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あっちゃん日記

acchan.comの代表のあっちゃんです。
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2011-02-25

acchan誕生秘話【高校編2】

カテゴリー: acchan誕生秘話
こんにちは。
前回に続き、高校編2のお話です。

・・・・

前回お話した物理部ですが、もう一つの大きな活動内容があります。
「アニメ」です。(^^;
もちろん書くのではなく、見て語るです。
この頃から本格的にアニメにはまってしまいました・・・。

その頃、はまってしまったが「トップをねらえ!」です。(エースをねらえではありません)
SFもののかなーりマニアックなアニメです。
でもこの監督は、かの有名な庵野監督です!トップはしらなくてもエヴァンゲリオンは知ってますよね。

この監督、本当にオタク心がわかっていると思います。
このアニメにはまったせいで、声優にもはまってしまいました・・・。
主人公の声を担当していたのが日高ノリコさん、あのタッチの南ちゃんです。
当時、地元で毎週で放送されていたラジオ番組が楽しみで楽しみでたまりませんでした。(^^;
最初は聞いているだけだったのですが、そのうち番組の中でネタを募集するようになり、ためしにネタを送ってみたらなんと読まれてしまいました!(当時は葉書ですよ)
これに味をしめたあっちゃんは毎週のようにネタを投稿しまくります。
するとだいぶコツを掴んでしまい、ほぼ毎週読まれる常連さんになってしまいました。(^^;

そのうち毎回ペンネームをアレンジしてわざといいにくい名前を言わせてました・・・。(マニアックネタばかりをペンネームにしてたんです、ひどい)
そしてこの番組、ネタが読まれると記念にキーホルダーをくれるんですが、それをカバンに取り付けていたところ、最後は30個以上数珠繋ぎになってしまい、何だかわからない塊をジャラジャラつけた状態に・・・。
自分の中では誰も知らないと思って勲章のようにつけていたんですが、後日自分が地元を離れたあと「あのキーホルダーを山のようにつけていた人が最近いなくなった」とラジオで読まれたようで、ある意味知っている人は知っていたんですね、恥ずかしい・・。

そういえば、この日高さんには、一度ラジオ局まで会いにいったことがあります。
1時間くらいかけて最前列で中の様子をみてました。(^^;
最後にサイン会があって、「藤田です」っていったら「あのいつも葉書をくれる藤田さん?」って言われてもうそれだけで嬉しかったですね。
色紙とTシャツにサインをもらって大喜びで家に帰りました。
後日、その大切にしていたTシャツも一度だけ着たことがあります。
なんと、全校のマラソン大会です!
みんなは俺のシャツに何かグジャグジャ書いてあるくらいしか思わなかったと思いますが、物理部の連中にはそのTシャツが輝いて見えたことでしょう。

そうそう、こんなオタクな活動ばかりをしていた高校生でしたが、実は勉強もできました!!
・・・といいたいのですが完璧ではありません。
得意なのは数学と物理だけ、後はぜんぜんだめでした・・・。
だめなほうでいうと社会科関係はいつもテストの点は一桁でしたね。
英語も偏差値30代くらいだったかな・・、国語は20代くらい・・。
社会科と英語は覚えてないと何も書けないので仕方ないですが、国語は日本語のわかるところは全部書いたのに片っ端から×でした。
納得いかなくて何度も先生に文句にいったものです。(^^;
個人的には国語の答えには○も×もないんじゃないかと思っています。
本当にその作者がそれを考えて書いたのかは作者にしかわかりませんし、それは捉え方によってどうにでもなると思っています。

それに対し、得意だったのは数学ですね。
学校は進学校でさらに理系クラスに分かれていたのですが、数学だけは偏差値80くらいでした。
しかも途中から本気モードになって100点を連発する状態に。
たしか6回くらい連続で取ってました。もうそれが全てのように命をかけてました。
98点だと悔しくて涙したものです。(^^;

そうそう、これで調子に乗って全国模試でも力を発揮することに。
マークシートのテストでも100点を取れたんです!
この試験、成績優秀者は後日雑誌に掲載されるんですが、ここですごいことに!
なんと偽名を使って試験を受けていたんです。
そう、その偽名は「ジャンロックラルティーグ」!!
って誰も知らないですね。「ふしぎの海のナディア」で日高さんが担当していた主人公です。(この名前を知っている人は立派な庵野監督のファンですね!)
試験の時、漢字の名前はもちろん本名で書いているんですが、そのフリガナがマークシートになっていたので変えたんです。
普通に人がチェックすればマークシートの名前が異様に長いってわかるんですが、そこは機械、ちゃんと正しくフリガナで印刷してくれました!(^^;

しかし、そんな調子に乗っていたあっちゃんも先生の一言で撃沈です。
「君、数学だけで行ける大学は1つもないよ」
「ガーーーン!」、それは知らなかった・・・。
3年生になってから急いで英語の勉強を始めますが、もうどうしょうもないですね・・・。
結局、大学入試までには間に合わず、何とかいけそうな学校を探して、そこを受けて無事合格です。

そしてもう卒業まで残りわずかとなったとき、物理部の後輩から連絡が。
「先輩のソフトが入選しました!」
なんと!
実は後輩がパソコンソフトコンテストに応募していたのですが、本来は後輩が作っていたソフトを応募する予定だったのですが、応募直前に間違えて消してしまい何もなくなってしまいました。
そこで後輩が「先輩のあのソフト代わりに出してもいいですか?」っていってきて、「いいよ、ただし入選したら賞品半分頂戴ね」って。
そんな冗談みたいなやりとりで応募してたのに、グランプリに入選してしまったのです!!
入選したソフトは「ラインアニメーションソフト」です。(^^;
今だとCGって当たり前ですが、当時は全然なくて、あのTRON(初期版)のような感じの線だけで描くアニメーションソフトです。
3Dではなかったんですが、Flashのようにシーンを定義して、そのシーンごとにこの線がここに動くってのを定義しておくとそれが毎秒60画面でスムーズに動くというやつです。
人がトコトコ歩いたり、イモムシを動かしたり・・、アニメのセンスはうーんですね。
でも中身はアセンブラバリバリで高速化の限りを尽くしてました。
ループ展開して処理ドット数のポイントに直接ジャンプさせるなど。
でも審査員からコメントを1つ頂いて「シーン定義でマウスが使えると良い」とのこと。
当時、学生にはマウスは高くて買えませんでしたから~。(^^;

しかも学校での授賞式にローカルTV局もきて、撮影されたとき背景にはキキのパン屋の看板が置いてありました・・。(^^;
これも自作でオタクのパワーはすごいですね。
さらにスタッフが何か簡単にアニメ作れない?というので即席で作りました。
なんと当時は湾岸戦争真っただ中だったので、アメリカが核ミサイルを撃って爆発させるというアニメです。さらにその後にUFOが下りてきてセリフ(忘れました)をいうというものです。
冗談で見せたらカメラマンが気に入って撮影していき、実際にTVに放映された後はアナウンサーが言葉に詰まって「こうならないことを願いましょう」と言ってました・・・。

結局、賞品としてパソコンと賞金(30万位?)をもらったのですが、賞金は全部物理部に寄付し、パソコンだけもらいました。
そういえば今更ながら思い出しました!
この知らせを受ける前日、実は学校の帰り道にタヌキが死んでいたんですね。(田舎なので・・)
で、そのまま放置しておくのもかわいそうと思って近くに埋めてあげたんです。
この翌日だったので、おタヌキ様がお礼をしてくれたんでしょうか。

そんなあっちゃんも無事卒業し、東京へと上京します・・・(続く)