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mambo奮戦記

 
2011-09-02

殺意を抱いた日

カテゴリー: 日記
ツーリング二日目

今日の
目的地は宇奈月温泉。
峠道を走る予定は無い。

ちと寂しい。

新潟駅近くの宿をあとに
一路、富山県へ。

北陸自動車道に乗る。

天気は上々、
でも風が強い。

『此処はいつも風が強くてライダー泣かせだなぁ』

左を見る。
何処までも田んぼ!

右を見る。
何処までも田んぼ!

左右に広がる緑の絨毯。

道脇の柵もガードレールではなく、ワイヤー。

だだっ広い田んぼの中に
曳かれた一本の線。

防音壁を
設ける必要も無い。

『こんな景色、珍しいよな。 似た場所はいっぱいあるけど規模が違う。』

それにしても、
天気良すぎ。暑っちイ。

『アイツに近付いて走ったら天気悪くなるかな
(笑)』
 ↑↑
(ジンクスの積極利用)

『今日の道程、打合せしてないし、引っ付いて走っとくかぁ』

すると天気がちょびっと
曇った?気がする(^^)v

米山SA手前
前方のXJ1200から合図!

『給油休憩するかい?』

『まだ早いよ、次でイんじゃね!』

米山SA、パスしました。

暫く走るとよく見る風力発電機の3枚羽根が怖いぐらい速く回ってた。

『あの風車、輸入品だよな』

等と考え事しながら走ってたら交通の流れが突然悪くなった。

高速道路なのに
時速60km/h汗々

『何だ何だ事故かぁ?』

違ってました。

赤い回転灯常備した
白黒の車が渋滞の先頭!

みんなその車の前に出られません。

パトカーを認識した
車達が突然車線変更を
カマしてくれちゃいます。

『危っぶねーな(~_~;)』

オイラ達の間にも割り込み車多数有り。

『おっ、あいつ(XJ1200)パトに並んじゃったよ、どーすんのかな? お手並み拝見♪』

すると我がVmax君、
走行中にエンスト。

ガス欠です。

慌てて予備タンクに
切り替え汗々汗々

追い越し車線を走っていたけど何とか後続車に迷惑掛けずに済んだかな。

速度が戻った所でトンネルに突入。

『あれぇ、あいつ居ないじゃん。どうやってチギッたんだろう? 羨ましい』

私を含むパトカーの後続車両、みんな迷惑顔。

『早くどっか行けぇ~』

軽く殺意をもよおす。

イライラを
抑えて走る事数km。

やっとパトカーが名立谷浜で降りるべくウィンカー点滅。

空かさずアクセルOPEN!

しかしミスに気付いた。

『( ̄□ ̄;)!!今の出口、
SAも一緒じゃん汗々 
此処で給油しとかんとヤバいんちゃう?』

SAからの本線合流路を逆走しようかと一瞬考えてしまいました。

『取り敢えず
次のPA迄走ろう』

蓮台寺PAに入る迄、トリップメータとにらめっこしながら超エコラン運転。

『やっぱりPAじゃ
ガソリンスタンド無いなぁ(T_T)』

地図をじっくり確認。

次にガソリンスタンドがあるSAには辿り着けないと判断せざるを得ないげっそり顔

『あのパト、
 こ・ろ・す(-.-")凸』


ツレからメールが着信していた。確認すると宇奈月温泉の宿泊先駐車場に集合とある。
此方は糸魚川で高速道路を降りて給油する旨をMailTo

ラッキーな事に降りて直ぐガソリンスタンドが有りました目がハート顔

速攻で高速道路に乗り直し越中境PAでメールチェック。

すると丁度着信した。

何とツレは10km先の
入善PAに居ると判明。

急いで此方の現在地を送って越中境を出発しました。
しかし
入善PAに到着するもツレの姿は見えず(T_T)。

ヤツと離れたお陰で
天気はピーカン。

『此処の駐輪場、日陰無いなぁ。これは、オイラ見捨てて先を走ってる。間違いない!』

結局、
宿の駐車場で合流。

バイクと荷物を預け
それからは観光タイムが始まりました。

この時で
正午少し前でした。



宿のサービスでトロッコ始発駅に送って貰えた。

黒部峡谷のトロッコ電車
どんなだろう楽しみだ。

取り敢えず乗る前に腹ごしらえ。

久々に昼から生ビール飲みましたよ。旨かった親指サイン

食事後、電車の時間まで辺りを散策。

その時に仲の良さそうな老夫婦が坂道を上って来ました。

見た目、80歳位。

老紳士は足元から服装からバイクに乗っていそうな出で立ち。

老婦人は普通の服装、
老紳士の腰にあるベルトに手を掛けて上り坂の負担を軽くしていました。


ツレと
想像してしまいました。

『あの歳だけど、バイクだよな?』
『ハーレーかな?』
『陸王だったりして』
『バイク支えれるか?』
『舟付きでバックギヤがあったら楽勝でしょ。』

『バイカーの理想だな』
『ええなぁ』



宿の夕食を食べながら今日の出来事を整理。

パトに殺意を抱いた。

トロッコ列車に乗っかって景色に感動した。

欅平で丸々一時間歩いて疲れたけど楽しかった。


色々あったけど
あの老夫婦が一番印象に
残ってる。


『どんなマシンに乗って来たのか確かめておきたかったなぁ!』