ここのサイトのとある方の日記を読んでいて、ふと学生時代のころを想いだしました。 
 
ある年のこと、 
朝一であるにもかかわらず、なぜか嫌いな英語の講義に一日も遅刻することなく、真面目に勤め上げた・・はずだったのですが、試験直前の最終日、どうしてもハズセナイ用事ができてしまい、友人に代返&ノート取り、(試験時にノートの提出というルールがあったため)を託し、その後試験を受けてみると、その件が露呈したらしく、見事に「採点拒否」のお知らせが・・ 
その後は、どう申し開きをしても無駄で、結局翌年、再受講となり、しかも学部の移転が関係して、教育学部の講義の教室に工学部の学生が一人という悲しい状況になってしまいました。 
 
その時の教材が、エドガー・アラン・ポウの「赤死病の仮面」でした。 
ポウは、子供のころにいくらか親しんではいましたが、自分の境遇も相まってか、その作品の不気味な印象は強烈で、以来、ポウの作品を意識するようになりました。 
 
ポウといえば、「刑事コロンボ」の秀作「別れのワイン」の中で、犯人の所有する醸造会社のワイン蔵の中で、 
コロンボ: 
”ポウの小説でありましたね・・ワイン倉に閉じ込められる奴・・” 
犯人: 
”アモンティリャード” 
というやり取りがあります。これは「アモンティリャードの樽」という作品で、復讐を企てる男が、相手がワインに目がないことを利用し、”うちのワイン樽を見に来ないか”といって誘い出し・・・という怖い話なんですが、やはり印象的ではあると思います。 
 
と、そうこう想いだしてるうちに、どうしてもワインが飲みたくなり、近くのコンビニに走り、今一杯目を飲みながらこの日記を書いています♪ 
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