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ユウキ日記

ありふれた日常を、感情のままに描ければ…

 
2010-11-23

ツナとみかん畑

カテゴリー: 日記


燃えるゴミ

燃えないゴミ

空き缶、空き瓶

ペットボトル

そして猫。


コンビニの入口の左隣りに、ごみ箱が四つと猫が一匹並んでいた。


目が合うと、ニャーニャーニャー。


「ちょっと待っててね。」


状況と雰囲気と人に慣れてる猫は、ニャーと一言だけの返事をした。


僕は猫舌だけど、豚まん食べて、初対面の世渡り上手猫には、ツナ缶。


「美味しい?」


返事はないけど、唸りながら食べていた。


「食べてる間でいいから、話しを聞いて…」


丸いケーキ。

海外旅行。

お船デート。

固いおにぎり。

君だけの記念日

消えた短冊。

田舎のレストラン。

禁句の北海道。

湖と君。

七不思議の日。

老後のみかん畑。

君より二日間、長く生きる。

生涯傍にあるキンチャク

そして…また仲良しな世界。


「今日、大好きな人に振られちゃったんだ…」


猫ちゃん、呼びかけてくれてありがとう。

猫ちゃん、ツナを食べてくれてありがとう。


「君の食べてる時の写真が好きだから一枚撮らせてね。」


タイミングよく、ニャーと鳴く世渡り上手な猫。


タイミング悪く、声を隠し泣く不器用な僕。


そんなタイミングで、想い出す君は、僕の隣でニコニコしながら肉まんを食べていた。


「昨日の肉まん二つで、少し体重増えたかな?」


去年より笑ってくれた回数が増えた事に感謝します。


僕のようなおバカさんに、三年間も夢のような未来を沢山想像させてくれてありがとうございましたヾ(≧∀≦)ノ