何度となく新聞やニュースで取り上げられて話題になっている、 三浦半島のムラサキウニとキャベツの話が気に入っています。 身が少なすぎて食用にならない上に、半島周辺の海藻を食い尽くすので 厄介者扱いされて駆除されていたムラサキウニ。 同じく三浦半島で、販売の基準に合わないという理由だけで 廃棄されていた1割のキャベツ。 その廃棄されるキャベツをムラサキウニに食べさせたところ、 短期間で食用にできるほど身が増えて味もまろやかになったのだとか。 このアイデアを思いつかれた県水産技術センターの主任研究員さんは 「もったいない同士を生かそう」と考えられたのだそうです。 Win-Winというのでしょうか。こんな発想ができる人を尊敬します。 「もったいない同士」という言葉も気に入りました。 これから結婚する(かもしれない)私たちも、 「もったいない同士」になる可能性が大いにありますね。 他の人にとっては、どうでもいい個性や特技を 喜んでくれたり引き出してくれたりする相手であれば、 お互いが幸せになれます。 そういう相性の良い相手と過ごしたいものです。 |