先日 急な仕事を依頼されました。 内容を聞いた後で納期を確認すると、ちょっとチャラい感じの担当者さんが 「今日中でいいっすよ」と軽いノリで言ってきました。 その会社の社員さんの多くは夜10時~11時まで働いていますが、 定時は6時半なので、遅くとも5時半までに仕上げれば感謝されるかなと 思いながら(実際にそういう前例があったので) 、 「具体的に何時ぐらいまでにお送りすればいいでしょうか」と聞くと 「3時までにお願いします」という返事。 ちなみに、この時点で午前11時でした。 同じ日本人なのに、同じ年代なのに、同じ業界なのに、取引先なのに、 この認識の違いには驚きました。 まぁ仕事では、きっちりと条件を確認するのは基本中の基本なので 大ごとに発展することは殆どないのでしょうが プライベートではわざわざ確認することってあまりないと思うので 認識の違いのオンパレードなのかもしれません。 分かり合えてると思っていても、実は気づかないだけで、 いろんなズレの上で成り立ってる可能性もあります。 相手の「痛い」とか「苦しい」は、自分が想像したり過去に感じた 「痛い」「苦しい」とは、かなり度合いが違うかもしれません。 体感にも個人差があるので、安易に分かったような態度を取れば 相手を傷つけてしまう恐れもありますね。 身近な人や大事な人を相手にする時ほど、こういう認識のズレがないか 注意したほうがいいんだろうな…などと、チャラい担当者さんのお陰で ("チャラい"は余計ですね)、いろいろ考える機会が持てました。 |