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寄り道、道草、遠回り

日常には役に立たないことばかり?

 
2007-10-06 17:38:44

「クジラを捕って、考えた」、著者川端裕人さんを読む

カテゴリー: 独り言
最近川端裕人さんの本を多く読んでます。
今まではフィクションを読んでたけど、
たとえば、「夏のロケット」や、「The S.O.U.P.」、「せちやん―星を聴く人」など。
この著者のフィクションはなかなか面白い。
かなり綿密な取材をして書いているようで、
文中に素人(私みたいな)が気付くような矛盾が見当たらない。

で、今回の「クジラを捕って、考えた」はノンフィクション。
実際に1992年に著者が半年間調査捕鯨の船に乗って見たもの。

世界の捕鯨に対する考え方や、実際に捕鯨に携わる人の考え、
何がいいのかは著者は結論付けていないけど、
読者に問題意識を持ってもらいたいと言う感じで終わっている。

今まで、私自身、<反捕鯨主義(特に欧米)の主張なんて、
鯨油を取るだけでクジラを殺しまくってたのに、
手のひら返すように主張を変えるなんて、そんなの受け入れられるワケないじゃん>などと思ってたが、
この本を読んで少し、ホンの少しだが、意識が変わってきた。

ただ、書かれたのが95年。今は2007年。
今の時勢に即していない面はあるかも・・・

文中で「考えるよりも見ろ」との文言がありました。
ハッとさせられました。