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ユウキ日記

ありふれた日常を、感情のままに描ければ…

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2009-09-01

思う根拠

カテゴリー: 日記


不思議な事かもしれないけれど、何かをして貰う事で、相手を「愛する」事はないと思う。


不思議な事かもしれないけれど、「愛される」より、「愛する」方が満たされると思う。


不思議な事かもしれないけれど、「愛」は失ってからピークがやってくると思う。


不思議な事かもしれないけれど、性格の違う二人の方が「愛」は大きくなると思う。


不思議な事かもしれないけれど、僕の「思う」には、何の根拠もないと思う。






不思議な事かもしれないけれど、彼女から「愛する」を感じるようになってきたと思う。


2009-09-03

どれかひとつ

カテゴリー: 日記

いつも君に会いたい

いつも君と話をしたい

いつも君とメールをしていたい

毎日、どれかをひとつを

叶えてくれてありがとうごめんなさい





キラキラキラキラキラキラキラキラ☆


2009-09-13

エンディング

カテゴリー: 日記


いつも日記を
読んでくれた人へ…


少し、世間からズレ考え方を書きますが、誤解しないで下さい。




これから先も、彼女への念いは変わりません。




~~~




別れる理由を話さなかったので、彼女から質問がきた。


①仕事の事で?


②二月まで待てなくなって?


③私の事が信じられなくなって?


④性格の不一致を実感して?


この中でどれが一番近い?




僕は、


②僕の人生でよければ、全てをあげる。


③僕の人生で、君だけは信じる事ができる。


④君の性格は、今まで知り合った人の中で、1番付き合いたい人。




毎週、

食事の予約をして、君が選ぶ服を買い、帰りに君と家族へのお土産を選ぶのが楽しみだった。


君だから、「僕なりの贅沢」をする事ができた。


しかし、君とのデートが出来なくなりました。


僕の年収が600万から400万になったからです。


僕は贅沢をしない人だから、僕だけなら充分に暮らしていけるし、君がいてくれるだけで、他の何よりも幸せです。


しかし、君と過ごす時間の質を落したくもありません。


僕の実力が足りなかったのに、君は今まで傍にいてくれた。


今日が最後のデートになります。


理由も、正直に話してきます。







神様、彼女と引き合わせてくれて、本当にありがとうございました。


    2009年9月13日


2009-09-15

ラストデート

カテゴリー: 日記



「おはよう。」




「おはよう。」




最後のデートは、いつも通りはじまった。


いつも、バンソウコウと携帯電話しか持ち歩かない彼女が紙袋を持参していた。



「その紙袋はなに?」



「あなたが前に、私の作ったおにぎりを食べたいって言ってたから…」



約束事を大切にする君の、君らしい行動だと思った。



「朝早くからご飯炊いてくれたんだ。ありがとう。」



「ご飯は、昨日の残りなの。」


おにぎりが乾燥していないか…なんて、気にしない、気にしない…



「じゃあ、今からシートを買いに行って、前に計画した通り、若草山に食べに行こう。」



「ダメ、お昼のコース予約してるし、おにぎりは持って帰ってね。」



時間がたてば、おにぎりがカピカピになる事を丁寧に説明しました。



と、いう事で、近くの公園で頂く事になりました。



「具は何が入ってるの?」



「昆布とふりかけなの。」



几帳面な彼女らしい、正三角形をしたおにぎりでした。







「具がはみ出ないように、強く握ったから固いかもしれないよ。」



「君が作ったおにぎりだから、そんなの関係ないよ。」



「どう?」



小さい頃に初めて握ったおにぎりって、握り加減が分からなかったし、とにかく三角形にするのに全力を注いでいたら、おにぎりがカチカチになっちゃって、今食べてるおにぎりって、こんな感じだったような…


僕の為に、慣れない事してくれたんだと、とても嬉しかった。


けど…



「握る時に、塩を使わなかったの?」



「えっ?おにぎり作るのに、塩って使うの?」



彼女がおにぎりを出す時に、

『私だって、おにぎりくらいは作れるのよ』

と、誇らしげに言っていた言葉が、頭の中でこだました。


そう言えば、二、三ヶ月前に彼女との会話で、


「ツナって、マグロなの!!」


って、目を見開いて驚いていたっけな…


デートにおにぎり持ってくるタイプの彼女ではないから、胸がいっぱいになった。


最後のデートだと知って、苦手な事に時間を費やしてくれたんだね。


君は人を本当に愛した事がないと言うけれど、今朝してくれた事は、愛する入口なんだよ…



小さめのおにぎりだったけれど、ギュウギュウに握っていたから、お腹もいっぱいになった。



「ごちそうさまでした。今までで、1番嬉しったかもしれないな。」



「おにぎりも食べた事だし、お昼食べにいこ~」



~~~~~
  昼
~~~~~



お任せでイタリアンのコースを食べていた時、



「私の作ったおにぎりと、どっちが美味しい?」



「う~ん、なんて言うか、うまく言えば、接戦かな。」



~~~~~
 帰り道
~~~~~



大好きな人と過ごす時間は、あっという間です。



槇原敬之さんの歌詞で、別れた彼女に対して、


『君の事が大好きだったから、もう恋なんてしないなんて言わないよ』


と、言ってたけれど、僕は、


『君より好きになる人はいないから、もう恋はしないよ』



楽しかった。



幸せだった。



17ヶ月間、本当にありがとう。



淋しくなっちゃうな…



淋しいな…



淋しい…



「君と今日で最後だから、来週から淋しくなっちゃうな…」



「あなた、ココ・シャネルの映画チケットを先週に買ったって、言ってたから、最後のデートは来週にしようよ。」





何故か、最後のデートが次回になりました。




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