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happy

草花や自然を見たり、時折お城めぐりなどして、気になる一枚を撮影しています。

 
2009年08月08日(土) 01時00分37秒

偶然? 運命?

カテゴリー: happyログ
読書好きの私は毎晩本を読んでからべッドに入る。

あ~、もうこの本も読み終わってしまった。

これまで読み終えた本は本箱に入りきらず、今にも崩れそうな山になっている・・・

明日は街の本屋に行ってみよう・・・(∩_∩)

(ポチッ)

パソコンの電源を入れ、最近書き始めたWebでの日記を書き込み、ベッドに入る。


翌日仕事を終え、帰宅途中に街の本屋へ

今日は人が少ないな・・・

さてどんな本にしようなか・・・

とある作家の棚に目が留まりタイトルを見ていると人の気配が・・・

気配が実在に変わるとそこにはOL風の若い女性が・・・

晩熟の私は別の本棚に移動

この作家か・・・

読んだ作品ばかりだな・・・

未だ読んでないのは、エーッと・・・

するとまた気配が・・・

さっきの女性だ・・・

そっと1人で本を探したかったので、一度外に出てちょっと一服・・・( ̄△ ̄)y─┛.。o○

そう言えば、先日日記のコメントに薦められた本があったな・・・

確かその作品は

作品のある棚には先ほどの女性が・・・

作品を手にしようと手を伸ばすと、ほぼ同時に彼女の手が・・・

「どうぞ」と彼女の口から優しい声が

私も「どうぞ」と返すと

「いえいえ、どうぞ」と彼女

何度も繰り返してはと思い、私は本を手に取り笑顔でお礼を言った。

すると少し強張っていた彼女に笑みが毀れた。

ほのかにミントの香りが・・・

可愛いな・・・

晩熟な私ですが勇気を出して話しかけてみた。

「本がお好きなのですね」

「ええ、あなたも・・・」

互いに笑顔で応えていた。

「先ほどから探している本が一緒のようですね」

彼女がコクリと頷いたように思えた。

「本ありがとうございました」とお礼を言い私は本屋を後にしました。

数日して本を読み終えた私は再び街の本屋へ

本棚を散策しているとそこには先日の女性が・・・

笑顔で軽く会釈し、本を物色

するとまたしても彼女が・・・



そんな偶然が何度か繰り返された時、私は彼女を食事に誘いました。

読書好きの2人には話題が絶えず多いに盛り上がりました。

その晩、彼女との出会いを日記に記すとメッセージが受信されました。



「初めまして・・・

その本屋が○△□書店なら、その女性は私です。」

えっ、こんな偶然が・・・

その後彼女とは、本屋でデートする日々が続いています。






※こんな出会いがあったなら…