再び枡野俊明さんの『50代を上手に生きる禅の知恵』から 引用させて頂きます。 「表面的な条件ばかりに目を向けないで 自分にとって本当の意味でふさわしい相手を探すことです。 話をしていて何となく心地がいい。 自分の本音を隠さずに言うことができる。 何となく生活のリズムが合っている。 そういう相手との縁を大事にすることです。 特に50歳を過ぎてから結婚を考える人は 表面ばかりを見てはいけません。 表面的なものに目移りするのは30歳までです。 互いに人生経験を積んでいるのですから、 互いの心を知る努力をすることです」 どうですか。身に沁みませんか。 タイトルは前回に合わせましたが、今回は「戒めの言葉」ですね。 表面的な条件ばかりを見ているかどうかは、 自分では気づきにくいような気がします。 お見合いなどで初顔合わせをした後で女性が断る場合、 理由として意外に多いのが「服装がダサすぎる」なのだそうです。 これを聞いた時、「そんなことで?」と言いたくなりました。 さすがにステージ衣装のような派手すぎる服や 背中にドラゴンが刺繍されてるジャンパーだったら 戸惑うかもしれませんが。 自分が相手に対して絶対に嫌だと思うことも、他の人からしたら 「そんなことで?」と驚かれるような表面的で些細な問題なのかも しれません。 嫌なことを我慢する必要はないでしょうが、そのせいで すごく合うはずの人と親しくなるチャンスを逃してるとしたら あまりにもったいないですね。 |