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あっちゃん日記

acchan.comの代表のあっちゃんです。
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2011-02-03

acchan誕生秘話【少年編】

カテゴリー: acchan誕生秘話
こんにちは。
前回に続き、acchan誕生秘話【少年編】をお話したいと思います。

・・・・

右も左もわからないままパソコンを使い始めたあっちゃんは、無事中学生になりました。

今まで1人で孤独に使っていたパソコンですが、中学生になるとクラスの中にもちらほらとパソコンを持っているという友達が現れます。
しかしその頃のパソコンはガラパゴスの象徴的なような時代で各メーカー全く互換性のないパソコンを出していました。
FM-7やPC-6001、X1、MSX、ぴゅう太みんなそれぞれ全く違う環境なので友達同士でゲームを借りて遊ぶこともできませんでした・・。
その頃のゲームを思い出すと、惑星メフィウス、ハイドライド、ちゃっくんぽっぷ、ブラックオニキス、テクザー、イース、ザナドゥ、信長の野望、ああ懐かしい。(皆さんもやっていたゲームありますか?)
確か信長の野望はBREAKキーでゲームを途中で止めることができました。
止めるとソースが丸見えで、パラメータを変更して自分を強くしたら全くつまらないゲームになってしまいました・・・。
ある意味これは絶妙なバランスが考えられていたんですね、反省。

そしてその頃になるとBASICだけでは飽き足らずアセンブラを勉強するように。今だとCがありますが、当時はそんなものはありません。一部ありましたが中学生にはとても高くて買えません・・・。(数万円くらい?)
なので1人黙々とアセンブラの本を読みながら試行錯誤で勉強です。
アセンブラのいいところはとにかく速いこと。CPUは2MHzですが、アセンブラはほんとクロックサイクルにあった高速動作で動いてました。
そしてそのころに大好きだったRPGを自作してみようと考えます。
アセンブラとBASICでフィールドマップを移動して敵を倒して武器を買って、最後はボスに挑むというものです。
名前は「NOGARD」・・、つまらなそうなゲームですが、当時はゲーム自体が少なかったので自分で作るしかありませんでした。
そのうち、ファミコンでドラクエが発売されたときも、「俺ならこういうシステムにする」ってさらに改良を加えました。
NOGARDの続編ではチーム制を導入し、戦闘も戦場マップモードになって戦う形にして、武器や魔法にも属性をつけ、頭・腕・体・足毎に体力値も持たせ、BGMや効果音も自分で作って、どんどん本格的な作りになっていきます。
(ゲームを作るときはドット絵のキャラクターエディタとかも事前に作っていました)
そうして「NOGARD」シリーズは結局4作目まで作っていました・・・。
しかも、最後のボスのHPは1000兆くらいにしてましたね。(^^;
ドラクエが発売されるたびにライバル意識で作っていました。

しかし!!
なんとこのゲーム遊んだ人は5人くらいです。(つまらないからじゃないです!)
当時はインターネットもなく、そもそも同じ機種のパソコンを持っている人もほとんどいません・・・。
そのため家で何ヶ月もかけて作った大作のRPGも遊んだのは一部の友達だけでした・・・。
それでもうれしかったというのはある意味すごいパワーがあったんでしょうね。(^^;

また、RPG以外にもアドベンチャーゲームも作りました。(この名前を思い出すのにも時間がかかりました)
勝手に宇宙のどこかの星につれて行かれて、異性人の星で街中や浜辺を探検していくストーリーです。
もちろん完全オリジナル、イラストも自分で書いて(全くかわいくないですが・・)、何十枚もシーンを作りました。
しかもその頃は今のようにマウスもないので、紙に書いたイラストの上にサランラップを載せ、ペンでなぞってそれをTV画面に貼り付けて、カーソルキーでなぞるという作業です・・・。
当然色は8色しかないので、肌色とかは微妙なタイルパターンを研究します。

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こんな感じで色を出すときれいな肌色に見えたりします。(^^;
当時はライバルのアドベンチャーゲームをTV画面の間近で見て、どんなタイルパターンか研究したものです。
進行もコマンドで「ナニヲスル?」って聞かれて「バカ」とか入れるとすぐゲームオーバーにしてました。
このゲームも遊んだのは数人くらいですね・・・。

そんな生活でしたが、中学生の3年生のとき、当時の学校にはパソコン1台はおろか、サークルもなかったので友達とパソコン部を作りました。
数人だけでしたが、ほんと楽しかった毎日でした。

また、その頃はゲームを作るだけでなく、I/Oという本に載っている長大なソースを打ち込んでゲームをすることにも燃えていました。
覚えている方もいるかと思いますが、I/Oは16進ダンプで何十ページもあるようなソースがよく載っています。
しかも字が小さい!
定規をあててもとても指でもなぞれないので拡大コピーをしてからそれを友達数人で分担して入力してました。
16進ダンプの入力には専用のソフトを開発して、キーボードのテンキーをA-Fにして入力する毎日でした。
学校から帰ってパソコンの前でずっと16進を黙々と打ち込んでいる様子を後ろからみていた親はさぞ不安だったことでしょう・・・。
慣れると、だいたいアベレージ256バイト5分でした。そのうちほかの事を考えながらも入力できるようになり、ある意味いっちゃってますね。

・・・・・・・・・

ああ素敵な少年期ですね。
もうだいぶ長くなってきたので今日はここまで。
次は高校編です!(^^;