マイブームというほどではないが、最近You Tubeで秦基博の歌を聞いている。 聴いてて心地よい。 カバー曲も多く歌っていて、その中で大江千里の「RAIN」という曲がある。 彼の持ち歌のような強いインパクトはなく、特に目新しさはない曲だが、この曲は新海誠監督のアニメ映画「言の葉の庭」の主題歌となっている。 監督はかねてから大江千里の曲を好んで聴いていたようで、どうしても主題歌にしたかったらしく、この映画封切りに合わせて秦基博にカバーを切望、依頼したようだ。 早速どんな映画か視聴してみる。 タイトルの言の葉・・は、言葉ではなく言の葉と表現しており、映画の印象を柔らかくして、つまらない日常に趣、情緒といった効果を加えているように感じられる。 内容は日常でありそうな出来事を描いたものだが、アニメ映像であってもリアルさへのこだわりがある。もっともこだわったのが雨の風景・シーンで、アニメ作品とは思えない映像美は特筆ものだ。雨雫の描写などみると雨に対する新海監督の思い入れが尋常でないと 感じられる。 宮崎駿監督の世界以外にも、こうゆうアニメ映画もある。 ということで今日もPVを見ながらこの曲を聴いているのでした。 (足の型を取るのに履いている靴をぶらんと脱いでそっと差し出すシーンに色気を 感じてしまうのでした。 ・・・印象的でした。) |
自責 ただ正直に言えなかった。 理由を考えて偶然を装い、そっとドアを開ける。 中に入る前はいつもなんだか照れくさい。 本当はちょっと会話したい気があるが、無理に喋らなくても構わない 紳士的に気取ってはいるが、役に不相応の3流役者では滑稽でかっこ悪い。 あいにく道化師になれない自分がいる。 ここに来るのは今日が最後。とうとう本当のことは話せなかった・・・ 一度連絡したついでに話そうとしたが、彼女は病床に伏せていて世間話で終わった。 言い訳がましい自分がいて嫌になってくる。 元々病弱だったが、病院にいる分けは説明が難しいといって話してはくれなかった。 もう話そうと思っても伝える事ができない。当時とは何も変わってない記憶。 明らかに変わったのは鏡に前にいる色落ちした姿だけだ。 |
直接見て感じなければ分らないことがある。 (阪神淡路大震災の記憶) 東日本大震災。まだ現地行けずじまいでいるが阪神淡路大震災のことを思い出す。 当時、今と違って世の中、少なからず活気があった。 Uターン直後だったが神戸は最初に就職した土地で関西系の同僚も多くいたこ ともあり、全く縁遠い土地ではなかった。 ある早朝に震災のニュースが飛び込んできた。 この日本中をゆるがせた災難に、少なからず日々の状況が気になっていた。 元々、思い立つとすぐ行動に移してしまう性分で、一度行ってみることにした。 みかんと菓子をリュックに詰め込んで、休日、車で現地に向かった。 たしか舞子の手前まで車で行って、公園のそばに車を置いたと思う。そこから電車で神戸に向かい、いけるところまで進んだ。大阪方面へは交通網が中断されていたので神戸手前で電車を降りて、バスで神戸の中心街である三宮に向かった。 三宮到着後は歩いて街の様子を見回った。あまりの変貌にただ唖然とした。 のどが渇いていたがガード下で配布されるコーヒーなどもちろん手をつけるわけに行かず、ずっと我慢して市内周辺を観察した。 折角持参したリュックサックの中の食べ物を何処に渡していいか分らず、集会所らしき場所にそっと置いた。それから写真を撮ってまわる。当時撮ったフィルム写真は未だ所在不明でカメラと共に紛失したかもしれない。 ただ見た事もない街の惨状とそれをしばらく見ていた自分が記憶に残っているのみだ。 もっと被害の大きな東北大震災についても一度現地に行って、この目で見ておきたいという願望が強い。この欲求に特別な意味は見出せないが、たぶん単純な好奇心か安っぽい同情心からくる自己満足なのかもしれない。 |
本日検診とかけて献身?な世の夫たちの叫び声を! 生保サラリーマン川柳の現在の入選作から紹介 まずはサラリーマンの切実な問題から 「家族割り あるのに妻と 通話なし」 「領土権 我が家はみんな 妻のもの」 「家事停止 望むは妻の 再稼動」 「我メイド 息子ワイルド 妻ワイド」 「家のこと 嫁のブログを 見てわかり」 「妻と子に 話しかけたが ひとり言」 「営業に 連れて行きたい 嫁の口」 「妻の言う うちのルンバは 俺のこと」 「部下にオイ 孫にホイホイ 妻にハイ」 「スマートフォン 妻と同じで 操れず」 (妻ーとフォンより 昨年度) 「すぐキレる 妻よ見習え LED」 「父の日は 昔ネクタイ 今エプロン」 「インターフォン 佐川男子に 声かわる」 「会社より 家出されたい 肩たたき」 なんとも悲壮感が伝わってくる・・・夫と言う職業も大変なようで その他入選作より 「風呂にいた ムカデ叩けば ツケマツゲ」 「LCC 缶コーヒーかと 上司言い」 同じような事で実際にあったこと 「年配に 「ヤッホー」何ぞと 聞かれても」 (yahooのことらしい) 「悩み事 話すはスマホの コンシェルジュ」 締めの一句 パネル報道に一言 「紙めくり 楽しんでるは あなたがた」 妻子持ちにエール 「妻、嫁と ストレスあるが ない悩み」 ちゃんちゃん・・・お粗末でした。 |
様々な思いを胸に新年があけました。 暮れにやってた田原総一郎の朝までテレビを見ていると、最近の雇用環境についての話題について議論されていた。 この不況下にあいまって企業の若者採用が一層減っている一方、即戦力の採用は増えてる らしい。なんでも新卒採用から戦力になるまで教育などに投資するより、経験を積んだ即戦力の方が企業にとってありがたいとのことだ。 以前、日本は入社から定年までが当たり前のような風潮があったが、雇用関係に対する考え方も変化している。若者はせっかく会社に入ってもすぐ止めてしまうことも多いらしい。ドライな考え方も増え、昔のような「石の上にも3年」に違和感を持つ者も増えたのかもしれない。 思い起こせば、最初に会社勤めを始めた頃、会社の誰かにとりあえず3年は我慢するように言われたことがある。そのまま6~7年努めたが結局Uターンという形で転職してしまった。それからしばらくは同じ会社に勤務した。 転職理由は人それぞれ違うが、サラリーマンにとって会社の選択はある面でお見合いのようなものでもある。結婚してみないと分からないことも有るし簡単に思うように行かない事もある。 でも結婚前には双方を理解するための時間や準備は必要な気がする。 ある程度の経験を積むと自分のやりたい事、周囲が見えてくる事がある。 会社との関係で双方がやりたい事と求める事が一致できたり近ければ最良で、最近このようなことを第1として仕事・会社を考えるようになってきた。 幸いこのような環境があり、現在思考中である。(といってもほぼ決定してるが) たいしたことはないが、環境変化の際は出先のリポートなどできればと思う。 |
暑中見舞いとしては珍しく手紙が届いた。 以前の会社の後輩で年に一度年賀はがきを取り交わす程度の付き合いだ。 年賀はがきといっても、根っからの不精ものなので相手からのはがきを受け返信するばかりだが・・・ 送り主とは年に数回電話を交わす関係でだったが、年々こちらが素っ気無くなって今でははがきにお互いの近況報告を書き記しているのみだ。 現在、彼は地元である関西に戻って波乱万丈?の生活を送っている。 結婚当初は1児をもうけ夫婦関係はうまくいっていたが、そのうち別居生活を送るようになった。 もともと男性としては気の優しい性格の方で、本人談によると奥さんは税務署勤めで、かなりきつい性格で精神的にまいってたらしい。 そのうち入院するようになり別居に至ったとのことで10年以上離婚をめぐって裁判・調停を繰り返し、ようやく数年前に長年の終止符がついた。 (当初彼曰く、長年別居状態で離婚したいがずっと拒絶されていたとのこと) その彼の手紙を開けてみると、この度本を出すのでよろしくお願いしますとの内容だった。 なんでも1万人の応募者から選ばれ、全国版で出版されるそうだ。 確かに東京の出版社だがメジャーなところでなく、書版部数の少ない。 書店を覗いて有れば購入も考えたが、どうも地方に置くだけの発行部数はない。 本の内容は本人の臨死体験を交えた手記で、当然近くの書店に置いてあるはずも無く、また興味がない事もあって購入には至らなかった。 この原稿を書く前、彼は何度か自殺を試みているが全て未遂に終わっている。 その原因が悩み事であるのか、病気によるものなのか計り知れない。 しかし生きていれば人生何があるか分からない。 最近いじめの問題による自殺などこの手の話題も多いが、なかなかいい解決方法など見当たらない。 その中で長い目で人生を楽観視したり、今までとは違う方向に発想を切替えたりして人生を楽しんで付き合っていくことも一つの手段ではと考えたりする。 |
連日高速バス激突事故について報道されている。 亡くなられた方及び家族の方には、納まりのつかない不幸な出来事だ。 しかしふと考えなくてはいけない事がある。 値段の安さの裏には代償とするリスクがある。 ある報道でバス運転手が自分の家族には長距離バスに乗せないという人がいた。 当然・・・であるとか、・・・は大丈夫、といったこととは別に、危機管理に対する意識をもたなくてはならない。 一時話題になった中国製食品の異物混入の問題、安物買いの銭失い的な(若い頃、安くて珍しい時計を集めていたがすぐ故障していた)ことなど、品物が安いから買うという意識だけではなくなってきた。 また、話題となったAIJ投資の事件を考えると、未だにこの手の話に騙される人も多く自己防衛をしっかりしなくてはならない。(この世にうまい話などないと考えた方がいいし、そもそも、いい話など人に教えることなどない。) 一ついえるのは安全、安心も対価として考えなくてはならないということだ。 このご時世、とにかく安いものだけに目を向けるのも仕方ないが、安さの裏に何か理由があると考えた上で選択する必要があると思う。 海外で国内線には乗りたくない。色々理由はあるが、一つに中古の払下げ機を利用しているところ。時間を費やしても陸路で移動していた。 また、価格競争の激しいファミリーレストランなどの残り物流用の問題など関係者しか分からないことなども多々ある。 あまり過敏になると選択が減る事となるが、リスクと価格の天秤は意識した方がいい。 自分の身を守るには危険・リスクを避けたり、遠ざかる選択をすることがなにより回避手段と感じる。 |