愛の夢分析 時間に間に合わない-

恋人のいない浩子さんが見た夢をご紹介しましょう。

「私はどこかに旅行に来ていました。家族と一緒に来たようでした。今回は、たくさんの荷物を持ってきたんです。三日経って、帰るときになって荷物をしまおうとしたら、あまりにもたくさんの荷物だったので、帰りのバスが来る時間だというのに、あれもこれもたくさんのものがまだ箱に詰め終わっていないんです。見ると、私の家族のような子どもたちが自宅からたくさん持ってきたタオルさえもしまっていないので、イライラしてきました。このバスに乗り遅れると切符が無駄になるので、お金がまたかかります。周りには家族とおぼしき人たちがのんきにしているのですが、私はただ黙って、必死に荷物をしまおうとしています」

どうやら浩子さんはとても世話好きのようです。「家族とおぼしき人たち」とは、実は浩子さんが勝手に家族と思っている人たちであって、本当は他人です。浩子さんはいつも心の中で「もし、誰かがなになにを忘れてはいけないから、私が代わりになになにを持ってきてあげよう」と相手の生活レベル(タオル)までのぞきこんで世話しているようです。そのために、自分のことがおろそかになっています。

現実の問題として、浩子さんも実はこの傾向に気づいていて、それをやめたいと思っているところでした。しかし、どうしてもうまく止められないのです。それで、帰りのバスが来る時間(世話好きを止めようとしている)が来ているのに、荷物が多くて(世話していた人たちが多くて)自分の思うようにいかず、自分のエネルギーが無駄になっています。そして、大切なチャンスもつかめない状況に陥っています。

そこで、浩子さんにアドバイスをしました。
「あなたに恋人がいないのは、もし恋人ができれば、あなたが恋人の世話に振り回される気がするからですね。そのくらいなら、最初から決まった人がいないほうがいいと考えているようです。
人の世話をすることで、人とかかわろうとするのではなく、マイペースに生きることを学んでください。そのためには、自尊心を高めることです。自分一人の世界を持ちましょう」





心理セラピスト 宮崎なぎさ 解説:心理セラピスト 宮崎なぎさ

「思考が現実化する」という理論と心理理論を組み合わせたユニークな心理講座を開催。
恋愛、仕事、人間関係、才能開発、子育てなど、さまざまなテーマのセラピーを行う。
(株)アクエリアス・ナビ代表。
アクエリアスナビ



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