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○|○|日記館

夢でおならを踏むような噺
…とは程遠い、生活感あふるる自分語り

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2014-04-28

20140425医は仁術展落語会

カテゴリー: 日記
4月25日 上野国立科学博物館 医は仁術展

春風亭一力 転失気

古今亭志ん吉 犬の目

桃月庵白酒 代脈

仲入り

桃月庵白酒 死神


落語なんかぜんぜん好きじゃない友人と。
テーマ的に医者の噺だろうなと予想していて、白酒だし代脈はあるだろうと予想できて、転失気・犬の目も寄席でよくかかる軽い噺だからありそうだなってとこまでは考えてたんだけどあとひとつ。友人が「死神は?」って言ってたけどわたしは、あれは医者になる話だけれどちょっと様子が違うんじゃないかと言ってたら当たった。そして言った友人は医者が出てくる噺は死神しか知らないっていう。わたしはちょっと季節ずれるけど夏の医者あたりかっておもったんだけどな。早すぎか…。

しかし、あんな軽い死神は初めて聞いたかも。つっても生で聞くのは初めてだったんだけど。滑稽な噺ではあるけれど全体的にじっとりとした暗さがある印象だったところ、白酒は終始明るい感じ。明るいからよけいに狂気を感じられて怖い。ちなみに今回の死神を追い払う呪文は「アジャラカモクレンオバマダイトウリョウスシハノコサズタベナサイ」だった。アジャラカモクレンの後には時事ネタが入りやすい模様。

医は仁術展もおもしろかった。展示の最後に見せられた鉄拳のパラパラ漫画がなんかわざとらしく泣かせにかかってきて興ざめしたけど。

わたしはそんなもんで泣かせにかかられなくても、恋するフォーチュンクッキーでおじさんやおばさんが笑顔でたどたどしく踊ってるとこ見て泣きそうになるからな。今日は代々木公園でレインボーパレードがあって、そこでブラスバンドが恋チュンやって踊ってたよって話聞いただけでもう泣きそうになった。

設定なんてなくても、なにかが存在する(した)ってことだけで誰かの胸を打つには充分なのだ。
2014-04-23

誕生日

カテゴリー: 日記
誕生日だったので休暇をもらって那須塩原に行ってきた。

初日は雨なうえ鈍行に揺られての旅、足のない我々は宿からいちばん近い観光スポット千本松牧場に行った。しかし野外アトラクションは雨のためすべて休止、案内所のおねえさんも「雨なので…動物をみていただくか…ジェルキャンドル作り体験だけですね…」と困ったように言っていた。来るときのタクシー運転手も、「雨だし平日だし、桜の季節も終わっちゃったし…(あんたたちなにしに来たの)」みたいな感じだった。



雨のなか羊にエサをやるわたくし。


この直前に食堂でジンギスカンを食べている。

ほかにもヤギと牛とブタとうさぎとモルモットと犬と猫がいた。羊とヤギっておなじジャンルの動物のようでぜんぜんちがうのね。羊は食べるスピードが超早くてちょっとびびった。



ひとしきり動物をめでて宿へ。那須っていうとわたしはCMの影響で「ホテルニューしおばら~♪」か「サンバレーっホッテールサンバレー♪」しか知らないしそれ以外の観光も施設も知らないっていうかつまり興味ない。

まあ誕生日は遠出して温泉か、例によって寄席でも行って健康ランドで一日過ごそうかなっとはなんとなくおもってたんだけどさ。

少なくとも那須っていうか、ここに行くつもりは微塵もなかった。



ピラミッド温泉。

なんていうかここはこんなの珍スポット以外のなにものでもないんだけど、写真だけで察してもらえると思う。つまりまあそういうことです。ピラミッドの頂上部分に瞑想室とかあって、おじさんのうんちくをひとしきり聞いた後に瞑想するシステム。ヒーリング音楽をかけてくれたんだけどなにかがおかしいのかずっとラジカセをガチャガチャやってて笑いをこらえるのが大変だった。

翌日も雨予報だったのだけど、なんととても爽快な晴れ。ピラミッドパワーが効いた模様。チェックアウトを済ませてさあ出かけるぞ。




昨日も行った牧場に。



ふれあい系の牧場って、小動物以外は柵の向こうからエサあげられるとこしか行ったことなかったので、こんな群れに囲まれたのは初めてだった。たのしい。けど、快晴だったので前日とはうってかわって活気があり、おそらくエサもたくさんもらったのか愛想に差が感じられた。



東京に戻ってすごいお肉の食べ放題で〆


かとおもいきや、いつのまにか近所に住む友人の家で二次会をやることになっていた。もういい時間だし疲れてるし明日仕事だし荷物もあるのになあとおもいながらも流されて行ったらサプライズでバースデーケーキが用意されていた。しかもみんな翌日はわたしなんかより早くから仕事だし、早朝の飛行機に乗らないとって人もいるのに!

ありがたいな。ほんとにうれしい。が、サプライズの気配にまったく気づいてなかったのですげーびっくりしすぎて反応が微妙になってしまった。ここはもっとこう、アメリカ人を見習いたい。

充実の誕生日だった。
2014-04-19

めぞん一刻

カテゴリー: 日記
ふだんあまりまんがを読まない(自分比)同居人からつい先日「持ってる?」と聞かれて、そういえばちゃんと読み返したいなと思っていた矢先にブックオフで安かったから買っちゃったよ。

これってほんと、一言でいってしまえば茶番なんだよね。響子さんと五代くんはどうなってしまうの!?なんていうハラハラ感は一切なく、つまらないことですれ違うふたりを読者はひたすらじれったく見守るしかないだけの話。しかしそれがなー、いいよなー。

このよさは個人的に各キャラクターの愛くるしさと、とくに響子さんのキャラクターに嫌みがないところだとおもう。妙齢の女性なりの劣情をあたりまえのように持っているし、思い込みや気性の激しいところもある。自己嫌悪や自意識過剰に苛まれたり戸惑ったりしてそこから少しずつ恋心に向き合ってく姿がそこかしこにみられるからとても気持ちがよい。慈愛にあふれる女性のようだけれど、自己犠牲の精神じゃないところもいい。亡き夫に操を立てながらも新たな恋に揺れる、という成り行きのなかで彼女が清楚な天然キャラだけのヒロインだったらたぶん途中で投げ捨ててる。高橋留美子ってすごいなあ。
2014-04-17

誤差の範囲内

カテゴリー: 日記
職場で18時くらいにごはん食べて帰りが終電で、そしたらもうファミマでカフェラッテでも買ってひとときをくつろいで寝るしかないだろそしてこんな暮らしに慣れてゆけば5キロくらい軽く痩せだろって考えてたんだよ家につくまでは。なんでカフェラッテの氷が溶けゆくのを放置してまでごはんの支度してんだろ。

でもだいじょうぶ!豆腐ハンバーグだから!!



高タンパクのお豆腐と鶏胸肉、そしてダイエットサポート食材上位のごまとひじきも入ってるから実質カロリーゼロ、むしろマイナス(自分ルール)!!!!

つけあわせはなにもない。白い皿がカンバスのようだ。
2014-04-16

写真には写らない美しさが

カテゴリー: 日記
あーるー

かーらー

先日、戯れにダウンロードした出会い系アプリで平成生まれに写真を要求され、(本気で出会うつもりもないため)そのような答えに逃げたところ「マジですか!?どんなですか??」って返されてすげーびびった。伝わらないんだ。昭和は遠くなりにけり、老兵は死なずただ消え去るのみ。おらあもうこんな遊びをしていられる歳じゃねえってことだよリンダ。


プロフィール写真を変えたのはもうだいたいひと通り閲覧されただろという中堅どころな落ち着きと、あれを撮ったときから7~8kgくらい太ったので詐欺写真になりつつあるのではないかと危惧したため。とはいっても二枚目に載せてあるけどさ。普段写真なんかそんな撮られないから他に適当なものがない。

あのときは痩せたなあ。5月のほとんどを、職場で提供される昼食を少しと漢方薬と安定剤を栄養ドリンクで流し込む日々で過ごした。そうするとみるみる弛んでゆく皮膚と、日に日にあらわになってくるあばら骨を観察するのが楽しいような気分になっていった。気持ちとしては、せっかくだからこのままダイエットに突入してしまえという前向きなものもあったのだけれど、その奥の奥ではわたしはこんなに打ちひしがれていますという自己陶酔があったんだとおもう。初めのころは確かに、なにも考えたくなくて仕事以外の時間は薬で強制的に酩酊状態をつくっていた。ただしばらくするとつらくて食事も喉を通らない、んじゃなくて、こんなにつらいはずなのにごはんだけは一人前以上に食ってむくむくと肥えたままのおのれが醜いとおもってただけなのかもしれないあるいは、わたしがもっと綺麗だったら、というありがちで愚かな感情もあったのだろうかと。

それがいまじゃこの。

今日だけごはんキャベツにしたって無理だよ。

お肉も食べといてなにいってんの。

だいたいわたしが派手に痩せるときってなんか良くないことが起きてるときなんだよ。この五年の間では事情あって大問題を起こしたときと粉砕骨折したときと親が死んだときと猫が死んだときと兄が発狂したときか。若いころは季節の替り目に弱かったので秋から冬にかけてはちょっとバランス崩して必ず痩せてたんだけど、三十路あたりからもう上記レベルの事件でもないとそうそう減らなくなった。図太くなったんだよな。たくましくなったと言おうか。

しかしもう中年期、肥満よりもおそろしいのがそれに伴う筋力低下だ。もともと筋肉量はかなり少ない。高校時代、美術の先生におまえの重力に逆らわない体型は中世ヨーロッパの働かず動かない貴婦人が讃えられた美しさだとか(真偽のほどは知らない)褒められながら笑われたことがあるので、おそらく若いころから。そんなんだから体調不良があって症状を検索するとだいたい筋肉量を上げることが改善策のものばっかりで嫌になる。なんだかもう、ちかごろ冬が寒くて仕方がないし、緩勾配の坂でも自転車で登れない。

もういっそ肥満が美と富の象徴である、それはそれは紫外線の強い国に娶られて、「ジャバフの奴ぁ、あんなガリガリでなまっちろい嫁さんもらっちまって!」とか嘆かれたい。そうと決まればはやく迎えにきておくれ、未来の夫ジャバフよ。誰よ。知りませんけど。
2014-04-14

やわらかいうどん党

カテゴリー: 日記
伊勢うどんをはじめて食べたときの感動といったらなかった。福岡のうどんも食べてみたい。わたしはゆでうどんを圧力鍋で煮こむ。うどんにコシなんていらない。コシのあるうどんもそれはそれでそういう食べ物として好ましいが、うどんが食べたいとおもったときはそうじゃない。ぶよぶよのうどんが食べたい。しかし気軽に入れるチェーン店といえば釜揚げうどんばかりではないか。

八丈島のそば屋さんの鍋焼きうどん。
明日葉と島唐辛子が乗ってる。


鍋焼きうどんもそう。写真のように麺はぶよぶよ天ぷらもぐずぐず卵は半熟。海老天なんて入ってなくていい。雑なかき揚げでいいしなんなら天カスでいいくらいなんだけどそれだと食べてる最中に散らばってしまうのでなんなら固めときましょうか、衣。ぐらいの心意気で充分だ。

ぶよぶよのうどんが食べたい。帰宅が終電だったのとスーパーの惣菜売り場で仕方なく買った蕎麦をすすりながら虚しく思った。
2014-04-13

あたまばっか使ってもしかたがないが

カテゴリー: 日記
訃報が届きお別れに行って、なんとも寂しい気持ちで帰宅すると今度は別のところから妊娠のお知らせが届きよろこばしい気持ちになる。感情の処理が追いつかずにいるのか、なんだかふしぎな気持ちに覆われる。命というのは本来すごくシンプルなものなのだろうな。わたしはどうやって取り組んでいくのかしら。ネットには殺人犯の弟が自ら命を絶ったニュースが流れる。
2014-04-11

20140410新宿末廣亭上席

カテゴリー: 日記
楽日。途中から。

ストレート松浦 ジャグリング

柳亭左龍 長短

橘家蔵之助 蛇含草

ぺぺ桜井 ギター漫談(いつもの)

柳家喬太郎 幇間腹

三遊亭吉窓 半分垢~寄席の踊り(なすかぼ)

松旭斎美智・美登 奇術

柳家喜多八 替り目

柳家小袁治 犬の目

林家正楽 紙切り(・花魁道中・かぐや姫)

三遊亭歌之介 勘定板

柳家喬之助(歌奴代演) 宮戸川

すず風にゃん子・金魚 漫才(婚活バスツアー・アニマルエクササイズ)

春風亭一朝 芝居の喧嘩

桂南喬 子ほめ

和楽社中 太神楽

川柳川柳 ガーコン



いつもそうなんだけどとくに末廣はあとから思い出そうとしてすっかり抜けているときがある。これはもしかしてわたしがいつも桟敷に座って、椅子席よりもぼけーっと聞いているからではなかろうか。吉窓と小袁治があやしい。だいたい替り目と犬の目とか似たような名前が続いてるなんてあやしい。あー逆だったような気がしてきた。いやこれ逆だな。やり直そう。

吉窓 犬の目~なすかぼ
小袁治 半分垢


喬太郎はちょっと痩せてきた気がする。痛風の薬飲んでるとか言ってたから食事制限で痩せたとかだったらいいんだけど病気だったらやだな。金魚ちゃんがあたまに花を咲かせてるうえに日の丸立ててランドセルつけて「入学式」って札までつけててなんかうそみたいにツボに入ってしまい爆笑してしまったためか、すごいサービスしてくれた気がする…。

夜はずっと食べたかった春野菜の天ぷらを食べに行こうって出たのに、入った店に野菜はなにがありますかと聞いたら、アスパラガスとかたまねぎとかしいたけとかって言われてしまった。「たまねぎ、おいしいですよ」って言われても。たまねぎはおいしい。わかってる、わかってるけどそういうことじゃないんだよ。
天ぷら不発でやけくそ。たこやき食べてまずいけど愛されてる老舗と評判のハンバーグを食べてブックオフで大量にまんが買って帰宅。すげーさむかった。
2014-04-08

140408上野鈴本演芸場

カテゴリー: 日記
前座 柳屋花どん(花緑門下) 道灌

春風亭一左 だくだく

古今亭文菊 四段目

春風亭一朝 短命

林家正楽 紙切り(花まつり・うぐいす・医は仁術)  

橘家文左衛門 手紙無筆

春風亭百栄 露出さん

ホンキートンク 漫才

古今亭菊之丞 片棒

アサダ二世 奇術

春風亭一之輔 藪入り



久々の寄席でたのしかった。菊之丞、そんな好きじゃなかったけど今日のでいいなあとおもった。見ていくうちに印象が良い方に変わってくることがあってそういうときすこし嬉しい。しかし今日のは肝心の三男までいかなかったけど片棒でいいのかな。一之輔は3月に湯島で聞いたときとおなじでなんだよーっておもってたけどやっぱ泣く。おすしたべて帰宅。


歌舞伎好きの友人から文七元結の感想を求められる。わたしは芝浜でも感動できないのでとうぜん文七元結で感動するはずもなく、一口に人情噺といっても登場人物全員の気持ちも行いもすべてわたしには理解できない。調べてみるとあれは圓朝が田舎侍に江戸っ子気質を見せつけるために作った噺でそのために行き過ぎた描写になっていると読んで(Wikipedia)納得した。そして江戸っ子って圓朝って嫌なやつだなとおもった。
2014-04-07

肉とか

カテゴリー: 日記
職場の近くでおいしいものを食べた。







自分でいうのもなんだけど、ぼくはほんとうにごはんを食べる才能があるなあ。じつは保守的なところとか固定観念が強すぎるところもあるけれど、積極的に食べないものこそあれ食べられないものはないし、なにより腹八分目で止むことのないガッツがある。あたってもくじけない。

食べられないものがないとか言うと、じゃあ虫も食べれんのとか聞いてくるやつがいるけどわたしは虫を食べる文化圏にいないし。自分の狭い食文化で食べたことある虫なんてイナゴ止まりですよどうせ。

韓国旅行でポシンタンを食べようとしたら店のおばちゃんにすごく嫌な顔をされてカルビにしなさいって言われたんだけど、どうしても食べたいって言ったら「…だってこれワンワンよ?」と仕方なく打ち明けられて、もちろんそれを承知の我々はワンワンオッケーと答えたら態度が一転してえらく喜ばれた。店員さんが全員集まってきて、おいしい?おいしい?と聞いてくるし、奥の座敷から客のおっさんが出てきてビールをおごってくれたうえに記念写真を撮ろうおまえのカメラでおれを撮れとかいう。ソウル五輪あたりを機に、観光客には隠すようにしているとか、現在は現地の人間でも食べない人が多いとかなんとかも聞いたことがある。

つまりなにが言いたいのかというと、もしもそれをおいしく食べようという場に面したらわたしは虫だって食べるよってこと。
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