会社は風邪だらけである。 まだ二日目なのにすでに 体調不良で欠勤者も出た。 年末年始で9日間も休んでとはいうけれども 元に戻るまでは一週間はかかりそうだ。 自分もあまり体調はよくないし 日中は、鼻水がぶりかえしてきた。 ティッシュがなんぼあってもたらん。 Dr.Xには診てもらってないが 風邪やったら医者に行っても なんか役にたつのかいな。 自然に治すというのか 食べて、寝て、働いてというか リズムをつくって生活することやろな。 まだ二日目なのにすでにきつい。 今日は、早く帰れたことであるし さっさと寝よう。 アルコールも呑んだし 胃を消毒して 寝るぞ。 なんか マッコリというのは なんぼでも呑めそうなのが こわいな。 ヤクルトみたいな乳酸菌が ウイルスと戦ってくれるだろう。 |
初日はきつい。 リハビリやな。 また風邪がぶりかえそうな。 気配である。 今日は早く寝よう。 でも早く寝ると 自分の時間がない。 その配分である。 食事、お風呂、ネット。 一日の配分を円グラフにしてみないと。 半分は会社であるから。 そもそもお金が必要でなければ こうはならん。 山の中に入れば 誰も助けてはくれん。 野宿でもして子供とお母さんは ようがんばった。 山の中では金はあっても 自動販売機もないしコンビニもない。 金は役にはたたん。 そういう環境の中で どう生きるかである。 お金を上手に運用するのは 都会のヒトである。 日本経済新聞を読んで 文化的なナウな生活を 享受しておる。 山の中では役にはたたん。 そのあたりのバランスを どうとるかやな。 とにもかくにも 初日は体が慣れてないし 締め切りの問題もあるし 神経を遣った。 その辺は都会人的な感覚なのだ。 でもそんなのは 山では気象を読み解く 技術のほうが 大切だ。 山をなめちゃいなんというが 気象にもっと敏感にならんと。 |
とうとう最後の休みになってしまった。 起きるのも昼というわけには 明日からはできない。 体力アップということで また山登りを再開してみたが 山を登ると呼吸が楽である。 鼻のとおりがよい。 ただし汗をよくかく。 シャツ一枚+ジャンバーだけれども 途中で汗で濡れたために ジャンパー一枚で 山を登る羽目になった。 よく知っている山なので 頂上まであと10分の所の 日がよく当たる岩場の木に シャツを吊るして 下山の際に乾くのを期待して 登っていった。 一月といえど この寒さの中を 遭難して死んでいく人も何人もいる。 そういうわけの中で 防寒着も持たず、非常用の食料も持たず なんにも持たずに 山を登るなんて 無謀であるけれども 低山であるし 日が照れば山を登っていれば 汗だらけになってしまう。 とにもかくにも 綿の素材は駄目である。 速乾性の素材でないと。 帰りにシャツを回収したけれども 風で飛ばされていて ぜんぜん乾いてないので 首の周りに巻いて 下山することにした。 山は本当は無計画に登るものでないが 散歩ついでに登ったという感じである。 しかし新年そうそう 登山者と何人も すれ違ったけれども まあ装備なんかしている ヒトなんかいなかったな。 自分と同じような スタイルで 楽チンハイキングって いう感じかな。 |
イモ類を食べてみたくなった。 焼き芋を自分でつくりたくなった。 簡単らしい。 「あんのう芋」を買ってみて あとはトースターで 40分である。 サツマイモと違って粘りがある 甘い味らしい。 「安納芋」って 小さいサイズもあれば 大きなサイズもあるが 試してみたのは 小さいサイズである。 大きなサイズだと トースターではたして火の通りが うまくいくかである。 芋類を食べてみるというのか 簡単な調理であるからだ。 トースターの上に置いて 焼くだけであるから。 サツマイモはこういかないだろう。 中身が綺麗にはたして焼けるだろうか。 なんで「あんのう芋」を買ったか。 スーパーの入り口に 「特売品、訳有り品」と書かれている。 なんで訳有りなのかは 形が崩れているとか不揃いとか 表記されているけれども 大きすぎるからだと思う。 売れてないのは これでは 焼き芋にするには大きすぎるからだ。 とにもかくにも 焼き芋を作ってみて こんなに簡単に出来るとは。 ただしトースターって 1000wであるし 電気を結構食うし エアコンとIHと色々使うと ブレーカーが落ちてしまうな。 焼き芋つくるのも 実はコストが かかりすぎかな。 でも味はとろみと甘みで おいしいのである。 |
正月三が日が明けて ようやく三社参りに出かけてきた。 県内では有名な神社のために 正月に出かけると 何時間待っても参拝できないところだ。 今回は正月明けということで 参拝者もずいぶんと減っていたが それでも駐車場は満杯御礼である。 風邪の調子はだいぶ良くなった。 暖かい日差しである。 そういうわけで昼の散歩がてらの延長なのだ。 もう街はほぼ普段の風景である。 まだお休みのところもかなりあるが。 自分もそうだが あとわずか二日間の休みになった。 どうしてこうも 風邪に悩まされるのか。 体力が落ちてきたのだろう。 マスクも外してみた。 喉にここちよい風である。 だいたい合わないマスクをしているからか。 175mmx90mmのサイズを買ったが 大判サイズであるし 全然顔に合わないのだ。 ワイヤーは鼻の形に合わず 横の頬にも微妙にラインが合わない。 お徳サイズだの、徳用だのにひっかかった。 65枚入りなんか買うものでない。 安くて高品質なのもあればいいが。 ハズレもある。 そう安くもなかったが。 これからインフレというのか 株価上昇というのか 全体的にモノの値段が上がっていくらしい。 鼻の形に合わないというのか 日本人の顔に合わせてホントに 設計されてんのかな。 アジアンモンゴロイドは 鼻は扁平だし 鼻の形に合わなければ 顔の横にも隙間が出来るし マスクの効能もなくなってしまうのだ。 顔に合うマスクと買うのも むつかしい。 どうやって風邪を治すか。 寝る。 食べる。 ミカン、生姜湯。 |
いつのまにやら 世間は正月明けになっている。 デパートやスーパーも 三日になればたいてい開いてきたし 行くところがないヒトは そんなところに行くのである。 行ってみればナニカあるに違いない。 行ってみれば餅つき大会である。 それも餅つきを芸にしている。 ただただ餅つきをするだけでは 面白くない。 餅つきをしながら杵を空中に放り投げて 器用に両者で交換したりと アクロバティック餅つきである。 どこかのお店の宣伝なのだろうが 何屋さんなのか はっきりしない。 屋号だけで宣伝されてもな。 つきたてのお餅を 配るということで これまた行列である。 しかるに この寒空に行列か。 しばらく待ってみたものの いっこうに行列はすすまない。 まあいいか。 と行列を離れて 家に帰って 餅を焼いて ゼンザイを食べた。 あと三日間の休み。 明日から早起きして 体を元に戻さねばな。 風邪がなかなか完全には 治らない。 |
風邪はようやく峠をこえたようだ。 鼻つまりもいくぶん楽になってきた。 夕方から散歩をしてみた。 特にどこかに行きたいというわけでもない。 ただただ夕日に向かって歩くのみだ。 夕日が暮れるまであとわずか 一時間半くらいしかない。 そう時間は残されていない。 自分の人生もそう残された 待ち時間ではなくて 持ち時間はそう長くない。 走ってみる。 とぼとぼと走ってみると なにやら 呼吸が楽になってきた。 鼻のつまりもよくなってきた。 なんでやろうか。 歩くよりも走るほうが 呼吸が楽なのだ。 ただし、ふくらはぎがやや 痛いというのか重いというのか あとシューズの長さがあってないのか クッションが悪いのか 着地の際に 足がずれるのだ。 長距離は走れないだろう。 まあ今年は 少しでもいいから走ろう。 一緒に走れるパートナーは 居ればいいが いなくても 基本的には 独りである。 独りの時間。 これって 残された独身時代の 持ち時間なのか それとも 結婚時代への 待ち時間なのか。 |
正月一日目は 寝正月である。 なんだかきついのだ。 風邪である。 鼻詰まりである。 きつい。 寝る。 起きる。 郵便局に行って年賀状を買う。 去年の年賀状が余っているが どうすればいいか聞くのを忘れた。 年賀状って一枚50円。 いつまで続くのかこの習慣。 街は人通りも少ない。 お店は閉まっているし。 正月というのは 寝ているのがいいのかも。 風邪をひいても急患センターくらいしか 開いてないし。 温泉でも行ってみたい。 生姜湯を飲んだけれども あまり効いた感じはしない。 鼻水がとおりはよくなる方法が 必要だ。 |
大晦日の晩に 風邪をおして散歩をしてみた。 もうお店も閉まって 幽霊のように人通りが少なくなっている。 スーパーに行けば 正月用品は半額になって主婦が 買い占めようとしている。 そんなに食べるの。 静かな晩である。 静かに雪が舞ってきて 大晦日の晩にふさわしい演出である。 風邪でなんのために外出したのか。 甘酒でも買おうか それとも生姜湯でも買おうかと 思ってスーパーをうろうろしたけれど なんだか半額に群がる 主婦たちを見ていると 自分もさもしい感じがして なんでこんなところに 来てしまったのだろうかと 思って何も買わずに立ち去る。 別のスーパーで 正月から開ける所は 正月飾りつけに忙しい。 いずれにしても この正月というのは だいたい市場はお休みであるから 従来あるものを 安く売るだけだろう。 風邪をひいて三日目である。 歩いてきついだけである。 なんでこんなきつい目にあって 行進しないといけないのか。 今、読んでいる小説は「野火」である。 屍の累々と積み重なり 米軍の速射砲がはなたれたる中を 腹をすかし、自分にたかる 蠅や蚤とともに泥の中を 行進していくのだ。 誰も助けてくれない。 仲間は自分は死ぬから 死んだら食べてもいいよと ひそかに死んでいく。 人の肉を食べても生きていく。 そんな小説を読んでいると 大晦日の闇をさまよいたくなった。 |
歩くのもなんやし ちょっと走ってみようか。 走らんかい。 とそろそろと走ってみた。 スローペースなジョギングである。 外は寒いけれども 汗が出ているのである。 汗が蒸発すると かえって寒さを感じてしまう。 スロージョギングならば まあなんぼでもいけそうかな。 膝の負担を考えないといけないから 無理せんようにせんといかん。 なんで走るのか。 走りながら考えていると 佐川急便が歩いている。 もう50を過ぎているだろうか。 おばさんである。 佐川急便には負けたくない。 少し自分のほうがえらくなったようだ。 まあ相手は職業として 常に走っているのだ。 こちらは休みの日に ヒマをつぶすように走っているから 比較にはならんけんど。 とにもかくにも すこしずつ走ろうと思う。 タイムは一時間で7kmくらいにしたい。 タイムにこだわらずに とにもかくにも継続的に続けたい。 と風邪引き坊主は思うのだ。 |