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からあげ日記

 
2010-02-17

抜け出せてよかった。

カテゴリー: 日記
この季節になると嫌でも思い出すのが大学入試。

落ちたらお先真っ暗・・・その悲壮感で1月~受験が終わる
3月までなんともいえない悶々とした日が続いたのを思い出す。

この試験は選別の試験。

ブランド大学に群がる受験生に対して、この大学にふさわしい学力があるのか無いのか?
入学試験というフィルターで「ろ過」され、基準を満たしたものだけがパスできる。

今は大学全入時代というが、それは低学力でも入れるお粗末な大学の話。

早稲田、慶応、上智はもちろんのこと、関関同立や明治、青山、立教、中央、法政。
国立大学ならセンター試験75%以上の得点で2次試験に文系でも
高2までの数学を課す大学は少子化の今でもなかなか入りにくい。

難しいからこそ価値がある。

もちろんそう言った大学出身者は社会や経済に大きく貢献してきた歴史と実績もある。
単純に入試問題が難しいだけではないのは当たり前。


一般的に、手に入りにくい物事に対して人々はそれなりの価値を見出だすものだ。

それがプレミアであったりブランドって言葉になる。

よく言うブランド物もそうだ。貧乏ではなかなか手が届か無い。
(一般的な)人が簡単にいくらでも手に入れられるならブランド力はない。

いくら品質が良くてもお値段が手ごろで年収400万以下の世帯でも難なく買える・・・
となってくると、なかなかステイタス見たいなものは感じられないからだろう。


ユニクロのジーパンがそう。プレミアムジーンズは、かなりいい素材らしく、
あるブランドジーンズでは2万円ほどで販売しているような生地を惜しげもなく使用して
お値段4000円くらいらしい。すばらしいと思う。


でも・・・


確かに物はいいけど、ユニクロはユニクロ・・・
部屋着(大量生産品)って感じしませんか?

ブランド物を日常的に手に入れられるようになったとき、
やっと庶民から抜け出せたような気がした。


人間に話し戻して、

いくらブランド力のある大学出ててもリストラや就職難に遭い、
年齢別の年収で平均以下なら、中卒でも年収1000千万円超えの方が、
そう言う大卒より経済的な実力は上なんですよね。


どこの学校を出ようが、社会に出てからが本番の勝負。
そこで生きがいを感じながら、収入も同じ世代よりも上。
だったらそれで十分。不自由なく生活できてるならそれでいいと思っていた。


でも、やっぱりちょっと違う。


大卒でも今後も平均以下の収入しか得られないなら中卒年収1000万以上
の方がすごいと思うけど、年収が均衡してくると、大卒の方が何か人間の
質的な良さを感じてしまう。

雰囲気、文化的教養、物事のへ取り組み方、言葉の発し方、話の聞き方、人との調和・・・
数えだしたら限が無いけど、僕は大卒の方が良く感じてしまう。


先に出てきた有名な大学を卒業していない大卒女子でも、結婚希望の
条件で、年収が高くても中卒や高卒を希望しない人が多いのは、ある
程度の年収があれば、後は人間の質を求めるからなのだろうか。


お金がそこそこ稼げて、人柄の良さはあって当たり前、その上、
学力も人間の質の重要な条件であり、ブランド力になっているのだろう。


これを上っ面だけ見ているという人がたくさんいるけど、そう言う人ほど学力の低い、
或いは学歴の低い、年収も500万円以下場合が多かった。
あくまで僕が出会った人たちの経験ですが。

仕事が終われば、パチンコや飲み屋、競馬や風俗・・・
創造していく文化ではなく、時間・金を浪費する頽廃的に日常を過ごす人たち。

なんか、教養というか文化というか、そんなかけらも無い余暇を過ごす人が、
特に高卒の製造業に勤めている人には多かったような気がする。

大学時代のアルバイトと資格取得するまでの生活のつなぎのアルバイトで出会った人たちだ。
その中には、リストラや工場閉鎖で、もしかしたら派遣村直行の人もいるだろう。

不景気の度にリストラや配置転換を気にして、ビクビクしながら上司の顔色見て、時間に追われ
生活に追われ、住宅ローンに追われ・・・それでも○○電器(電機)、○○自動車等の社員だと
言う事だけで不思議なエリート意識をもって生きてる。


ただの製造要員なのにね。


今、本当に抜け出せてよかった。そんな世界から抜け出せて本当に良かった。
これからは自分ブランド力を高めるためにがんばろう。