発注システムくらいしかありませんでした。
そのため納品されて、日々消化されていく資材を管理するのは人間が数えていたんです。
カップが残り1ケースなので3日しか持たないとか、それぞれの資材ごとに「カン」で予測して追加発注していました。
さすがにこれの担当になったとき何て原始的なことをしているんだと思い、久々にオタク魂に火がつきます。
バイトが終わって家に帰ってから早速開発にとりかかります。
しばらくして完成すると思ったより出来がいいものができました。
今の在庫数と、前回の数を比較して、今後の予測率を指定することで必要な発注を全部の資材で出すというものです。
これにより人間がする作業は現在の在庫を数えるだけになりました。これは結構好評で自分がバイトを終了するまでずっと自分が担当することになりました。
(しかも自分がバイトをやめたときはこのパソコンごと後輩に安く譲りました)
これをやったことで、将来の目標がはっきりしました。
「ああ、俺はやっぱりパソコンを使う仕事があっている」と。店長の誘いのマック社員はお断りしました。

・・・・

結局また途中で終わってしまいました・・・。
そろそろ結論が出るかなぁ。
2011-04-06

acchan誕生秘話【大学編2】

カテゴリー: acchan誕生秘話
こんにちは。
ここ最近止まっていました誕生秘話について再開させて頂きます。
いつも長くてすみません。

・・・・

オタク街道真っ只中だった大学1年生も、3月になって終わろうとしていました。
春休みだったので、実家に戻りアルバイトを始めました。
近所のお菓子工場でのアルバイトです。
以前にも何度かお世話になっていたので仕事はぜんぜん慣れていました。
しかし、この工場、食品を扱っているので衛生面はちゃんとしていて専用のエプロンにマスク、帽子をかぶっての作業です。
また、アルバイトの学生も多く、春休みの期間は半分以上が学生でした。
そこで出会ってしまったのです、かわいい女の子に。
・・・というか勝手に憧れていただけではありますが。(^^;
まぁ、今から思うとどうしてそこまで勝手に思いつめたのか不思議ではありますが、ある意味ゲレンデマジックというか、マスクマジックがあったかもしれません。
思ったんですが、マスクと帽子をかぶると目しか見えません。
しかし、目だけで見るとみんな素敵な女性に見えてしまうんです。
ゲレンデでゴーグルをしてさっそうとスキーを滑るとみんなかっこよく見えたのと同じじゃないかと勝手に思っています。
結局その短いアルバイト期間では自分の気持ちも打ち明けることができず、そのまま東京へ戻ってきてしまいました・・・。
しかも、苦労して稼いだお金で買ったのはアニメのLDコンプリートボックスです。(5万円位?)
今だともう完全になくなってしまったLDですが、当時はビデオテープと違って鮮明で劣化もしないということでオタクの間では必須のアイテムとなっていました。
しかし、自分はアニメのLDを買ったのにLDプレイヤーは持っていませんでした。(^^;
どうしてもLDの初回特典が欲しくて、見ることもできないのに買っていました・・・。

そんな春休みを過ごして2年生が始まると、なんと!オタク友達の1人に彼女ができているじゃないですか!
これには衝撃を受けました。
この年になるまで女性とまともに話したこともなく、しかもよくよく考えたら同年代の男女が知っている当たり前のことを全くしりません。
今はやりの映画や、音楽、ドラマ、有名人・・・何もかも全く何も知らないまま今まで生きてきたんです。
オタクなパソコンやアニメに関することは本当に詳しいんですが、それ以外のことは全く何も知らないということに気が付きました・・・、遅すぎですが。(^^;

そこで、心機一転、「よし!人間になろう!」、そう心に誓うのでした。(部屋に飾ってあった全てのポスターも剥ぎました!)
しかもちょうどいいことに1年生の頃は授業に忙しくて(オタクに忙しくて)全く時間がなかったのですが、2年生になって授業が一気に少なくなったので時間にゆとりがでてきました。
何をしたら人間になれるんだろうと考えた結果、オタク友達がファーストフードでアルバイトして彼女を見つけたとのことだったので、自分も真似してみることに。
ここなら「普通の男女」がたくさんいるんじゃないかという浅はかな考えでした。(^^;

近所にファーストフードのお店がいくつかあったのですが、せっかくやるなら一番有名そうなお店にしようとマックに応募してみることに・・・。
すると、面接にも合格し、いよいよアルバイト開始です!
今まで工場では何度かアルバイトをしたことはあるんですが、サービス業は初めてです。
しかも後から知ったのですが、マックは他のファーストフード店よりかなりきつい・・、というかマックだけはいつも混んでいて常に忙しいというお店でした。
そんなお店に入って、奥の厨房で毎日汗だくになりながら、ハンバーガーを作る毎日でした。

しかし、最初はきついと思っていた仕事も慣れると逆に楽しくなってきます。
マックは本当によくできていて、入りたてのアルバイトから徐々にスキルを上げて上の階層に上がることができます。
確か、トレーニー → Cクルー → Bクルー → Aクルー → トレーナー → スイング → Aスイング → マネージャ(社員) → シニアマネージャ → 店長 のような感じでした。
一番下のトレーニーから上の階層に上がるにはそれぞれ決まった試験があって、それをパスしないと上がれません。
逆に上に上がるためにやらないといけないことがはっきりとしていて、しかも全部が完全にマニュアル化されているので非常にわかりやすく目標を立てやすいというのがありました。
焼くものの温度や時間だけでなく、1ポテトに振る塩のグラム数まで決まっていました。
マニュアルどおりにやれば、いつどんなアルバイトが作っても全く同じものが出来上がるようになっていたのです。
ただ、あまりのきつい仕事内容だったため、軽い気持ちで入ってきた人はすぐにやめてしまいました。そのため残った人は根性のあるツワモノばかりで、だからこそ強い連帯感と信頼感のある職場でした。
当初の目的は「人間になって彼女を作る」だったのですが、次第にアルバイトの面白さにひかれてすっかり仕事尽くめの毎日となってしまいました。(^^;

そんな中、大学のオタク友達の中で、サークルを作ろうという話がでてきました。
オタク友達の中にもバンドをやっていたりして、ちゃんとしたまともな男子もいました。
その人たちが主流になって活動するサークルを作るのでいっしょにやらないかとのことです。
とりあえず、時間にはゆとりがあったので、いろいろ手伝いをすることに。
まずは、新入生の勧誘です。
もちろん自分の学校ではありません、オタクしかこないですから。(^^;
近所の短大や女子大への勧誘です。
しかしオタクっぽい男連中が何だか活動内容がよくわからないサークルの勧誘をしてもなかなか入ってくれません。ライバルもいっぱいいるし、そもそもこの時点では何も活動実績がない状態でした・・・。
でも、そうやって何日か勧誘しているうちに、ポツポツと入ってくれる子が現れました!
しかもそのうち、普通にかわいい子まで入ってくるじゃないですか。
でもそうやって入ってきてくれた子がいても、サークルとしての活動内容はありませんでした。ただ、たまにみんなで集まって飲むだけのサークルでした。(^^;

でも!なんと驚いたことにその中の一人の女の子から付き合って欲しいと言われることに!
自分は全くなんとも思っていなかったのですが、よくわからず承諾してしまいました・・。
でも付き合い始めても何をどう接していいのかわからず、あっという間にフラれてしまいました。(^^;
もうほんとどうしようもないですね。
ただ、後から聞いた話では「あの子は学年で一番かわいい子だったのになんで別れたのよ!」とその子の友達に言われてしまいました・・・。
本当にそうなのかわかりませんが、そういわれてもまだ人間に戻っていませんでしたから~。

・・・・

そうこうしているうちに、徐々にマックでメキメキと力をつけていくのでした・・・(続く)
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