知り合いの30代独身女性Aさんとお茶しました。 30代といえば一番婚活に熱い世代のようですね。 Aさんは、婚活セミナーなるものにマメに出席して あちこちのお見合いパーティーに出かけ、 週末は次々と新しい人と会うなど、ありとあらゆる機会を利用して それはもう精力的に活動しているようです。 やはり生涯の伴侶を選ぶわけですから、そのくらい真剣になって 当然なのかなと納得するものの、そこまでするの?と 圧倒される部分もありました。 中でも驚いたのが相手に求める条件を100項目書き出したということです。 「100項目?」と思わず裏返った声で聞き返しました。 何でも相手の人柄だけでなく、容姿や習慣や癖など細かく、例えば 「1月生まれである」とか「歌が上手」など、第三者から見たら どーでもいいよね?と思うことまで設定するのだそうです。 実際に100項目作って、それにピッタリ合う人が見つかったという女性が 何人もいるというのだから驚きです。 でも、そんなにガチガチに決めつけちゃって大丈夫なのだろうかと 心配になります。 7月生まれや音程を外しても相性の良い人がいるかもしれません。 年齢と共に考え方も変わるし、人に対する好みも変わるので 後になって、もっと本質的な所を見るべきだったと後悔しないでしょうか。 たまに2本立ての映画を見に行きます。 そのうちの1本だけに興味がある場合、もう1本はついでに 見ることになりますが、そのついでのほうが感動した、面白かったと いうこともよくあります。 個人的には、そんな発見もあったほうが楽しい気がします。 |